なにをやっているのか
リアルタイム遠隔就労プラットフォームの『JIZAIPAD』の開発を軸とし、時空を超えて働くことができる世界を目指す
JIZAIEが入居するビジネス・イノベーション・スペース、Inspired.Lab。大企業とベンチャー企業が同居するスペースで新規事業の拡大にむけ切磋琢磨する。
現場を「自在空間」へデジタル化する。独自技術とAIを統合した『現場OS』の展開
私たちは「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」をミッションに、物理的制約の大きい現場をデジタル化し、遠隔からの業務を可能にする「現場OS」を開発・提供しています。
東大稲見研発の高度な映像圧縮伝送技術とAI解析を組み合わせ、以下のプロダクト群を通じて「現場に行かなくても働ける」環境を構築しています。
・JIZAIPAD(映像管理・AI解析ソフトウェア)
複数拠点の映像を一元管理し、遠隔からの迅速な判断・記録を可能にするプラットフォーム。自然言語で指示できるAI解析機能を備え、安全管理の自動化も実現します。
・JizaiEyes(固定型ネットワークカメラ)
屋外対応で設置が容易な「現場の目」。建設・製造現場の遠隔監視や遠隔臨場を手軽に実現し、常時の見える化をサポートします。
・JizaiHands(ウェアラブルカメラアプリ)
作業者視点の映像をリアルタイム共有。遠隔からの技術指導や教育を可能にし、熟練技能の伝承や安全管理を効率化します。
これらを統合した「現場OS」により、映像を見るだけでなく、遠隔からの操作・制御までを一気通貫で提供。鈴与様などの大手企業への導入も進んでおり、物流や建設、製造の最前線で「次世代の働き方」への変革を加速させています。
なぜやるのか
『移動の制約をテクノロジーで突破し、エッセンシャルワーカーに自由な選択肢を』
リモートワークが当たり前になった現代でも、現場に赴く必要があるブルーカラーやエッセンシャルワーカーの方々は、依然として物理的な距離や環境の制約に縛られています。
これが深刻な人手不足や、労働環境の固定化を招いています。
私たちはテクノロジーを「人間を代替するため」ではなく「人間の可能性を最大化するため」に活用します。
遠隔就労が当たり前になれば、
・熟練者が1日で複数の現場を回り、若手に技術指導を行う。
・身体的理由や家庭の事情で現場に行けない方が、自宅からプロフェッショナルとして活躍する。
・危険な場所での作業を、安全なオフィスからリモートで行う。
そんな「時空を超えた働き方」を社会実装することで、誰もが自分らしく、情熱を持って働けるインクルーシブな社会を創りたい。
それがジザイエの原動力です。
どうやっているのか
多様な専門性を持ったチームで事業推進を行っています。
JIZAIEが入居するビジネス・イノベーション・スペースInspired.Lab。大企業とベンチャー企業が同居し切磋琢磨しながら新規事業の拡大を目指す。
私たちは、東京大学 稲見昌彦教授が率いる研究室からスピンアウトしたスタートアップです。
「すべての人が時空を超えて働ける世界」を空想で終わらせないために、ビジネス・技術・社会実装の三位一体で、日々現場の変革に挑んでいます。
■ アカデミアの知見を「社会の共有財産」へ
東大稲見研スピンアウトとしての私たちのアイデンティティは、単に「大学発」という看板にあるのではありません。
技術や知見を、いかにして「現場で活用される形にしていくか」を探求していくところにあります。
私たちが主宰する「遠隔就労研究会」は、現場を持つ企業、実際に働く人、そして研究者をつなぐオープンなプラットフォームです。
立場を超えて対話を重ねることで、技術が独り歩きするのではなく、社会に真に受け入れられる実装のあり方を周囲を巻き込みながら推進しています。
■ 現場の「手触り」を大切にする開発スタイル
「現場OS」を作る私たちの主戦場は、オフィスだけではありません。
ヘルメットを被り、建設現場や港湾、製造ラインへと足を運びます。
実際に機器を設置し、通信環境が不安定な中での挙動を自ら実証しています。
また、現場作業員の方々からの「ここが使いにくい」「もっとこう見たい」という生の声は、何よりも貴重な開発指針です。
ヒアリングから設置、現場検証までを自分たちの手で手がけることで、我々が持つ技術を現場で使用できるレベルに押し上げていきます。
■ 多彩なバックグラウンドと「自律した挑戦心」
チームには、リクルート、SONY、三菱電機、あるいは気鋭のスタートアップなど、大小様々な組織で経験を積んできたプロフェッショナルが集結しています。
共通しているのは、「今までにないサービスを創る」という不確実なプロセスを楽しめる挑戦心です。
全員が自分の領域のスペシャリストでありながら、常に知識をアップデートし、試行錯誤を繰り返す。
定例会議では、異なる視点を持つメンバーがフラットに意見を出し合います。
同じ業務を担当する人が少ないからこそ、多角的な議論が生まれ、それがジザイエ独自の解に繋がっています。
■ 私たちが「We are Positrons」を掲げる理由
私たちが大切にしているValueの一つに、「We are Positrons(常に陽気であれ)」があります。
これは単なる楽観主義ではありません。
前例のない挑戦には、必ず困難やトラブルがつきものです。そんな時、どんよりとした空気ではなく、物事をポジティブに捉え直すマインドセットこそが、停滞を打破する最大の原動力になると信じています。
「困難が起きたら、即座に話し合い、理性的に建設的な解決策を見出す。そして決まったら即行動。」
このリズムが私たちの強みです。お互いが気持ちよく、最高のパフォーマンスを発揮するための「合言葉」として、ポジティブな空気感を大切にしています。
■ 現場から生まれる「ボトムアップの進化」
組織の仕組みも、現場のメンバーの声をきっかけに変わっていきます。
例えば、開発効率を高めるための「AIツール利用補助制度」。
これも「よりスピード感を持ってプロダクトを届けたい」というメンバーの提案から、ボトムアップで導入が決まりました。
「We are Owners(当事者であれ)」という言葉通り、制度もプロダクトも、自分たちの手でより良くしていく。そんな手応えを感じられる環境が、ここにはあります。