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AIと書いて愛と読む

リーウェイズ代表の巻口です。

弊社は人工知能(AI)を武器とした不動産テックベンチャーです。

私自身は、早稲田の大学院のゼミでニューラルネットワークとかサポートベクターマシンとかをちょっとかじったくらいなので、全然AIの専門家ではないので、専門的な内容はうちのCTOに任せますが、今日は違う視点でのお話です。

人工知能(AI)は記憶、学習、推論、判断のメカニズムを人工的に構築する技術ですが、技術には全て目的があります。

私が考えるAIの目的、存在意義(レゾンデートル)は「愛」です(笑)

「愛」とは大切に慈しむ心、大事に思う心のことですが、「愛」ゆえにAIが必要とされ、「愛」に基づいてAIが活用されるべきだと考えます。

私の場合の「AI(愛)」は不動産愛です!

不動産業界は実はインフラ産業です。社会にとってなくてはならない、誰にとってもなくてはならないものです。

生活の基盤である不動産に対して「愛」が感じられないと思う事例が数多くあります。設計偽装、手抜き工事、囮物件、最近ではシェアハウス詐欺なんかもありました。

私が25年間(四半世紀!)不動産業界を見てきている中で、こうした「愛」のない行為によって、不動産業界は社会からの信頼を失い続けています。

「他者愛」だけでなく「自己愛」も欠けているのが不動産業界じゃないかと思っています。

人は誰もが自分に誇りを持ちたいと思っているはずです。それが「自己愛」の一つの形ですし、それが誇りを持ったプロフェッショナリズムを形成したりします。

不動産業界にプロフェッショナリズムがかけているという理由は誰も「不動産マン」と自称しないという点にあります。

どんな業界も自分の仕事に誇りを持って説明するときには「職業+マン」と呼称します。銀行マン、証券マン、オイルマン、タイヤマン。職業にマンをつけることはプロフェッショナリズムの表明です。私はこの職業がアイデンティティであるということです。

ところが不動産業界は自らを「不動産屋」と言います。米屋、八百屋、魚屋という村社会での役割分担が自分たちの存在証明となっています。飲食以外のケースで「屋」を用いる場合、概ねネガティブなイメージが付きまといます。株屋、金貸し屋、競馬屋、不動産屋(笑)

昔ヤクザな商売だと言われていた時代、証券マンは自分たちのことを株屋と言っていました。今ではもう違いますよね。

不動産業に従事する人が自らを不動産マンと自称できるような環境にしたいと考えています。それが業界の発展につながるし、それが消費者保護につながるし、それが仕事の誇りにつながるからです。

これが私の「不動産愛」です。

人工知能(AI)を単に便利な大量高速処理技術として捉えてはいけません。他者を出し抜くためのAIではなく、「愛」を実現するAIだからこそ共感され、必要とされ、社会に受け入れられると考えています。

「不動産愛」を実現するAI一緒に作りませんか?

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