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メガベンチャーからアーリーステージのスタートアップへ/組織成長に向けた課題解決に泥臭く向き合う20代執行役員/COO Interview

こんにちは! ケップルPRチームです。今回は執行役員COOを務める江口へのインタビューです。メガベンチャーから数人しかいなかったスタートアップに飛び込んだ理由、28歳でCOOになるまでの経緯について聞いてきました。

◇プロフィール

新卒にて、不動産情報サイトのHOME'Sを運営する株式会社LIFULLに入社。LIFULLグループのあらゆるデータを活用し、クライアントのマーケティングサポートを行う事業部に所属。ディレクターとして、クライアントのWeb広告運用やサイト改善活動を担当するとともに、商品開発やパートナーアライアンスを担当。2018年2月に社員がまだ2名しかいなかったケップルに入社。ビジネスサイドを中心に、サービスの立ち上げを担当。2021年6月より執行役員COO に就任し、カスタマーサクセスの管掌および全社プロジェクトを担当。
新卒の頃はどんな就職活動をされたのですか?

IT・Web業界の会社を中心に見ていました。その中でも顧客から依頼を受けてシステムを作る受託開発の会社ではなく、自社でサービス開発・運営をしている会社に行きたいと思っていました。誰もが知るような大手企業からも内定をいただきましたが、大きさゆえに配属先が全く読めないといういわゆる配属リスクもあり、「Webサービスの開発・運営の現場に確実に携われそうだ」と感じたLIFULLへの入社を決めました。


自社でサービス運営する会社というこだわりがあったんですね

そうですね、ビジネス・サービスとしてのものづくりに携わりたかったので、プロダクトを介したビジネスに挑戦できる環境であることが自分にとっては重要でした。


LIFULLではどのような業務を担当されていたんですか?

LIFULLは主な事業として不動産情報サイトのHOME'Sを運営していますが、私がいたのはHOME'Sの運営に関わる部署ではなく、HOME'Sを中心としたLIFULLグループ全体から得られるデータを使ってどうマネタイズしていくかという部署にいました。例えばHOME'Sの閲覧データや物件データを集計、統計分析を行い、不動産会社様のマーケティング活動を支援するサービスなどを提供していました。その中で企画職として、マーケティングプランの作成や新たなサービス開発などを担当していました。社内でも比較的新しい部署で、まだ10人ぐらいの小さな規模のチームの中でのびのびと働かせてもらえる環境でしたね。結果的にそこで3年間働くことになりました。


転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?

当時の上司がスタートアップに非常に詳しい方で、その方の影響が大きいですね。「面白いスタートアップが出てきたぞ!」「新しいガジェットが発表されたぞ!」みたいな感じで、色々なスタートアップの情報を毎日のように教えてくれていたんです。次第に私もスタートアップに強く興味を持つようになりました。

また、LIFULLで様々な経験をさせてもらう中で、もっと事業全体に対して直接的に意思決定する機会を増やしていきたいという気持ちが生まれていました。入社したての若手ながら生意気にも色々と意見していたのですが、ある程度事業も立ち上がっている状態だったので、何か物足りなさのようなものを感じていました。そんな中で、アーリーステージから小さいチームでプロダクト開発・事業づくりをやっていきたいという気持ちが強くなり、転職を考えはじめました。このときはスタートアップへ入社するというだけではなく、自分で起業することも視野に入れていましたね。

前述の上司に退職の話とあわせて自分で起業することも考えていると伝えると、「いつ言ってくるかと思ってたよ」と強く後押ししてくれました。同時に「起業するのもいいと思うけど、やりたいことが定まってないなら、小さいチームにジョインするかたちで探してみるのもいいんじゃないか?」とアドバイスをくれました。


そこからスタートアップへの転職活動がはじまり、ケップルとの出会いにつながるんですね。

転職活動はWantedlyやエージェントを使い、自社でプロダクトを作っているスタートアップや立ち上げ期のチームに絞って話を聞きに行っていました。そんな中、Wantedlyで「スタートアップ」と検索して出てきたのがケップルでした。その時点では何をやっている会社かまったく知りませんでした。調べていく中でスタートアップや投資家向けにサービスを提供しているらしいと分かったので、話を聞いてみたいと連絡したんですね。そうすると、すぐに代表の神先から返信が来ました。そうして会いに行ったのが一番最初のきっかけですね。2017年10月のことでした。

当時、雑居ビルの一室にあったケップルのオフィスで神先と話し、FUNDBOARDの構想や会計事務所としての決算サポートといったバックグラウンドを聞いてFUNDBOARDというサービスの先にあるビジネスの可能性に強い魅力を感じ、その場で「是非働かせてください」と逆オファーをしました。

当時ケップルにはまだ社員がおらず、FUNDBOARDの正式リリースに向けてチームを組成している途上で、その時点では人を増やすことに対してシビアに見ているだろうと感じたため、最初はプロボノでもいいから関わりたいと伝えました。


それはすごい熱量ですね!

