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「若手でもプロダクトのCTOを担える」ランサーズの新規事業で働く魅力

<プロフィール>
磯野 公耀(いその こうよう)
1998年生まれ、香川県出身。
語学系の大学を卒業後、ITベンチャー企業に入社。
受託開発をメインに行い、健康保険組合向けサービスの開発に従事。
バックエンドだけでなく、フロントエンド・インフラ業務も幅広く経験。
2022年ランサーズにジョイン。
現在は、オンライン動画教育サービス「Lancers Digital Academy」開発を担当。
好きなキーボードはHHKB(無刻印使ってます)

「個人のキャリアに真摯に向き合ってもらえる」と感じランサーズへ

ーランサーズに入社するまでのキャリアについて教えてください。

語学系の大学を卒業した後、受託開発をメインにしているITベンチャー企業に就職しました。そこではバックエンドエンジニアとして2年半ほど勤務し、昨年ランサーズに転職しました。

ー転職の経緯を教えてください

前職で給与制度が大幅に変わったことがきっかけです。これにより自分を含めたほとんどの社員の給料が大きく下がることになってしまい、転職を検討し始めました。 転職の軸として考えていたのは以下の2つです。

➀自社サービスを持っている企業
前職は受託開発だったため、お客様が決めた要件をベースに開発を進めていました。自社サービスの場合は、サービスの方向性やリソースをどこにかけるかを全て社内で意思決定して開発を進めることになります。そこに興味があり、この軸を定めました。

➁開発組織の規模とレベル
一定の規模があり、各領域にスペシャリストがいるような組織で働きたいと考えていました。ランサーズについては、以下の点を魅力に感じました。
・他企業とのコラボレーションが多い
前職では、受託先企業以外との協業の機会がありませんでした。しかしランサーズに入ってからは、他社さんとのLT勉強会に参加したり、イベントを通して大企業や行政の方ともお話できる機会をいただくなど、コラボレーションの機会が大きく広がったと感じます。
・エンジニアたちの学習意欲や知識量が桁違い
前職では1人が複数のプロジェクトを担当していたこともあり、特定の領域のスペシャリストのような人が社内におらず、わからないことを質問しても正確な答えが返ってきづらい環境でした。ランサーズのエンジニアは、フロントエンドやインフラといった各領域に専門の方がいるので、困った時にすぐ相談して解決していただけるのは本当に助かります。

ー入社の決め手は何でしたか?

個人のキャリアにしっかり向き合ってくれると感じたからです。 他の企業の面接では、最初から私が企業のために何ができるのかを問う質問ばかりで、私をどのように企業にはめ込むかということだけを考えている印象を持ちました。 ランサーズの面接では、最初CPOの中嶋さんと話させてもらったのですが、組織やプロダクトについて丁寧に話してくださり、私が何をしたいのかを踏み込んで聞いていただきました。面接を通して、ランサーズは私を無理やり企業の型にはめ込むのではなく、私個人のキャリア形成も踏まえて向き合ってくれていると感じました。 また、面接官を担当してくださった方や面接後にお話しさせていただいた方の人柄にも惹かれました。どなたも楽しそうに業務内容やランサーズの技術に関して語ってくださるので、一緒に働いてみたいと強く感じました。

若手でもプロダクトのCTOの役割を担える

ー現在の仕事内容について教えてください。

オンラインの動画教育サービス「Lancers Digital Academy(LDA)」の開発全般を担当しています。昨年度から本格的にローンチした新規事業ということでエンジニアは私1人で、開発以外の業務にも携わっています。

ー新規事業への配属はどんな経緯で決まりましたか?

