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新卒エンジニアが総合職の研修を受けたら◯◯◯したくなった...!!!

こんにちは、18卒エンジニアの小野です。

当社は街コンやオンラインデーティングなどお客様に出会いを提供するベンチャー企業です。

そんな当社の新入社員研修では、エンジニアの新卒も総合職入社と一緒に全部署を回る研修を行います。
(つまり研修ではエンジニアも営業をするし、総合職もプログラムを書きます。)

2ヶ月に渡る研修を終え、今ではどの部署でどのようなことが行われているかわかるようになり、社内の状況がよくわかるようになりました。

全部署を渡り歩く長い研修の中で一つ感じたことがあります。


それは....


システム化すれば効率化できる業務がたくさんある...!!!!


本日は、研修中に「これ頑張ればもっとスマートにできるのでは..??」と感じ、システム化に挑戦した3つの事例を紹介しようと思います。


その1. 街コン開催時の人数集計カウンター

テックブログにも書かせていただきましたが、当社の主催者用の街コンの参加人数を確認するためスマホで使える人数チェックカウンターを作成しました。

イベント部の研修で実際に街コンの主催をしている時、お客さんの人数を数える方法がとてもアナログだと思いボトルネックに感じました。集計方法をシステム化することでより効率的な街コン運営ができると思い、人数集計カウンターを作成しました。詳しくは下記記事をみていただければと思います。

街コン運営をちょっとスマートにしたかった
4月よりエンジニアとして入社しました、18卒の小野と申します。 リンクバルではエンジニア採用でも当社のサービスである街コンの主催者を新人研修として行います。 今回はエンジニア目線の街コン運営について書きたいと思います ・街コン運営で感じたアナログ ・改善案 ・学びとおわりに 街コンとは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントです。街コンでは ...
https://tech.linkbal.co.jp/4098/

街コン運営をちょっとスマートにしたかった

その2. 掃除当番連絡をSlackで自動通知

当社では、始業時間の10:00から約7,8分の間自分のデスクや会議室などを掃除する時間があります。新卒は曜日ごとに分担で、その掃除で使うダスターの準備と片付けを行います。しかし業務で覚えることもたくさんあり、掃除のことに頭が回らず担当の曜日の当日に「今日当番だった!」と焦ることがあります。そこで自分の担当の曜日に通知が来るシステムを作れば余裕を持って行動できるのではないかと考えました。

slackbotのreminder機能を使っても良かったのですが、BotアイコンがつまらなかったのでIncoming-webhookとSlack userapiを使ってオリジナルのボットを作成してみました。

require 'slack/incoming/webhooks'
require "date"

slack = Slack::Incoming::Webhooks.new "https://hooks.slack.com/services/T1CSYHPJR/BAYJ6QSTB/XXXXXXXXXX"
youbi = %w[日 月 火 水 木 金 土]
d = youbi[Date.today.wday]


case d
when "月" 
  slack.post "月曜だよ\nダスター当番は <@XXXXXXXXXX>  <@XXXXXXXXXX>だよ"
when "火" 
  slack.post "火曜だよ\nダスター当番は <@XXXXXXXXXX>  <@XXXXXXXXXX>だよ"
when "水" 
  slack.post "水曜だよ\nダスター当番は <@XXXXXXXXXX>  <@XXXXXXXXXX>だよ"
when "木" 
  slack.post "木曜だよ\nダスター当番は <@XXXXXXXXXX>  <@XXXXXXXXXX>だよ"
when "金" 
  slack.post "金曜だよ\nダスター当番は <@XXXXXXXXXX>  <@XXXXXXXXXX>だよ"
 end

<@XXXXXXXXX>にはUserAPIで取ってきたそれぞれのUser_IDが入ります。
ひとまずこれが動くか試すためにローカルのcrontabを使って確認します。

00 8 * * * /Users/reiya.ono/.rbenv/shims/ruby /Users/reiya.ono/Desktop/IWH.rb

crontabに上のスクリプトを設定することで毎日8時にrubyファイルが実行されます。

実行結果がこちらです。

新卒のアイドルの高橋くんがその曜日のダスター当番をバイネームでメンションしてくれます。

ローカルで動くのを確認したのでAWSLambdaでrubyファイルを実行しローカルを立ち上げていなくても毎日通知が来るシステムを作ろうとしたのですが、LambdaがRubyに対応しておらず(?)Pythonに書き換えなくては....!と思ったところでこのプロジェクトは止まっています。

AWSの勉強にもなるし、早くやらなくてはと思っていますがなかなか手がつけられていません。

その3. リスト作成をスクレイピングで効率化

当社では街コンなど街の飲食店を使ったイベントを運営しているため、飲食店をたくさん知っている必要があります。用途に応じて、必要なお店に連絡して貸切予約などをするためです。

エリアごとにスプレッドシートにまとめて管理しているのですが、営業研修で1つ1つ飲食店情報サイトをみて"営業時間"や"予算"などをコピーアンドペーストしているのをみて非効率性を感じました。

そこでスクレイピングを活用して必要な情報だけ取って来るようにシステム化すればより効率的になるのではと考えました。

Slackにて自分が作ったスクレイピングのことを紹介すると、先輩社員からレスポンスが来ました。

何か発信するとレスポンスがちゃんと返って来るところが当社の素敵なところだと思います。
自分が何か発信すると、有益なアドバイスや知識が得られることが多いです。

おわりに

就活中の学生さんも会社説明会やOB訪問などプル型の情報収集だけではなく、ぜひ自ら行動しその結果得られるプッシュ型の情報収集を積極的にして欲しいと思います。プル型の情報収集では得られない情報が得られると思います。私の経験上ですが、やったことや自分自身をアピールすることで思わぬ情報や人脈がゲットできることが多いです。

Google検索で情報収集するのはとても早いですが、自分のやったことをSNSや社内日報などでアピールすることで次に繋がる情報が手に入ります。

就活中も自分の好きなことややりたいこと・やったことなどをどんどんアピールした方がいいと思います、100点の成果物じゃなくとも、"やったこと・挑戦したこと"自体がその人のアピールになります。


以上新卒エンジニアが総合職の研修を受けたらシステム化したくなったお話でした!

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