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【スクレポ】現場社員が語る!異業種から転職でゲームプロデューサーになった理由とは

スクレポ

こんにちは、スクウェア・エニックス 人事部 採用担当 平山です。
9月に入ってからも暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、スクウェア・エニックスの社員の声をお届けする「スクレポ」。

今回は、個性豊かな社員の中でもひときわ異色の経歴を持つプロデューサー、赤塩裕之さんに
お話をうかがいました。


                        第四開発事業本部 プロデューサー 赤塩 裕之

赤塩さんのこれまでの経歴を教えてください。

よく驚かれるのですが、ゲーム業界に入る前はスポーツジムでインストラクターをしておりました。

幼少よりゲームが好きだったことから一念発起し、シナリオを手あたり次第に開発会社に送りつけるという、やや乱暴な方法でゲーム業界の門を叩きました。ありきたりですが「好き」が転職のきっかけです。

当然、未経験での挑戦となったわけですが、元々個人のブログ(ブログ文化自体がまだ走りの時期でした)でのゲームのレビュー活動をしており、面白いものを面白く他人に伝えることには自信がありました。逆に言えば、そのくらいしかアピールできる明確な武器は持っていない状態でしたので、業界への入り口を振り返ると、本当に巡り合わせだなあと、しみじみ思います。

ゲーム業界に入った当時はまだソーシャルゲームは草創期以前の世界でしたので、コンシューマ系の開発プランナーとしてアクションRPGの開発等に参加しました。

いくつかのゲーム開発・運営会社にお世話になる中で、ブラウザゲームの企画・開発・運営に携わったり、ソーシャルゲーム部門の新規立ち上げに参加したりと、現在に至るためのたくさんのスキルを勉強させていただきました。

その後、当時のスクウェア・エニックスがちょうどソーシャルゲームの仕掛り期にあったことに惹かれ、これまでの成功と失敗を経験的な観点から活かせると感じ、当社への入社を決めました。


現在の仕事内容を教えてください。

「スクールガールストライカーズ2」をはじめ、おもに内製アプリのプロデュースをしております。

予算の範囲内でお客様に喜んでいただけるコンテンツを提供し、かつ、それを利益に結び付け、事業を保守・推進するための全体進行がおもな業務です。

アプリプロデューサーには様々なタイプの方がいるため、一口に「これが業務範囲です」とは言えないことがほとんどですが、私の場合は、スタッフの誰よりもシビアなビジネスの目でサービスと向き合うことがプロデュースの最優先事項と捉え、日々の業務を行っております。

きちんと利益を生み出す事業として成り立って、はじめて作りたいものや伝えたいものが送り出せますし、お客様に喜んでもらえるコンテンツを開発する余裕できます。その当然の事実と、誰よりも正面から向き合うのがプロデュースサイドの義務だと考えております。


                         SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


プロデューサーとして仕事の面白さ・やりがいは何ですか。

仕事の面白さとしては、「噛み合った瞬間」こそが最高に面白さを感じる場面です。

やや感覚的な話になるのですが、たとえば、TVCMやWEBでの盛り上げと、ゲーム内でのコンテンツ施策がピタッとはまった時などは、面白さを感じます。

部署をまたいだ協力や、関係企業様との連携をもって、「ある一点」に向けて仕込んでいた作業の点と点が結び合って、強力な線(ストーリー)としてお客様に届いた瞬間、お客様の反響と事業的なリターンの両方で、充実感のある成功が得られます。単純な数値的成功というのも勿論大事なのですが、それだけでは面白くないので、どういう過程でそこに至ったかを楽しみ、振り返るようにしています。その方が長い目で見た際に、成功の再現性という意味で、より有益な資産的経験になると思うからです。

やりがいとしては、サービスごとの独立性が強いため、定めたゴールに至る道筋(手段)に大きな裁量が与えられる点でしょうか。ゴールに至るまでの道筋に、無限ともいえる手段があります。周りのスタッフと話し合いながら、「やりたいこと」「やるべきこと」「できること」の最適な落としどころを見つけていくのは、大きなやりがいだと思っております。


逆に仕事の厳しさや難しさを感じるのはどんな時ですか。

勿論、楽しいことばかりではありません。

普段一緒に働いている間柄のスタッフ相手であっても、時に厳しいジャッジやオーダーをしなければなりません。事業の成功のために、大をとって小を切り捨てる判断も求められます。

裁量が大きいことの裏返しではありますが、そんなところも含めてやりがいだと感じています。


どんな人と一緒に仕事したい又はどんな人がこの仕事に向いていますか。

「柔軟に考え、動ける人」でしょうか。

たとえば、数字ベースの提案を最上とする人を口説くときは、当たり前ですが数字的な説明準備が必要です。一方で、感覚的な勝算を自分の言葉で語らなければならないときには、必ずしも数字的な説明だけでは足りないかもしれません。物事を前に進めるにあたって、いま必要なものは何か、考えて行動する柔軟さがあると、それが素晴らしい武器になると思います。

あとは、「気にしない人」が向いているのではないか思っています。

というのも、日々の業務の中では、解決すべき課題と、課題っぽく見えるけど課題ではない何かが山のように飛び交います。後者に頭を悩ます時間はありません。それらに対して、さらっと「気にしない」ができるのは、ある種の能力であり、この仕事に向いているのではないかと思います。



これから当社へ応募される方へのメッセージをお願いします。

あえて誤解を恐れずに申し上げますと、ゲーム業界に入る前にやっていたスポーツジムのインストラクターのころと、やってることは本質的に変わっていないのではないか、とすら思っています。こんなこと言うと他のアプリプロデューサーに怒られそうですが(笑)

勿論、業務上要求されるスキルはまったく違うものもありますが、「何か」を求めているお客様に対し、それが何であるかを突き詰めて考え、「これならいかがでしょうか」とめげずに提案を繰り返していくので、本質は同じだと考えます。

ですので、現在、異業種でご活躍されている方であっても、サービスマインドと、折れない心があれば、たとえ未経験であっても将来の活躍は十分に期待できると思います。

ご応募お待ちしております!


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ローカライズプロジェクトマネージャー

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