配属時にフリーランスプラットフォーム「Lancers」とオンラインの動画教育サービス「LDA」どちらに携わりたいか希望を聞いてもらいました。最終的に、自分が経験したことのあるフレームワーク(Laravel)を使用していたことが決め手になり、LDAを希望しました。 この選択は、今でも正解だったと思います。「Lancers」は10年以上運営されている、かなり成熟しているプロダクトで、自分があまり触ったことのないフレームワーク(CakePHP)を使っているため、バリューを出すのに時間がかかります。逆にLDAの場合は、慣れ親しんだLaravelかつ新規プロジェクトなのでより早く活躍できると思ったのでこちらを選択しました。

ー新規事業ならではの面白さ、難しさについて教えてください。

それぞれ以下の点が面白さ、難しさだと感じています。

・新規事業(LDA)の仕事の面白さは、事業開発の全工程を経験できることだと思います。 開発に関しては、エンジニアが私1人だけなので、事業部内でのCTOのような役割を担っています。例えば、事業責任者と売り上げを伸ばすための事業戦略と技術面の擦り合わせをしたり、新しいことを始める際にどの技術を取り入れれば効率的に開発を進めることができるかを提案するなど、事業開発にも深く関わります。 多くのエンジニアがいる既存事業では、PMの方が経営と若手エンジニアの間に入り舵取りをするのが一般的なので、若手エンジニアが事業戦略にまで入り込むのは少しハードルが高いです。しかし今の事業部では、エンジニアは私しかいないので、私が事業内の最高技術責任者です。それを事業部内のメンバーも理解してくれているので、臆することなく何でも意見することができています。この経験は、既存事業だと年数を重ねないとできない経験だと思うので、若いうちから経験できているのはありがたいなと感じています。 しかし、最高技術責任者であるということは、私の技術力の伸び代が事業の伸び代でもあるので、開発技術に関しての日々のキャッチアップはかかせません。そのため、毎日言語やフレームワークの新技術を調べたり、最近リリースされた新しいサービスについては時間をとって調査するようにしています。 開発以外の面では、エンジニアが通常やらないことを経験できることが面白いと感じます。 最近だと、サービスの認知拡大と法人への提案を目的に、大規模な展示会にLDAを出展しました。私はエンジニアでありながら展示会に3日間フルで参加させていただきました。ある程度の規模の既存事業の場合、営業の方がいるのでこうした展示会にエンジニアが参加することはあまりないかと思います。しかし、私が所属しているのは新規事業で営業部隊の方がいるわけではありません。そのため、私も事業部の一員としてLDA事業を売り込む必要がありました。多くの来場者の方に、ビラを配り、名刺交換をさせていただき、事業コンセプトの説明や法人向けの提案などを行いました。この展示会のおかげで、世の中の企業のIT人材育成に対する温度感や、実際に現場が求めている人材育成のサービスとは何かということを肌で感じることができました。この経験も、既存事業だとできない経験だったと思います。

・新規事業(LDA)の仕事の難しさ 新規事業は、良くも悪くも変化が多いです。 開発では、ついこの前リリースした新機能を別の新機能に置き換えて欲しいといった要望が来ることも珍しくありません。また、事業の改善サイクルを速く回すためにスケジュールもタイトなことが多いです。そのスピード感や変化の多さに最初は戸惑いました。しかし、変化が多いということは、自分の技術力を上げる機会も増えるという良い面もあり、ポジティブに捉えるようにしています。

現場で手を動かすエンジニアとして、技術力を高めていきたい

ー今後の目標について教えてください。

現在エンジニアチームは1人ですが、これからエンジニアの方が増える可能性も大いにあります。そうなった際に、開発速度やクオリティが著しく低下しないように体制を整えておくことは進めていきたいです。また、個人としてはエンジニアとしてもっと技術力を磨いていきたいです。私はプログラミングを書いて実装するのが好きなので、経験年数を重ねても、マネジメントや上流工程だけに携わるのは考えていません。自分で手を動かして実装をすることは、何歳になっても続けていきたいです。そのためにも、技術に関するキャッチアップ、LT会への登壇など積極的に行っていきたいです!


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