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仕事と子育て、異次元の世界を行き来するからこそバランスを保ち成果を出せる~LiBz MAMA Cafe 働くママの仕事と子育て(後編)~

はいさい!LiBの採用マネージャーの寺島です。

4月22日(金)に掲載した「「子供を預けて働くからには、それだけの価値ある仕事をしたい」~LiBz MAMA Cafe 働くママの仕事と子育て(前編)~」の<後編>をお送りします。

今回のテーマは「仕事も子育ても選択と集中」。

悩める働く父親母親のみならず、すべて方に少しでもヒントとなれば…嬉しいです。

参加者は前回から引き続き、LiBのママ社員代表の濱田さん、森澤さんです!

濱田道子さん(※以下「濱田」と表記)と森澤恭子さん(※以下「森澤」と表記)

「仕事」と「子育て」-異なる二つの世界を行き来しているちょっと不思議な感覚

ー後編は「仕事も子育ても選択と集中」といったテーマで、実際のお二人のお仕事に対する想いや子育てとの両立についてお話を伺いたいと思います。

濱田:

私の場合は独身のときのほうがどこか同じことの繰り返しの毎日で、物足りなさを感じていた部分はあったように思います。今も昔も変わらず、毎日違うお客様とやり取りさせていただいているという点では同じなのですが、仕事プラス子育てが加わってからは、独身の頃よりも「新鮮さ」を実感しています。子供はあっという間に成長するので、幼稚園や小学校と常にステージが変わり、子供との向き合い方自体も変わっていきます。それが仕事とはまた別の「新鮮さ」や「成長実感」なのかもしれません。

もちろん、仕事も仕事で一生懸命ではあったのですが、子育てと比較すると、ある程度自分の要領で「こなせてしまう」感覚が慣れるほど出てきたように思います。

森澤:

わかる気がします。社会人になりたての頃に聞いた話で、今でも印象に残っているのが、「仕事以外で趣味など第二の居場所を持った方が良い」ということ。仕事で行き詰ったときに別の居場所、コミュニティを持っておくと気分転換もできるし、そこまで追い詰められなくてすむと。子育てはそれに近い部分があるように思います。

子供との時間ってちょっと次元の違う世界観で、うまく言えないんですけど、時間の流れが違う感覚があって。そこを行き来している感覚がいつもあるから、無意識のうちに切り替えられているのかもしれないですね。

濱田:

私は時短制度を使いながら仕事をしていて、確かに子供と触れ合う時間は短くなりました。ですが、それ自体を全然ネガティブにとらえていなんですよね。忙しいからこそ子供とのやり取りを丁寧にしたいと思えたり、接し方などが寛容になれたり、むしろポジティブな効果を親子で感じられるようになりました。

大切な「親子の時間」なので、お互い笑顔で過ごしたいと素直に思えますし、それに、仕事に対しても同じように、短い時間だからこそ「仕事の質を下げずにきちんと成果/結果を出したい!」とこだわるようにしています。仕事の時は仕事に、子供といるときは子供に、ぐっと集中できるのも「時間の制約」があるからなのかもしれません。

森澤:

子育ても仕事もいつもいいことばかりではないですし、大変だなと感じるときもありますが、仕事と子育ては、例えば「右脳」と「左脳」のように頭の使い方が違うので、バランスが取れているのかもしれません。仕事も子育ても、日々試行錯誤の連続ですが、仕事で得たエネルギーを子育てにプラスに転換し、またその逆もあるように感じます。

時間もエネルギーも限られているから、両方100%とか120%とか、どちらも頑張り続けると私はバランスが崩れてしまうので、良い意味での「これはやらない」と割りきることが自分のバランスを保つ上で大事なポイントの一つだと思います。

さきほど濱田さんがおっしゃったように、仕事をしているときはとにかく仕事に集中しているので、出社すると子育てを意識しなくなるというか、「選択と集中」が自分なりのバランスでできているので、両立自体は思うほど苦ではありません。もちろん、会社や上司、同僚、そして家族の理解、応援、サポートがあるからこそできるのですが。

会社が自分を信じてくれているから、ちゃんと期待に応えたい

ーLiBでは会社として「多様な働き方」に挑戦していますが、実際はどうですか?

濱田:

LiBは多様な働き方の実現が進んでいる会社です。私自身も2年間フルリモート勤務していましたので、ここは自信を持って言えます。

ちょうど今月、4月1日付け創業丸2年をむかえ、創業当時4名だったメンバーも今では50名と、採用も積極的に行っています。前職でキャリアアドバイザーとして個人の方の転職支援をしており、企業様の中途採用にも携わってきたのですが、会社としての採用スタンスがLiBは特徴的だと感じる点があります。

それは「就業条件にとらわれていない点」です。

男女問わず、「この人と働きたい!」という方と出会えた時に、それぞれの方に柔軟に対応するための制度をその都度作ってきました。

先日発表した『ファミリーシップオプション制度』のように、会社が作った制度にメンバーを当てはめるというよりも、メンバーみんなが当事者として制度を作りあげてきました。

