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なにをやっているのか

人工膝関節です!
参考写真です。もっと古い病院です。
昭和55年の開院以来、リハビリテーションの回復期から維持期を担当すると同時に様々なプロスポーツ選手のリハビリテーションに取り組んできました。地元から離れて入院する選手が多く、そのサポートも重要な役割でした。時代とともに、選手は各地元でスポーツリハビリテーションが受けられるようになりました。当院の役割も変わり、現在は膝の人工関節置換術を中心とした急性期を担うようになりました。群馬北部から新潟南部の方々が少しでも健やかに暮らせるよう援助したいと考えております。

なぜやるのか

農業って本当に。
大地からの惠。みなかみには18湯も温泉があります。
ここみなかみ町は群馬県の最北の地で高齢化、へき地医療と抱える問題は少なくありません。主な産業は観光と農業です。元仲居さんや農家の方々が身を粉にして働いてくれたおかげで町は活気があったわけですが、そのつけは関節障害という形で表れています。それを軽減させるためにどうしたらよいか?さらにこれ以上悪くならないよう予防するにはどうしたらよいのかを「チーム上牧(かみもく)」として考えています。私たちは単なる医療従事者だけでなく「医療の専門的知識をもった住民」として地域に貢献したいと考えております。

どうやっているのか

リハビリスタッフ!
病院外観です。
病床は76床と職員や患者さんの顔を憶えられるちょうど良い規模です。山の麓にありますが、在来線駅から徒歩7分・新幹線駅から車で5分・高速道路インターから車で3分という恵まれた立地です。東京がほんとに近く感じます。実際に東京から患者さんが入院しております。手術は週に1-2回で、特に中心となっている人工関節は年間150件を超え県内でも上位に入ります。スポーツ選手が多かったためか職員もスポーツ経験者が多いです。看護師長は現役のフリースタイルスキー選手、リハビリの課長や主任は国体やインターハイの常連でした。立地的にはアウトドアスポーツのメッカであり、ラフティング、カヌー、山登り、スキー・スノボー、ゴルフ。お好きな方には好立地です。 これからの医療福祉は病院内だけの業務では成立しません。先ほども記したように専門知識をもった住民としてまちの中、暮らしの中で活躍しなければなりません。私たちは各種学生さんのスポーツ大会におけるメディカルサポートや介護予防教室、健康教室等を実施しております。今後さらなる充実を計画しているところです。