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「ユーザーの課題を解決する手段のひとつとしてエンジニアリングがある」エンジニアとして活躍したインターンが経験したこと

今回は、キーザンのエンジニアインターンを約1年半している杉森さんに、キーザンに入る前と入ってからの経験についてインタビューをしました。キーザンでのエンジニアインターンは、どんなことをするのか、どのようなことが身につくのかについて、お話しいただきました。

杉森さんのプロフィール
大阪大学工学部4年生(23年卒)。趣味は料理で、材料にこだわると外食のほうが安いときもあるけれど、好きなものを好きなだけ作って楽しんでいる。キーザンでは自分が納得するまで質問し、メインメンバーとして上流部分を一緒に考えて実装までする。みんなに好かれる優しい雰囲気の持ち主。

■「どう作るか」を考えるのが楽しかった

さっそくですが、大学の時からプログラミングをしていたんですか?

そうですね。工学部では、機械系の学科でロボットの動きの制御の仕方を学んでいて、ロボット自体の「モノ」も設計する必要があるのですが、僕は内部の「ロボットをどう制御するのか」を考えて作ることが好きなんだなと感じるようになって、だんだんとプログラムを書くことに面白さを感じていきました。

そうなんですね。なにを作ったんですか?

大学に入って少し経った頃に、コロナ禍で大学がオンライン授業ばかりで新入生の3割が友達がいないというニュースを見て、大学に入って友達ができにくい環境をなんとかしたいなと思って、大学内の友達作りのマッチングアプリを作りました。

受けている授業や学部などの条件を指定することで、同じ条件の学生同士がマッチングできるというものです。

アプリの実装も楽しいんですけど、「どうやったら友達ができるかな」とか、「どうやったら使いやすくなるかな」とか、「どう作るか」というプロダクトの設計を考えるのがすごく楽しかったです。

ユーザーのことを考えてこだわる

キーザンのインターンに応募したのはなぜですか?

応募した理由はいくつかあったんですけど、まずエンジニアの仕事が自分に合っているか知りたかったからです。実際にプログラミングをして機能を実装した時に、自分が何を感じるのかに興味がありました。

あと、キーザンでは自社開発なので、実際のユーザーの声を聞きながら「どういう課題があるか」「解決するためにどういう仕様にしたら良いか」とか、上流部分からプロダクトの設計まで携わって開発できて、出社もできる環境が良さそうで惹かれました。

そうだったんですね!キーザンでは、どんなエンジニアリングに携わっているんですか?

はじめの二ヶ月ぐらいはバックエンドのRuby on RailsやフロントエンドのReactのキャッチアップをメインに開発をしていて分からないことが多かったので、「どう作るか」というプロダクトの設計だけ携わっていました。

それから、ある程度の技術が身について、分からない時に聞けば自分で作れるぐらいになった頃に「僕も上流の会議に参加したいです」と伝えました。

上流の会議に参加するようになってからは、お客さまは何が課題なのか、それを解決するためにはどうすると良いかという「どう作るか」よりも前の段階から考えることにも関わっています。

なるほど、今は幅広く関わっているんですね。キーザンのインターンで達成感を感じた時はありましたか?

はじめて機能の実装までを一人でした時です。その時は、服の着こなしに不安があるユーザーのために、スタイリストに相談できる機能を設計しました。例えば、サイズがあっているか不安なユーザーが、「この部分のサイズが気になる」と、LINEの質問に答えていくことでスタイリストに相談できる機能です。ユーザーが気軽に簡単に相談できるように、ボタンの配置とか、押しやすさとか、わかりやすい仕様にこだわりました。

話しかけやすい、相談しやすい環境

ユーザーの不安を解消するために、いろんな工夫を考えて実装したんですね。キーザンのインターンをしていて、なにか苦戦したことはありましたか?

キーザンに入って二ヶ月くらいは技術を学びながら開発をしていたので、技術を身につけるのに時間がかかってしまわないかなと不安がありました。はじめのうちは学ぶために開発だけをしていたので、「これ今必要な開発かな?」と疑問に感じたこともあって、気分が乗らなかったことがありました。

そういうときは、どうしていたんですか?不安や疑問を解決できましたか?

その時にいるエンジニアのメンバーに相談して、不安や疑問を解消するようにしていました。全員が和気あいあいとしていて、話しやすい人ばかりです!

あと2週間に1回のレトロスペクティブの会議で、開発の目的や進め方についても相談して、不安や疑問を解決する機会があって解決できました。

キーザンの環境で良いと感じるところはありますか?

二週間に一回のレトロスペクティブの会議で、過去二週間の良かったところと悪かったところ、どういうふうに改善すればいいのかを、わりと速いペースでアップデートしながらやっていくので、やりづらさを感じた時の解決のしやすさがあります。

その会議では「一人で設計する時に不安なところがあって、ペアプロで設計してみたい」という提案ができたりします。やりづらさを感じていたら、どういうふうにやれば開発しやすいかを提案すれば、受け入れてもらえるので環境の良いところの一つだと思います。

そういう環境の良さがあって、目的が明確になったので、開発していく時も楽しんで取り組めました。

キーザンのインターンで得たこと

キーザンのエンジニアインターンを通して、学んだことはありますか?

本当にいろんなことを学ばせてもらっているんですけど、技術ではユーザーの課題解決にはどんな設計が必要で、将来的な問題を最小限に抑えるためにはどんな設計が求められるのか、そしてそれが具体的にどうなるか、という「どう作るか」を学びました。

技術以外では、上流会議に参加したことで「お客さまの課題を解決する手段のひとつとしてエンジニアリングがある」ということを感じました。その会議では「どう作るか」以前の「お客さまの何の課題をどのように解決するのか」を全員で考えます。エンジニアの領域にとらわれずに、「課題解決するためにはどのようにアプローチすると良いのか」を考える機会がたくさんありました。

あと上流の会議に参加するたびに感じるのは、目的を全員で揃えておくことの大切さです。キーザンではまず目的を明確にして、全員がその目的に向けて議論し、行動に移すための最適な手段を見つけます。まず全員で目的を揃えた上で議論しないと、議論が進まないので、そういったところも学びました。

最後の質問になりますが、キーザンのエンジニアインターンに向いている人はどんな人だと思いますか?

エンジニアに向いていると思うのは、色んな人とコミュニケーションを取りながら、任されたことだけではなく、自分がなぜそれを作るのかを考えられる人であったり、ユーザーの課題が何でそれを解決するための手段として「コレ」を開発するんだということを整理できたり、目的に納得できなかったら、それを指摘できる。目的思考を大切にできる人が向いているんじゃないかなと思います。

技術的なところでいうと、一つの技術だけを極めたい人にはあまり向いていないと思っています。領域の分担はやっていないので、技術に偏りをもたせずに何でもやっていきたい人が向いているんじゃないかと思います。

本日はありがとうございました!


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