「どう働くか/就業条件」よりも「その人が最も高いパフォーマンスを上げるにはどうすればいいのか」にフォーカスしている分、他のメンバーの納得感もありますし、フォローする側・される側、というよりは「支えあう」という言葉がしっくりします。

森澤:

私は「週4日出社×時短」で勤務を開始し、営業として企業クライアントを担当しています。もともとLiBにジョインした理由は、「自分らしくイキイキと働き続けられる女性を増やしたい」という自分自身のライフテーマを一緒に実現できそうだと思ったからで、その実現を下支えするには自分自身の「仕事の生産性や効率へのチャレンジ」も必要なのではないかと考えています。

限られた勤務時間の中でいかに生産性や効率を意識し、目標数字を達成できるように創意工夫できるか?営業未経験ということもあり、難しいチャレンジですが、もしうまく行けば、他の人にもそのやり方をシェアし、その再現性が担保できれば、会社全体の生産性と効率が一気にあがりますよね。自分のあとに続く人たちのためにもなりますし、だからこそ頑張りたいなって思えるんです。

濱田:

そうですよね。経営陣がよく「これはチーム・会社全体の挑戦」と表現してくれます。それぞれの人のやり方を個人だけに閉じずに、どんどん発信、シェアしあうので、お互いの仕事のやり方を取り入れる環境ですし、「やりたい!」って手を挙げると信じてやらせてくれます。

普通の会社だったら会社側が「本当にできるのか?」と少しネガティブにとらえてしまわれる部分があると思うのですが、「できるのなら、やりたいのなら、まずはやってみよう」ってポジティブな思考が根付いているので、自分のやりたいことにきちんと向き合って、納得しながら仕事ができます。

森澤:

前編でもお話ししましたが、自分の興味のあることで仕事をさせてもらっているので、やりがいを感じられるんですよね。

濱田さんがおっしゃるように、「時短だからこれだけよろしく」という仕事の任せ方ではなくて、フルタイムのメンバーと同じレベルで任せてくれるので、限られた時間の中で成果を出さないと!と思えるので、結果として自分の成長にもつながっています。

責任のある仕事を任せてもらえる、やらせてもらえるのはすごく大きいですね。

すべての人が「その人らしい」社会との関わりあい方、選択肢を増やしたい

ー最後にメッセージをお願いします。

森澤:

時短と聞くと、どちらかというと「ママ」を連想してしまいますが、男性でも時短という方が増えてもいいのではないかと。

もっともっと「子育てと仕事を両立する男性」も増えるよう、社会全体で男性が仕事をしながら子育てに参画しやすい環境や雰囲気が醸成されるといいなと思います。

既婚、未婚や子育てしているしていないに関わらず、あらゆる人に「その人にあった社会との関わりあい方」という選択肢が増えるといいなと思います。

あと、個人的には女性のキャリアに興味関心があるので、20代のうちから将来を見越したキャリア形成について取り組んでいきたいと考えています。女性の場合は子供を望む場合、出産という大きなライフイベントがあります。どうしてもキャリア形成に影響がでるので、自分の時間が確保できるうちに自分の中でこれだ!と納得できるスキル/武器を見つけておかないと、いざというときに自分が納得できない形で働くことにもなりかねません。

私自身も自分のキャリアに悩んだ時期があります。その時にコーチングの資格をとり、自分自身を客観的に見つめたり、キャリアの棚卸ができるようになって、自分の軸が定まってからは仕事においても子育てにおいても、自分らしくいられるようになりました。

濱田:

仕事と子育ての両立って大変!という漠然とした不安がある方にお伝えしたいのは、「子供はいつか必ず手を離れていく」ということです。もちろん幼児を抱えての仕事は目が回る忙しさですが、小学生に上がる6歳にもなると、こちらがさみしくなるほど手がかからなくなります。

この先ずっと続いていく人生で、たった数年のために、自分の目標や今までのキャリアの全てを手放さないでほしい、挑戦してほしいというのが私の願いです。

自分が本当にやりたいことは何か、自分の気持ちに向き合って、どの道に進んだとしても、納得感のある選択をして、自分だけの人生を生きてほしいですね。

ただそれを一人で考えたり、一人で結論を出すのは難しいところもあるので、私もカスタマーサポートとして、気軽な相談先としてお手伝いできればと思っています。キャリア女子の駆け込み寺のような、保健室のような存在になれると嬉しいですね(笑)

いかがでしたか?

今回はLiBの働くママ社員を中心に話を伺いましたが、「働く場所と時間の制約」は子育て世代に限った話ではなく、これから日本全体が迎える<超少子高齢化社会>において求められる取り組みの一つだと思います。

LiBでは来るべき<超少子高齢化社会>に、LiBらしい形で「働く場所と時間の制約」にチャレンジしていきます!

そして、一人でも多くの人の「生きる」がもっともっと「ポジティブ」になるように、全社一丸となって取り組んでいくべく、積極的に採用も行っています!

ご興味ある方はぜひ、こちらのページから募集ポジションをご確認くださいね!

LiBWantedly内 採用ページ https://www.wantedly.com/companies/lib/projects

それでは、また!

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