なにをやっているのか
私たちは退職金や高齢者雇用、従業員の離職防止など、「人事とキャリアの出口」に特化したコンサルティング会社です。
特に企業年金・退職金について高い専門性と豊富な経験を有し、東証プライム上場企業から従業員数数十名規模の中小企業まで、多様な業種、規模の企業に対して制度設計や導入支援を行っています。企業年金・退職金は人事の中でも専門性が求められる領域のため、M&A案件などでは外資系を含む大手人事コンサルティング会社から要請を受けて協働して支援にあたることもあります。
さらに、退職金制度と関係の深い高齢者雇用制度(定年延長、継続雇用制度の見直し等)や、人材データを活用した早期離職防止のコンサルティングも手掛けることで、支援の領域を拡大しています。
なぜやるのか
社名の「クミタテル」は「人事の出口から人材マネジメントを組み立てる」という私たちのコンサルティング思想を表しています。
採用や育成など人事の入口に比べて、退職にあたる出口についてはこれまであまり重視されていませんでした。終身雇用、定年退職を前提とした画一的な対応で問題がなかったからです。
しかし、人口の高齢化・長寿化と少子化の同時進行により状況は大きく変わりつつあります。労働人口が減少し恒常的な人材不足が見込まれる中で、どのような形で退職を迎えるのが企業と個人の双方によって望ましいのか、そこに至るプロセスはどうあるべきか、どのような離職を防ぐべきかなど、人事の出口をめぐる課題が顕在化しています。
私たちは、出口から逆算してあるべき人事制度や人事施策を構築するイグジット・マネジメントを実践することで「三方よし」を実現することを目指しています。
【売り手よし】新たな価値提供と成長機会の創出
【買い手よし】人口構造の変化に対応した人材マネジメントと持続的成長
【世間よし】長寿化・人口減少社会におけるウェルビーイングの実現
どうやっているのか
【業務の進め方】
コンサルティング業務はプロジェクト単位で進められます。お客様企業が置かれている状況についての現状分析から始まり、その結果をもとに制度改定などの対応方針を定め、主に人事部門との議論を重ねながら制度設計や人事施策の詳細を固めていきます。
プロジェクトによっては複数のコンサルタントやアシスタントがチームを組んで対応します。プロジェクトの内容や習熟度合に応じて役割分担を行うことで、プロジェクトの成功とメンバーの成長の両立を目指します。
また、メンバーの呼びかけに応じてカンファレンスが行われることもしばしばあります。異なるプロジェクトを担当・経験したコンサルタントの知識・ノウハウを共有し、メンバーのレベルアップとコンサルティングサービスの質の向上を図ります。
【働き方】
定期的に行われるお客様企業とのミーティングのほかは、どのように時間を使うかは基本的にコンサルタントの裁量に任されています。
一方で、メンバー間のコミュニケーションはチャットやオンラインミーティングなどの手段も活用して密に行われています。プロフェッショナルの育成には直接顔を合わせて一緒に仕事をすることも必要だと考えています。
クミタテルには働き方を一律に定めるルールはありません。各メンバーの状況を踏まえて、パフォーマンスを最大化し、成長が実感できる働き方を決めていきます。なお、オフィスは東京のほか大阪にもあります。