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【社員インタビュー vol.11】技術者として、「楽しい」プログラムをより追求していきたいーーーシステムエンジニア M・Iさん

プログラムの楽しさ=図工の楽しさ

ーー現在プログラマーとして働いていますが、どうしてプログラマーになりたいと思ったのですか?

昔、私は「都会」というものに憧れがありました。「プログラマー」という言葉に都会的な響きを感じて、興味を持ったんです。また、同じ地元に住んでいる高齢の方々はネットをしておらず、話も合いづらかったというのもあります。そういったことから、地元から都会に行きたかったんです。

私は北海道出身なのですが、一番身近にあった「都会」が札幌でした。そこで、札幌にあるシステム系の専門学校に行きました。ゲームに興味があるので、ゲーム学科のある学校を選び、そこでプログラムの基礎の勉強をやりました。

専門学校を出て、東京にあるSES(システムエンジニアリングサービス:クライアント企業が指定した業務に対してエンジニアを派遣するサービス)の会社へ就職し、システムエンジニアとして派遣されて、クライアント先へ常駐する仕事をしていました。

今も継続していますが、Javaを使った案件を扱っていました。SESの常駐先では、商業施設などでよく使われる、決裁系のシンクライアント端末(ハードディスクを持たず、ネットワーク経由で接続するサーバにあるソフトウェアやデータを取り扱う端末)のバックエンド機能の一部の処理を作っていました。

ゼロから開発するのではなく、クライアント様からの要望に応じて、既存の物に新たな機能を追加する、いわゆるエンハンス開発のシステムエンジニアという立ち位置で仕事をしていました。

続いて2社目でも、SESの派遣エンジニアとして働きました。2社目では、携帯電話の基地局の設定に関する仕事をしていました。こちらは、クライアント様の要望がある都度対応するのではなく、月に1回など定期的にリリースをする、いわゆるアジャイル開発という形で毎月コーディングをしていました。

拘束時間は比較的長めでしたが、常に開発に携わることができて、それが楽しかったです。開発の楽しさというのは、学校の教科でいうとモノを作ることができる図工のようなものです。あらかじめ用意された設問に沿って勉強していく数学や、情報を覚えていくだけの歴史などと違って、自分の力で形あるモノを作り出すことができるような、そんな楽しさがプログラマーという仕事にはあります。

「またうちに遊びに来て」

ーーランウェイへの入社の経緯を教えてください。

SESとしてシステム開発に携わっていて、それはそれで楽しかったのですが、自社開発などをしていて、お客様にもっと近い立場で働きたいと思いました。そんなことを考えているタイミングで、転職サイト経由で、ランウェイからスカウトメールが来たんですね。

調べてみると、ランウェイはスマホのアプリも作っていることが分かりました。かねてから私はスマホアプリの開発をしたいと考えていました。これだけスマホが広まっている現在、システム開発という分野においては、スマホアプリに関するプログラムを組むスキルは必須だと感じていました。

また、私は以前よりJavaでの開発のスキルのアップデートを意識するようにしていますが、スマホアプリの開発をJavaで行うという経験をすることが、今後の自分にとっても大事なものになると思えたのも、ランウェイに興味を持った理由の一つです。

そう考えて、面接に臨みました。驚いたことに、一次面接が社長面接で。しかも、「こんなサービス作っています」という(ランウェイの)会社紹介から始まったので、いい意味で面接らしくない面接だったことを覚えています。

面接中はとても気さくに話をしてくれて、「今度またうち(の会社)に遊びに来て」といったようなことを言ってもらって面接は終わりました。おそらくこれが二次面接の案内だったのかと(笑)

二次面接では、もう入社すること前提で、「こういう案件があるのですが、アサインするとしたら、スキル的に大丈夫ですか?」といった、派遣時代でいえば、案件をリアルに想定した面談のような感じでした。

ーーランウェイはとにかく意思決定が速いというイメージがありますが、どうでしたか?

