なにをやっているのか
わら細工の製作販売、米の販売、ワークショップ事業、イベント出展
米俵の製作から始まり、現在はしめ縄やしめ飾りを代表とするわら細工を製作・販売しています。
相撲の土俵に使われる俵も製作・販売しています。
その他、わら細工の講座「わら道場」も運営しています。
なぜやるのか
ミッション:日本伝統のわら細工を次世代に継承する
わら細工は、稲作とともに始まった⽇本最古の貴重な⽂化です。ライフスタイルが変化し、稲作が減少しつつある現代。わら細工職人(※)の数は激減しており、今、⽇本のわら細工職⼈は 数十名ほどで、90 代の⽅がほとんどです。わら細⼯の技術を次世代へ伝えない限り、稲作とともに発展してきた⽇本最古の⽂化は息絶えることでしょう。わらの編み⼿(ない手)がいなければ、神社のしめ縄もお正⽉のしめ飾りも、⼤相撲の⼟俵も作れず、多くの⽇本伝統⽂化は存続できなくなります。そこでわらむは、日本伝統のわら細工文化を活性化させ、価値の高い産業として未来へ継承することを使命としています。
わらむの全ての製品はクオリティが高く、現代の暮らしにゆとりをもたらすものばかり。そこにあみこまれている(なわれている)のは、おおらかな自然界の「気」と「美しさ」です。そして、わら細⼯がいつの⽇か「伝統⼯芸品」となるために、わら職⼈ 100 名が集まる伊那⾕を⽬指して、職⼈の保存会を作っていきたいと思っています。
ビジョン:日本一のわらの会社・神事の会社
古来より神事に使われてきた稲わら。その代表が神社のしめ縄です。たくさんのわらであまれるしめ縄は、神様の通り道。神の領域と現世を隔て、不浄なものが入らないようにする結界です。しめ縄の「しめ」は神様が占める場所を指すとも言われます。わらを神聖なものとして大切に育んできた日本人の心がしめ縄に現れています。
また、1500年前からあると言われる在来種「白毛餅米」のわらを使った、国技「大相撲」の土俵。大相撲も1500年以上ある日本の伝統文化であり、神事に由来しています。
わらむは、これら神事に使われるわら細工を製作できる日本で数少ない職人集団であり、今後、日本一のわらの会社、神事を守り後世に伝える会社として、在り続けることを目標としています。
どうやっているのか
【大事にしている価値観】
◆地域貢献を事業に
日本文化を絶やさないために、農業を活性化させ、地域に貢献することを大切にしています。
わら細工という日本の伝統文化を守ることだけでなく、耕作放棄地を稲わら専用の水田として活用する、また、わらを大量に買い取り全国に流通させるなど、農家が潤う仕組みを作り、事業として取り組んでいます。
◆人を大切に
志あるわら細工職人の育成と、障害者や引きこもりの若者の就労支援に力を入れています。わら細工と農業を通して、現代の日本社会で生きづらさを感じている様々な人の、心穏やかな生きがい創出を行っています。
【働く環境】
◆山に囲まれた伊那谷
雄大な山をバックにして作業所と事務所、提携農家さんの水田があります。
◆畳の上での業務
わらと畳の優しい香りに包まれて業務を行います。
◆様々な人との業務
従業員は2名ですが、業務委託・内職の職人さんを合わせると20名以上の方が関わってくださっています。
職人さんだけでなく農家の方や就労支援の利用者の方と業務を行います。