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契約ウォッチ1周年!運営メンバーが語る誕生秘話とこれから

2021年8月に公開1周年を迎えた「契約ウォッチ」。今回は「契約ウォッチ」に関わるメンバーを招いて1周年記念の座談会を行いました。ぜひご覧ください。

メンバーのご紹介

柄澤 愛子(弁護士/法務マーケティング担当)

慶應義塾大学法科大学院修了。 2012年弁護士登録。 都内法律事務所、特許庁審判部(審・判決調査員)を経て、2019年に株式会社LegalForceに参画。 社内では法務開発、コンプライアンス等の業務を経て、現在はマーケティングを担当。

梅村 玲司(デジタルマーケティング担当)

2016年デジタルマーケティングコンサルティング会社に新卒入社。コンサルタントとして、Web制作やネット広告、マーケティングオートメーションなど幅広く改善提案を行う。2020年4月LegalForce参画。デジタルマーケティングに特化し、自社オウンドメディアの構築〜運用、Web広告、サービスサイト改善を担当。

高橋 健太郎(法務マーケティング担当)

2015年メーカーのマーケティング担当企業へ新卒入社。法務担当として契約審査や株主総会運営などの業務を経験。2021年1月マーケティング担当として、LegalForce参画。セミナー運営やコンテンツ企画などを担当。

「契約ウォッチ」誕生秘話

Q.「契約ウォッチ」はどのようにして生まれたのですか?

梅村 契約業務に携わる法務担当者の方との接点を広げるべく、オウンドメディアを開設することにしました。そして、メディアのコンセプトを定めるためにお客様からヒアリングをするなかで、法改正に関する情報収集に苦労されていることを知りました。

LegalForceでは、製品を法改正に対応してアップデートするために、社内で常に法改正情報をウォッチしています。こうした法改正に関する情報を一箇所にまとめ、さらにわかりやすい解説を参照できるようなメディアがあれば、きっと多くの法務担当者の方の役に立つだろうと考えました。

また、毎日でも見に来たくなるような、親しみが持てるメディアにしたいと考え、キャラクターを活用することに決めました。

柄澤 もちろん、メディアで最も重要なのは、情報の質です。契約ウォッチに掲載する記事の質、特に情報の正確性については気を付けています。分かりやすさと質を両立するように心がけています。

契約ウォッチ運営初年度の変遷

Q「契約ウォッチ」を1年間運営してみて、大変だったことや面白かったことはどんなことですか?

梅村 契約ウォッチの最初の1年間は、法務の方々が便利に使えるメディアにすることを強く意識していました。サイトのトップに配置している「法改正カレンダー」は、特にこだわったポイントで、サイト全体もこのカレンダーを中心にデザインしていきました。こういった方向性を社内の弁護士とブレインストーミングしながら形にしていったのは、大変でしたが面白かったですね。

また、「親しみやすい」「使いやすい」サービスにしたいという気持ちを込めた、キャラクターやロゴデザインもポイントです。キャラクターは社内のデザイナーが作成してくれたのですが、羊にしたのは「モコモコしていてかわいいから」とのことでした。また、先生役のキャラクターが被っている帽子は、コラムの語源が古代ギリシャの柱にあるという一説があり、羊の角と似ているというところから着想を得ています。

柄澤 マーケティング部門に所属するまで、私は社内では法務開発の業務が中心業務だったので、その合間で記事を執筆・レビューするのが大変でした。質と量を担保するために、引用法令の間違いがないか?内容に法的な間違いはないか?入念に確認する必要があると同時に、メディアとして運営する以上、一か月で複数本の記事を執筆・レビューする必要がありました。

まだ、契約ウォッチの運営も手探りな中でしたので、大変でしたね。他方で、記事を執筆・レビューする中で、リサーチを行うことで自分の知見も深まりますし、「どうすれば分かりやすく伝えられるか」考えながら記事を作成する作業は面白かったですね。

高橋 記事作成に手間をかける分、記事がリリースされたときはとても嬉しいですね。私が初めて執筆した記事がありがたいことに多くの反響を得ることができました。この記事は企業の法務部の方々が日常的にどのような業務を行っているのかをまとめた記事です。

それまでの「契約ウォッチ」は法改正に関する記事が多かったため、企業の法務部で働く方々に焦点を当てた、これまでと違う視点の記事でした。自身の法務経験も活かすことができた内容でしたし、大きな反響を得ることができたのはとても嬉しかったです。

梅村 そういったみんなの努力が実を結んで、2020年10月に月間PV数が10万、2021年1月に20万、そして6月には30万PVを達成することができました。SEO施策に力を入れたこともあり、法務に関する各種のキーワードで検索結果に契約ウォッチのサイトが上位表示されるようにもなってきました。

例えば、「法改正」「契約」など単一ビッグワードで検索を掛けたとき検索結果のトップに契約ウォッチのサイトが表示されるようになったときは嬉しかったですね!

契約チェックのうた、ぬいぐるみなどのノベルティグッズの制作

Q.「契約ウォッチ」のキャラクターの活用についても教えてください

高橋 テレビCMに先駆けて『契約チェックのうた』という楽曲を作成し、契約ウォッチのキャラクターたちのアニメーションを合わせて作成したMVをYoutubeで公開しました。テレビCMでは最後の決め台詞として使われている「及び並びにリーガルフォース」を歌詞に用いています。『契約チェックのうた』の誕生背景の詳細についてはこちらの記事に詳細が書かれていますが、歌詞から音楽、動画まで全てを社内のメンバーで制作しました。公開と同時に3番の歌詞をTwitterで募集をしたところ多数のご応募をいただき、大きな反響を得ることもできました。

柄澤 また、少し時期を遡りますが、今年の春には契約ウォッチのキャラクターのぬいぐるみの制作もしました。キャンペーンなどで、このぬいぐるみをお渡しさせてもらった方の多くがTwitter上にぬいぐるみの写真を投稿してくださり、契約ウォッチのヒツジのキャラクターも1年間で読者の皆様に愛される存在になったと実感できて嬉しかったですね。

法務担当者のためのメディア

Q.今後、契約ウォッチをどのようなメディアにしていきたいか?

梅村 法務の方々が日々の業務の中でふと疑問に思ったことの答えがいつもそっと用意されているような、そんな「法務に寄り添う」メディアにしていきたいと思います。

高橋 私は「日本一閲覧される法務メディア」を目指していきたいですね。だからこそ、難しい法務の知識をわかりやすく、親しみやすく理解できるような内容にしていきたいです。

柄澤 私は、まだ記事を執筆できていないジャンルがあるので、記事の範囲を更に広げていきたいですね。今後は、外部の法律事務所の弁護士の方々に執筆いただく記事も増やしていけたらと考えています。法務の方が調べ物をするときに最初に見ていただけるメディア、また、新人法務の方々に教材としてもご活用いただけるメディア、として今後も成長を続けていきたいですね。

お知らせ

◆1周年記念セミナーを2021年9月9日に開催!

LegalForceでは、契約ウォッチが開設1周年を迎えたことを記念し、契約ウォッチのメインテーマの1つである「契約書」の基礎知識についてセミナーを開催します!

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