はい、その通りです。まずもって一次面接から社長が出てくるというのが、色々なことをすっ飛ばして最速で話を進めているなと思いました。この意思決定のスピードの速さは、例えば承認フローの短さなどにも反映されていて、入社した後も感じています。

この意思決定のスピードの速さは、他社との競合という点で、大きな強みだと思います。ランウェイは、持っている案件は大きいものが多いです。通常、そういった大きな案件を取り扱う会社は、承認まで時間がかかることが多いんですね。

前職、前々職で派遣されていた、大きな案件を扱う企業では、ここまでスピードは速くありませんでした。それに対して、ランウェイはスピードで勝負できる。これは、大きな強みだと思います。

自身のスキルをアップデートし、業務に生かしていく楽しさ

ーー現在は、どんなお仕事をされているのですか?

今は、あるアプリ開発に携わっています。すでに稼働を開始しており、そのアプリのユーザー様からの問い合わせの対応や、システムの保守などをしています。

今までは、そのシステムをお使いになるユーザー様からは直接見えない部分の、いわゆるバックエンドという部分の開発を担当していました。今は、ユーザー様から見える、フロントエンドと言われる部分についての開発を担当しています。

フロントエンドの開発は、はじめての部分もあります。それは大変でもあり、同時にやりがいでもあります。プログラムに関する技術は日進月歩で、日々常に自分のスキルのアップデートを意識する必要があります。経験していなかったことを自分のものにするのなら、なおさらしっかりキャッチアップしていかなければいけないなと考えています。

しかし、そうすることで問題を解決していく過程はとても楽しいです。また、それを同じチームのメンバーがサポートしてくれているのもありがたいです。以前の派遣での仕事では1人で動くことが多かったのに対し、今は「こんなこと聞いても良いのだろうか?」と思うようなことも気兼ねなく聞ける安心感、一体感は良いものですね。

今後の目標や社内の雰囲気など

ーー今後の目標をお聞かせください。

これからも技術者として働いていきたいと考えていますが、今後より積極的に仕事に取り組むためには、マネジメントが必要となるときがくるかもしれません。マネジメントは経験がないので、新たに身に付けるべきものだと思っています。

マネジメントについては、ゼロから身に付けていくよりは、ありがたいことに見本となるマネージャーが身近にいることもあり、そういった人たちの真似をしていけば良いという安心感があります。

ーーその安心感は、職場の雰囲気も影響しているのでしょうか。

そうですね。仕事はきっちりやりますが、それでいて雰囲気が良いと感じています。雰囲気の良さは、話やすさからきていると思います。忙しいはずのマネージャーも、声をかけやすいです。それが会社の文化になっているような気がします。

私はあまり出社することは無いのですが、それでも時々書類を提出したりなどの用件で会社に行くことがあります。そのたびに、「仲良くやってるなぁ」と思って社内を眺めています。そもそも、面接で「またうちに遊びに来て」と言ったくらい社長が気さくな人なので、その影響も大きいのかもしれません。

また、職場の雰囲気としては、声を出せば応えてくれるというのもあるのかなと思います。些細な例ですが、社内でエアコンの風が直接来るから風よけを買って欲しいという声が出たとき、きちんとその声を聞いてくれて、風よけを会社が購入してくれた、ということもありました。

ーー最後に、ランウェイに向いている人、一緒に働きたい人はどんな人ですか?

ランウェイに向いているのは、自分から積極的にいけて、キャッチアップが速い人ですね。逆に、やろうとすれば、いろいろやれる会社だと思います。

一緒に働きたい人は、自分から発信してくれる人ですね。こういう課題があって今ちょっと仕事がつまっています、といったちょっとネガティブ気味な情報もきちんと報告してくれるのは大事だと思います。派遣エンジニアをしていたときにも、真面目なのにそういった報告をしなかった人は、そのうち用いられなくなっていました。

そのとき言いづらくても、言わなかったら後々面倒なことになるという見通しがちゃんとあって、きちんとアラートがあげられるのは、エンジニアに限らず、必要なことだと思います。

ーー「楽しい」開発を続けるために、常に新たな知見を追求する姿勢、とても勉強になりました。どうもありがとうございました!

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