LIFULLは2017年12月に退職し、翌年2月にケップルに正式にジョインしました。そこからキャッチアップしつつ、色々準備を進め、4月からFUNDBOARDを売りに行くぞ!というつもりでしたが、そこから紆余曲折あり…、サービスの正式ローンチが8月になったんですよね。その間は、神先と一緒にデモ版を持ってユーザーヒアリングを行ったりしていました。

はじめは本当に何も無い状態でコンセプトだけ持って営業していたり、最初の画面だけができていたのでそれを見せながら「こういうものを作ろうと思っていますが、いかがですか?」という感じでクライアントの反応を確認していました。私がセールスとして最初に訪問したのは福岡銀行グループのベンチャーキャピタルで、現在はケップルで執行役員CSOを務めている長谷尾に会いに行きました。長谷尾さんは当時からすごく応援してくれていて、色々なフィードバックをくださって、とても心強かったです。

正直、入社してからサービスが始まるまでの半年間はプロダクトそのものが無かったため営業は非常に難しかったですね。スタートアップに来て気合十分だったので、もどかしい気持ちもありました(笑)

▼入社した直後、神先らとともに中国/深圳を訪れた際の一枚(一番右が江口、隣が神先)▼


2018年の8月にFUNDBOARDがサービスを開始してからが本番ということですね。

正式リリースしてからは、セールスとして神先と一緒にクライアントをひたすら回っていました。実は当時、資金ショートもちらつきはじめているような状況だったので、とにかくサービスを売るために必死でした。プロダクトのコンセプトやビジョン、FUNDBOARDによってスタートアップ投資の世界がどう変わっていくのかという世界観をお伝えする中で、ユーザーにあたる投資家の皆さんに徐々に共感をいただき、少しづつ導入先が増えていきました。その後、日経新聞社からご出資いただきましたが、そこまでの経営は背水の陣だったと聞いています。

その後の1年間はセールスとカスタマーサクセスを担当していました。ありがたいことに導入企業も増え、サービスの認知も広がり、商談で予定がぎっしり埋まるような状況でした。そこでいただいたフィードバックをエンジニアたちに伝え、彼らのディスカッションにも参加させてもらいながら機能開発を進めてもらうようにしていました。2019年にセールスとして長谷尾が入社し、カスタマーサクセスとして鈴木が入社してからは、それぞれの業務に関する私の分担は減っていくことになりました。


その後、COOになるまでの経緯は?

2019年後半にはビジネスサイドのメンバーも増え、少しずつプロダクトに携わる業務に軸足を動かしはじめていきました。当初は顧客からいただいた意見を開発の人に伝るだけの役割でしたが、徐々に改善要望の中からピックアップして実際に開発するまでを私が主導したり、神先と一緒にプロダクトの方針づくりをディスカッションする中で、事業部長としてFUNDBOARD全体を見るようになったのが2020年10月からでした。

その後、2020年末から2021年にかけて資金調達があり、ケップルが事業も組織も拡大していくというタイミングで、神先から「直近ではプロダクトにフォーカスしてもらっているが、江口君の良さを活かせるのはそこではないかもしれない。COOをやってみないか?」と、COO就任への話がありました。

何か新しい事業をはじめる際のプロジェクトマネジメントやオペレーション構築が得意だったので、誰が拾うべきか分からないボールを拾っていくような役割も含めて期待したいとのことでした。COOの就任については、正直かなり悩みました。私自身はプロダクトづくりが好きだったので、プロダクトづくりに携わりはじめる中で、プロダクトマネジメントを極めていくようなキャリアもあるのかなと思っていたので…。ただ、期待してもらったようなビジネスを何とか前に進めるのが得意ということはそれまでの経験で自分でも感じていましたし、現状のケップルにおいて自分が一番価値を発揮できるのは泥臭くなんでもやるポジションだろうなと感じて、COOへの就任を受けました。


江口さん自身の今後のビジョンは?

現在はCOOとして試行錯誤しながら、事業開発を中心に広報から情報セキュリティの体制構築まで幅広く担当しています。COOというポジションは会社のフェーズによって求められる役割が変わってくると思っています。現状のケップルのように、組織的にまだ不足している部分が多いタイミングにおいては自分で手を動かしてそれを埋めつつ、体制やチームを整えて引き継いでいく立場なのかなと思います。ただ、もう少し組織が大きくなってくれば「会社全体が継続的に成長できるためにどうするか」という視点でマネジメントをする役割が大きくなっていくはずなので、徐々にそういったことも準備しなければいけないと考えています。もし、そのタイミングで私より適任の人がいるのならば、会社の成長のためにこのポジションはバトンタッチすべきだと考えています。それは必ずしも、私がこの会社を去るということではなくて、新しいフェーズの会社において僕が担うべき役割があればそれに務めたいということです。自分自身も会社の成長スピードに追いついていかなければ振り落とされてしまうという、健全な危機感は常に持つように心がけています。


最後に「どんな人と働きたいか」を教えてください。

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