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複数のAIが互いの利害を自動調整するための検証環境が 国際業界団体「IIC」から承認 ~本テストベッドの参画拡大により、社会実装の普及を推進~

株式会社カブク(以下 カブク)(※1) 、日本電気株式会社(以下NEC)(※2)、Fraunhofer IOSB(以下 フラウンホーファー)(※3)、Korea Electronics Technology Institute(以下KETI)(※4)、沖電気工業株式会社(以下 OKI)(※5)、豊田通商株式会社(以下 豊田通商)(※6)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下 産総研)(※7)と共同で、インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(Industrial Internet Consortium、以下IIC)(※8)に対し、産業用インターネットにおける新しい技術や応用方法、製品・サービス・プロセスなどの有用性を検証していく場である検証環境(テストベッド)として、AI間自動交渉プラットフォーム(Negotiation Automation Platform)を提案し、承認されました。

本プラットフォームは、複数のAI間での協調・連動動作を可能にするAI基盤技術(※9)を活用しています。各システムのAI同士は、取引条件や資源の割り当て・融通方法などを自動的に交渉し、双方の利害を調整できるようにします。

これにより、今後、企業や組織の壁を越えてシステム同士が接続し、より複雑で大規模になると予想される物流・製造を含むさまざまな社会インフラシステムについても、効率的な運用が可能となります。

NECは提案リーダとして本テストベッドを提案し、フラウンホーファー、カブク、KETI、OKI、豊田通商、産総研が参加者として本提案に参画しています。

今後6社は、本テストベッドへの参加者を増やしながら、AI間で自動的に交渉するプラットフォームを国際標準化する活動を進め、製造・物流だけでなく、他の業界にも展開していきます。

詳細は以下NEC様のサイトよりご確認ください。

https://jpn.nec.com/press/201908/20190821_02.html

  • (※1) 本社:東京都新宿区、代表取締役CEO兼CTO:足立 昌彦
  • (※2) 本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆
  • (※3) 参考URL:https://www.iosb.fraunhofer.de/servlet/is/11/
  • (※4) 参考URL:https://www.keti.re.kr/eng/main/main.php
  • (※5) 本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:鎌上 信也
  • (※6) 本社:名古屋市中村区、取締役社長:貸谷 伊知郎
  • (※7) 本部:東京都千代田区、理事長:中鉢 良治
  • (※8) IIC:産業におけるインターネットの産業実装と加速を実現するために2014年に設立。官民パートナーシップで構成された グローバルな非営利組織。
  • (※9) 「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」の研究開発項目「AI間連携基盤技術」に関する国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下 NEDO)の公募事業に採択された研究項目に関する技術。SIPは、第四次産業革命や『Society5.0』の超スマート社会にむけて、さまざまな分野の枠を超えて科学技術イノベーション創造を目指す国家プロジェクト。
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