1
/
5

臆病になっていた私が、殻を破り成功できた理由とは

<プロフィール>

阿部 茜(あべ あかね)

IT/経営コンサルティング会社にて、社長直下のもと人事を中心としたバックオフィス全般を経験。その後、ITベンチャー企業にて労務業務、M&A関連対応、採用など幅広く携わる。ランサーズには2017年2月に入社。働く環境改善や業務改善など数多くのプロジェクトを遂行し、2017年12月度 MSP(Most Supportive Player)を受賞。

もっと社員と向き合う人事を目指して

前職では採用と主に労務面に関係するM&A業務を担当していました。その関係からか、これから仲間になる社外のメンバーばかりを気にかけ、今一緒に働くメンバーのために行動ができていない自分に漠然と疑問を持つようになっていきました。

「自分にとって理想の人事とは何なのか」を自問自答の末、「入社という入り口だけでなく、各メンバーにきちんと向き合い、活躍に繋がる環境作りをする」ということが自分のやりたいことなんだとわかりました。そして、その実現のため、特に労務のキャリアを深めるために転職を決意。

ランサーズとの出会いは前職での採用業務時。実は内定を出した数名の方に「ランサーズに行く」という理由で入社に至らなかったことがあり、ランサーズについては念入りに調べていました。(笑)

また、私は秋田出身なので地方で職を探す難しさを痛感したことがあります。そして、労務経験を通じ、時間と場所にとらわれないような柔軟な働き方に対して、まだ仕組みも理解も追いついていないことに課題を感じていました。

採用競合として調べていく中で、ランサーズであれば、その課題を解決できる!と思い、いつの間にかライバルからファンになっていました。なので転職活動で真っ先に選考を希望しました。

決め手となったのは面接で感じた会社の雰囲気でした。一緒に働くことになる面接官が目を輝かせながらランサーズの組織やサービス等々、凄まじいランサーズ愛を語ってくれ、会社のカラーが私の想像通りだったので安心して入社を決めました。

「人見知り」の私に立ちはだかった壁

「各メンバーときちんと向き合う人事」になる覚悟を決めたものの、恥ずかしながら、実は私には決定的な弱点があります。

それは、「人見知り」です。人事が人見知りというと驚かれるかもしれませんが、私の場合は、社員のことは大好きなのに、「相手に失礼のないように」「間違ったことを伝えないように」などと考えすぎて緊張してしまうのです。

そういった自分の性分も目標のために変革をしていくつもりでしたが、入社後はその意気込みが逆効果に働いてしまいました。

人と向き合うことを心がけているつもりが、相手がどう思うかをより強く案ずるがあまり、例えばお伺いをたてるチャット一つとっても、文章作成に異様に時間がかかってしまい業務の生産性が悪くなりました。また、まずは信頼関係を築こうと思うと、間違いやミスを恐れて、新しいことに挑戦するのを避けるようになっていたのです。

とにかく、みんなに迷惑をかけないようにしよう、と必死になっていました。

相手をよく知ること、それが成功のカギ

入社数ヶ月後、ふと我に帰ると、いつの間にか臆病になり当初の目標の真逆を歩んでいました。相手のことを考えていたつもりでも、結局は自分の評価ばかりを気にしていたのです。それに気付いたときは、自分が恥ずかしくなり、悔し涙が止まらなくなりました。

上司からの助言も頂く中で、今の自分には、相手の立場を「自分ごと化」して考えきれていないと痛感。また、そうするためには、もっと相手の人となりを理解することが重要だと、初心に戻って考え直すことができました。

そうして行動を変えていくことで少しずつ事態は好転して行きました。本当に些細なことではありますが、例えば過去苦戦したチャットでの確認事項も、顔を合わせて会話することを優先するなどして、まずは相手をきちんと理解することの努力を惜しまず行動するようにしました。

そんなちょっとした一手間一手間が、作業の効率化につながり、11月12月は大きく生産性を向上させることができました。この2ヶ月間で労務としての通常業務以外に、予防接種や健康診断のオペレーションコスト削減や年末調整対応、残業時間削減の為の施策実行、グループ会社化対応などなど、複数プロジェクトを推進することができたことは、自信に繋がりました。

これから私が理想とする「各のメンバーときちんと向き合う人事」になるために、引き続き「人となりを理解する」努力を続けていこうと思います。

また、ランサーズで働くメンバーのその先には、ご家族やパートナーがいますので、そういった一人一人の人生まで意識してしっかり責任もって頑張っていこうと思います。

ランサーズ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
18 いいね!
18 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング