こんにちは!常光 採用チームです。 本企画では、社員の1日に密着。1日に沿って、職場の雰囲気や業務内容をお伝えします。
今回密着するのは、メーカー事業部 営業職の S.Tさん。始業から終業までの流れ、そして仕事の醍醐味について教えてもらいました。
※本記事の内容は、2026年3月公開時点のものです。
目次
施設ごとのニーズに合わせて、医療を支える機器を提案
🔽S.Tさんのとある外回りのスケジュール
【内勤】週明けのタイミングでまとめてデスクワーク
【外勤】訪問は1日5〜6件。価値ある情報提供で信頼を築く
【社内コミュニケーション】対面でなくても連携できる仕組みがある
知るほどに面白さが増す、医療機器メーカー営業
施設ごとのニーズに合わせて、医療を支える機器を提案
ーーまずは、現在の所属部署や業務内容について教えてください。
私は医療機器メーカーの営業として働いています。所属する大阪営業所の管轄エリアとなる大阪・兵庫・京都といった近畿圏を中心に医療施設を訪問し、検査関連機器および透析関連機器の提案・販売をすることが主なミッションです。
施設ごとに異なるニーズや課題に向き合いながら、医療現場の声を丁寧に伺い、医療を支える機器を安心してお使いいただけるような提案を心がけて、日々の業務に取り組んでいます。
🔽S.Tさんのとある外回りのスケジュール
【内勤】週明けのタイミングでまとめてデスクワーク
ーー営業職は外に出ていることが多いイメージですが、デスクワークはどのタイミングでしているのでしょうか?
基本的には、週明けや祝日明けのタイミングでデスクワークをしていますね。「その週にやるべきこと」を整理しながら、事務処理や各種確認作業をまとめて行います。緊急対応を除けば、必要なデスクワークはこのタイミングで一通り終わらせるイメージです。それが終わったらお客様先に出かけていきます。
ーー週のはじめにお客様先に訪問するための準備を終わらせていくんですね。具体的にはどのようなことをしているのでしょうか?
たとえば、製品資料や見積もり作成などを進めています。また、その週にデモで使用する製品については事前に動作確認を行い、問題がないかをチェックします。そして、確認後は社用車へ積み込んでおくんです。
【外勤】訪問は1日5〜6件。価値ある情報提供で信頼を築く
ーー外回りでは1日何件くらいの医療施設を訪問するんですか?
1日に5〜6件ほどの医療施設を回ることが多いです。訪問の際に診療や業務の流れを妨げないよう、時間帯を意識しながら訪問しています。
ーー訪問前にアポイントを取っていくんですか?
基本的には、訪問前に必ずアポイントを取るスタイルではないですね。もちろん、責任者の方にぜひお会いしたいときや、時間を取ってしっかりお話ししたい場合には、きちんとアポイントを取るのが大前提です。とはいえ、1日に複数件の訪問を予定していることも多いため、あらかじめ決まっている訪問先を軸に、同じエリア内で周辺の病院を回るなど、状況に応じて柔軟に動くようにしています。
ーー訪問先ではどのような会話をされることが多いんですか?やはり自社製品の説明がメインになるのでしょうか?
