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副業OKな弊社で働く私が副業経験を振り返ってみての所管

 働き方改革と言われだしたのは数年前、その前から農業は特に言われたこともなく、副業禁止と言われていた転職前の会社でも特に咎められたことはなかった。
実家の家業だからであったからであろうか、はたまた実家が農家という人が多かった土地柄であったことも幸いしたのか毎回「頑張ってね。」とか「米分けてください。」とか内容は様々だがネガティブなことを言われたことは一度もなく、某大手接客業時代に東京からやってきた上司に「農業なんかで休みいるんですか?」と言われたくらいで平和なものである。

 ただ、家業とはいえ農業も立派な副業であり、それを毎回忘れていて就業時に聴き忘れることが多々。実の事を言えば弊社の面接の際にその事を聞くのを相変わらず忘れていた私は年末調整の時期が近づいてきた時期になって初めて思い出す体たらくである。
ただ毎回ながら運が良いというべきか、悪運が強いというべきか、弊社は最近の例に漏れず副業が認められている。そのお陰で前述の”聴き忘れていた(言い忘れていた。)”という私の失敗は失敗にはならなかったのである(誇っていう場所ではないが)。

 さて、そんなエピソードは正直なことを言ってしまうと本当にどうでもいいのだが、人によっては生活のために副業をしている人もいれば、私のように家業であるからと惰性で続けている人もいる。生産性さえ下がらなければ別に収入源を持つ事を否定しないのは世界的な流れであり、日本も珍しくはなくなってきている。

 だが、今でも副業禁止の会社もあるのも事実だ。別に稼ぎがあると稼ぎがよくなれば本業を辞められそうとか、生産性が下がってどっちもおろそかになるから禁止という会社のスタンスもわからなくもない。では、副業に何を行うのが一番ベストなのかは人によっては答えがバラつくところだろう。
理想で言えば「楽」・「儲かる」・「時間を選ばない」が良いが、そんなのがあるなら誰だって副業ではなくて、その仕事をやっているだろう。

副業もやろうと思う人へ

 筆者は前職で農業以外にも別の副業をやっていた。出版社での記事のライティングや、フリーでミュージックビデオやCDジャケットの作成をやっていた時期もある。副業というよりも本業の延長でやっていたこともあるのだが今でも声をかけてくれる人は多く感謝している。

 弊社でも実際に副業を行なっている同僚もいれば、業務と並行して大学などへ通って自己を高めている人もいる(忘れられがちだが学生も立派な職である)。ただ業務に穴は空けないとはいえ、タスクの管理が猥雑になってしまうことは避けられないのは困ったことである。前職で原稿の締め切り直前で徹夜で月曜日に出勤した思い出は苦いものである。

 「そんな酷いタスクの組み方をする方が悪い。」と言われてしまえばその通りだが、当時の退勤時間は滅茶苦茶で土曜出勤もあれば20時を超えて会社を出ることもザラではなかった。その中で結構な複数媒体でのライティング業務とデザイン業務のかけもちは流石に見直さなければならず心苦しくもだいぶんお断りさせていただいた。
 反面、弊社がとてもありがたいのは、フレックス出勤であることに加え、時間内でしっかり結果を出せるのであればサッと自宅へ帰宅できることだ。今となっては家業の農業以外には特に副業という副業もないが、これが当時の環境であれば非常にありがたい環境であっただろう。

 このフィードを読んでどう思うかはわからない所だが、自己のために副業もしたいことを私も否定はしない。ただ、副業も本業もどちらも身を入れて行えるのであれば双方にとってwin-winである。

どちらも行える人間の能力はそもそも高い

 評価しなければならない環境で初めて気づいたことなのだが、複数のタスクをこなして結果を出す人間というのは基本的には能力が高い人間である。「そりゃそうだろ。」と読んでいる方は思うかもしれないが、“思う”と“気づく”は別のものである。
 私の上司しかり同僚も自身の担当分野におけるスキルは別格で、その部分においては毎日のように頼っている。だが、それでも彼らは多種の経験を積んだエキスパートであり、今でもその他の分野の習得も欠かさない。この点に気づいたのも改めて弊社での就業スタイルのお陰と言えるだろう。

 自分ができる人間アピールをしたいわけではないが、副業を行うのであればお金以外のプラスも実際欲しい所である。正直にぶっちゃけてしまうならお金が欲しいのは私も同じである、そりゃそうだ。じゃあ副業だ!となる前に副業を行える自身の土壌と、何を行いたいのかはしっかりと把握したい所である。

 長々と書いてしまったが弊社は多種多様な人材のコミュニケーションから生まれるアイデアを至上としている。興味があれば是非お話を聞かせていただきたい。

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