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【退職エントリ】6ヵ月のインターンシップを終えて思うこと

自己紹介

はじめまして、ジョインハンズスポーツ(以下JHS)で2023年4月から2023年9月までインターンシップをしておりました大学2年生の粟津 祐登(あわづ ゆうと)と申します。

今回は私がJHSで6カ月間インターン生として活動をして感じたことを中心に記事を執筆しました。

拙文ではございますが、スポーツ業界を目指して就活に励んでいる皆さんや長期インターンに興味がある大学1,2の年生の皆さんにとって少しでもためになる記事になるよう丁寧に執筆いたしましたので、是非最後までご覧いただければ幸いです。


長期(?)インターンに参加した理由

自己紹介でも述べましたが、私は現在大学2年生です。私が通っている大学は2年生の春学期まで全員が同じ学部で学び、秋学期からそれぞれの学部に進学するという少し特殊な制度の大学です。

そのため進学に必要な単位数(2年生の春学期まで)が定められており、2年生の春学期は自由な時間が非常に多くなります。

「そんな時期をただ遊んで過ごすのはすこし勿体ないな...」と思った私は長期(?)インターンを始めることにしました。当時の自分は恥ずかしながらインターンに関する大した知識もなく、「とりあえずインターンやっとけば成長できるでしょ」という浅はかな考えで応募したことを覚えています。

ここで長期(?)とわざわざクエスチョンマークを付けているのは「6ヵ月だと長期とは言えないんじゃないか...?」とこの記事を執筆している際に思ったからです。(インターンを始める際は「1年ぐらい活動しよう」と思っていました、6ヵ月で辞めることになった理由は後述します。)


インターンシップ先を選ぶにあたって

そうして私はスマホとにらめっこしながら長期インターンを探し始めました。ここで長期インターンに興味を持っている大学1,2年生にお伝えしたいポイントがあります。

それは「好きなことを軸にしよう」です。

長期インターンは非常に多くの募集があり、ある程度業界や職種を絞って(=軸を持って)探す必要があります。

そこで私が大切だと思うのが、「将来の自分より今の自分のことを考える」ということです。

就職と違ってインターンはあくまで学生生活の一部の時間を使って経験を積む場です。だからこそ、将来その仕事に就くかどうかに関わらず、今の自分が好きなことに関係する業界のインターンに応募するべきだと思います。

実際、私がJHSでインターンをした一番の理由は「スポーツが好き」ということでした。自分が好きな野球やバスケに関わる仕事をしていることを実感し、モチベーション高く活動をすることができました。


業務内容

①各種リサーチ業務

活動をはじめて、まず取り組んだのがリサーチ業務です。リサーチのテーマは非常に幅広いですが、私が特に印象に残っているのは国際大会のスポンサーリサーチです。

スポーツが好きで普段から現地で観戦したり、中継を見たりしている人は多いと思いますし、私もその一人でした。しかし、大会のスポンサーに着目している人はほとんどいないのではないでしょうか。

リサーチを通して、スポーツの各種大会を支えているスポンサー企業の狙いや活動していく中での工夫など、ビジネスとしてのスポーツの奥深さを知ることができました。

②記事執筆

活動期間中に通常業務として任されたのが、記事執筆です。JHSが運営するスポーツ業界のインターンシップ総合メディア「スポーツインターンシップユニバーシティ(SIU)」に掲載する記事を執筆しました。インターンやスポーツ業界に関する記事を中心にオリジナル記事も何本か執筆させていただきました。

この業務は4月から通して行ってきたもので、執筆した記事の本数を数えてみたところ、他の執筆者の記事をリライトしたものを含めると27本もありました。

最初の記事執筆では記事の本文の始め方もわからず、リサーチから執筆完了までに2日かかってしまったことを鮮明に覚えています。

そこから、記事作成のコツについて書いてあるサイトで勉強したり、人気の記事を書くライターさんの記事を参考にしたりして、自分なりに改善していきました。

記事執筆業務を通して、今後どの業界でも活かせるような文章力の基礎を身に付けることが出来たと同時に、記事執筆のためのリサーチでスポーツ業界の現状や将来の可能性についての情報を手に入れ、それについて自分の考えを深めることができたと感じています。

③企画・新規施策考案

何度か任せていただいたのが、イベント内容や新規施策を一から考える業務です。任された内容と類似した企画や施策をリサーチし、それを参考にしながらアイデアをひねりだしていきました。

元からこの類の業務はあまり得意ではなく、実際JHSでの新規考案の業務もあまり手ごたえはありませんでした。しかし、インターンをしていなかったら避けて通っていただろうゼロイチの業務にトライできただけでも貴重な経験になったと思います。

④現場稼働

夏ごろから複数回現場での業務に参加させていただきました。リアルタイムで色々なことが進行していくため、普段の業務より緊張感が増し、とても新鮮な体験となりました。

また、イベント全体の活気や参加していたお客さんの表情を見てリアルイベントの意義を改めて実感することができました。


学んだこと

全て書くととんでもない文字数になってしまうので簡潔に一つだけ書きます。それは「同じ方向を向くことの大切さ」です。「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というアフリカのことわざがありますが、まさにそれを体現するような環境でした。

JHSでは週初めに定例があり、そこでそれぞれのタスクや目標達成度などを共有しています。この定例があることでそれぞれの状況を全員が把握することができ、共有不足によるミスを生むことなく、効率的に業務が進行しているように感じました。

また、JHSの皆さんが普段している仕事のほぼすべては社内で完結するものではなく、社外の方と協働で成立するものです。私がオフィスで業務をしているときは常に誰かがオンラインでのミーティングに参加しており、業務が円滑に進むように社外の方ともコミュニケーションを密に取っていることを実感しました。

現場稼働でも、参加してくださる選手やお客様のことを第一に考え、同じ目線で「どうしたら満足度の高いイベントになるか」を考えることが成功のコツだと感じました。


将来のこと

初めのほうでも書いたように、当初は1年ほどインターンを続けるつもりでした。しかし、最終的には半年で活動を終了することになります。

その理由は単純に「学業が忙しくなったから」です。(「後述します」ともったいぶった割には普通過ぎる理由ですが...)

4月当初に進学を予定していた学部とは異なる学部に進学することになった結果、授業が想定よりも多くなってしまい、最終的に活動継続を断念しました。

今後は大学で人文地理学を学び、将来的にはアリーナ・スタジアムといったスポーツ施設を中心とした空間デザインに携わる仕事をしたいと考えています。


スポーツ業界での長期インターンシップに興味のある皆さんへ

「スポーツ業界で働く」と一言で言っても、実際には様々な働き方があります。そのため、まずは自分がスポーツとどのように関わっていきたいかをよく考えましょう。そして、行動しましょう。行動すれば、何かしらの「気づき」が得られるはずです。

改めてJHSでの6ヵ月は、仕事じゃないと触れることのないスポーツの側面に触れることができ、好きなものをもっと好きになった6ヵ月でした。最後までご覧いただきありがとうございました。


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