病院によってお話しする内容はさまざまですね。たとえば、新規で訪問する医療施設では、いきなり自社製品を説明するのではなく、まず「どのような測定機器を使われているのか」「他社の機器も含めてどのように運用されているのか」といった点を丁寧にヒアリングすることから始めます。そのうえで、常光の機器でお役に立てるポイントがあれば、少しずつご紹介していく流れです。
一方、すでに常光の機器を導入いただいている医療施設では、お使いの機器の調子や使用感を伺ったり、タイミングに応じて更新機器のご説明をしたりします。日頃のお困りごとがないかを確認しながら、長く安心して使っていただけるようなフォローが中心です。
また、午前中は医療施設がとくに忙しい時間帯でもあるので、その時間は常光の製品を取り扱ってくださっているディーラーの方のもとへ伺うこともあります。ご挨拶を兼ねてお顔出しをしつつ、カタログをお渡ししたり、新製品の特徴について簡単にご説明したりすることが多いですね。
ーー訪問先での会話や振る舞いでとくに意識していることがあれば教えてください。
当たり前のことだと思うのですが、失礼のない振る舞いを徹底することと、いわゆる“営業らしさ”を前面に出しすぎないことですね。新規の訪問では、まずはきちんとご挨拶をして、顔と名前を覚えていただくことを大切にしています。最初から詳しい説明を求められるケースは多くないので、無理に売り込むのではなく、「何かあればまた伺います」という距離感で関係づくりを始めるようにしています。
また、製品の話だけでなく、業務のことや世間話などを交えながらコミュニケーションを取り、「この人なら話しやすい」と思ってもらえるよう意識しています。医療機関は予算の都合もあり、すぐに購入に至るわけではなく、1〜2年をかけて検討されることも少なくありません。だからこそ、時間をかけて信頼関係を築き、本当に必要なタイミングで必要なものを選んでいただく、という営業スタイルを大事にしています。
あとは、訪問時は相手の表情や反応もよく見るようにしていますね。あまり興味がなさそうであれば無理に説明を続けず、カタログをお渡しして早めに切り上げる。その場の空気を読みながら、どう振る舞うのが相手にとって一番誠実かを常に考えるようにしています。
【社内コミュニケーション】対面でなくても連携できる仕組みがある
ーー外回りが中心だと他のメンバーとの連携が難しそうですが、普段はどのようにコミュニケーションを取っているんですか?
直接顔を合わせる機会は多くありませんが、日常的なコミュニケーションはこまめに取るようにしています。業務の進捗や共有事項については、随時連絡を入れるようにしていますし、内容によっては週明けにまとめて確認することもあります。
また、営業所内で開催する勉強会はオンライン参加が可能なので、外回りの空き時間などに参加することもできます。外に出ている時間が長くても、情報共有や相談がしやすい仕組みがあるので、孤立する感覚はあまりなく、チームとして連携しながら仕事ができていると感じていますね。
知るほどに面白さが増す、医療機器メーカー営業
ーー外回り終了後は、自宅で翌日の準備などを行うのでしょうか?
はい。外回りが終わったあとは、週のはじめに作成した「その週のやることリスト」と照らし合わせ、対応漏れがないかを確認します。そのうえで、その週全体の予定や、翌日以降に控えているデモのスケジュールなどに目を通し、「ここまでで今日は終了」という区切りをつけていますね。
退勤後は、基本的には家事をしたり、趣味の時間に充てたりと、本当に普通の過ごし方です。仕事のことは一度頭から切り離して、しっかりリフレッシュするようにしています。そうすることで、翌日も気持ちを切り替えて仕事に向き合えるようにしています。
ーー最後に、医療機器メーカーの営業職として、やりがいに感じていることを教えてください。
この業界ならではの「知るほどに面白さが増していく奥深さ」に触れられることだと思っています。自分が患者として病院を利用しているだけでは、検査室の中や医療機器がどのように使われているのかを知る機会はほとんどありません。ですが、営業として実際に現場に入り、検査室を見たり、製品が使われる背景を知ったりする中で、「こんな仕組みになっているんだ」「ここにこういう工夫があるんだ」と気づくことがたくさんあります。
また、製品ごとの特徴や、それぞれの部門・分野の役割、検査項目の意味などを学んでいくうちに、医療知識そのものにも自然と興味が湧いてきました。勉強すればするほど理解が深まり、「なるほど」と腑に落ちる瞬間が増えていくのが、この仕事の面白さだと感じています。覚えることは多いですが、その分、知識が積み重なっていく実感がありますし、医療現場を支える一端を担っているという手応えもあります。そうした日々の積み重ねが、医療機器メーカーの営業職のやりがいにつながっているのだと思いますね。