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23卒内定者インタビュー vol.1

いよいよ新年度目前。リンクエッジにも4月から23年卒のメンバーが入社します。

そこで今回は、23卒内定者の一瀬さんにインタビューしました。4年間の学生生活で彼女を成長させてくれた経験、そして、数ある企業の中でリンクエッジを選んだ背景に迫っていきます。


プロ劇団への能楽指導にコミットした学生生活

ーーどんな大学生活を過ごしてた?

経済学部でデータ分析を用いて理論の研究をしたり、部活動や複数の長期インターンに取り組んだりしていました。その中で最もコミットしたのはプロ劇団への能楽指導です。

幼い頃から自分を表現することが好きで、バレエやダンス、演劇などをやってきて、大学から部活動で能楽を始めました。1年半ほど経った頃、師事していた能楽師さんから「劇団の指導係をやってみないか」と声をかけていただいたんです。普通の演劇をしている劇団なのですが、作品の中に能楽のエッセンスを取り入れたいとのことで、「能楽の知識がある女性」という先方の条件にマッチしていてかつ演劇経験もあった私に白羽の矢が立ちました。


ーーどんなことが大変だった?

劇団が目指しているのは能をやることではなく、あくまでも演劇が主体なので、自分の求められるスタンスが非常に難しいなと感じていました。ルールやしきたりをどのレベルまで教えるべきかバランスを取りつつ、どうしたら作品に活かせるか考える必要があったので、常に実践と反省の繰り返しでした。

特に意識したのは「メンバーたちのニーズを汲み取ること」と「毎回の練習の目標を細かくすり合わせること」です。"演出家が絶対"ではなくメンバーみんなで作品を作り上げるスタイルの劇団だったので、全員を巻き込んで「ここのシーンはどんな風にしたいのか」を考え、意見交換をしながら指導を行うようにしました。感覚で話すのではなくできる限り言語化・明文化するようにして、全員が共通のゴールを認識できるよう心がけました。

そうした取り組みが実を結んで演出家さんや恩師から高く評価してもらい、その後は作品全体の演出補助のような役割までさせてもらえるようになったんです。能の指導を超えて作品作りに携わらせていただけてとても嬉しかったですし、チームで一つのものを作り上げるために必要なことを学ぶことができました。


ーー就活ではどんな業界・企業を見てた?

最初の頃は本当に様々な業界を見ていたのですが、「人々を楽しませるコト・モノを扱いたい」という考えから、最終的にはエンタメ系、街・文化づくりに関わることができるディベロッパー・鉄道系、そして人々の行動に影響を与えることができるマーケティング系の会社を受けました。

また、入社後に無数のキャリアパスが描ける会社を選ぶようにしていましたね。「ビジネスマンとして成長するために想像を超えるくらい様々な経験をしたい」という想いがあったので、多くの商材・事業に関われたり、異動や兼務が活発だったりと、チャレンジできる機会の多い会社を見ていました。

一社一社をよく調べて対策を練るようにしていたので、本選考を受けたのは全部で10社程度です。


ーー選考の時はどんなことを意識してた?

なるべく多くの社員の方と話をする機会をもらって、自分のことを飾らずに正直に話すよう意識しました。人を大切にする風土の会社ならメンバー同士が切磋琢磨しあって成長できるだろうと思っていたので、一学生である私と真剣に向き合ってくれるかを注視するようにしていましたね。

複数社の社員の方と面談をさせてもらった中で、私の経験ややりたいことにあまり興味を示してもらえなかったこともあったので、真摯に聞いてくださる方はとてもありがたく感じました。その中でも、私の話を聞いたうえでさらに自分の目標や夢を語ってくださる方には、まさに”向き合って”くれていると思えて「こんな人と一緒に働きたい」「自分もこんな風になりたい」という想いが自然と湧きましたし、そんな方がいる会社に対して強く好感を抱きました。

リンクエッジの印象は「青い炎」

ーーリンクエッジの選考で印象的だったことは?

かなり本音を話しても皆さんしっかり受け止めてくれるなと思いました。懐の大きさと言いますか。

面接はざっくばらんな会話で話しやすく、答え方に詰まってしまった時も細かくかみ砕いて丁寧に質問をしてくれました。能楽の話は身近に感じにくい方も多いので他社の選考では別のエピソードに切り替えてしまうことも度々あったのですが、リンクエッジの社員の方々は「なんでやろうと思ったの?」「もう少し詳しく聞かせて」と、一切否定せず同じ目線に立って話をよく聞いてくれました。

また、最終面接では志望動機よりも生い立ちなどの質問が多かったですね。赤裸々に話したのですが、共感しながら聞いてくれました。他社の選考だと学生時代のことは聞かれても幼少期の話を聞かれることはなかったので、「人となりをよく見てくれているんだな」という印象を持ちました。

また、選考途中で(当時)新卒一年目の藤井さんと面談をさせてもらった時のことが特に印象に残っています。私が将来やりたいことを話すと、「エンタメに興味があると言うけど、一瀬さんが興味あるのはマーケティングの部分だね」と言われてハッとしたんです。USJをV字回復させた森岡さんの話を例に出しながらマーケティングとはどんな仕事で、どんな影響力を持つのかについて具体的に教えてくれました。なんとなく漠然と理解していたマーケティングというものがそこで一気にクリアになった感覚があって、「自分がやりたいのはそれだ!」と実感することができたんですよね。

業界だけを見るのではなく「どんな仕事をしたいのか」についてしっかりと自分を深掘ることの重要性に気づかせてもらったと同時に、実際に仕事をする時もこうやって私の考えを引き出しながら指導をしてくれるイメージがつきました。


――リンクエッジのどんなところが気に入った?

やはり人の部分が大きいです。自分に向き合ってくれる印象が強かったのもありますし、働いている社員の方々に尊敬や親近感を抱いたというのもあります。

リンクエッジの社員の方々を表そうと思うと「青い炎」という言葉が浮かびます。今まで出会ったベンチャー企業の社員の方は「赤い炎」のような熱くガツガツやるぞ!といった印象の方が多かったのですが、リンクエッジの方は冷静で落ち着いていながらも、内には秘めた熱い想いや大きな夢を抱いている方が多くて、自分の性格と近くシンパシーを感じました。


――ベンチャー企業を選択することに迷いはあった?

私の周りは大手企業を志望している人が多く、少なからず影響も受けましたし、迷うところはありましたね。大手企業は社会的に大きいインパクトを与えられる仕事ができるというイメージがあり、そこは魅力に感じていました。

ですが、一年近く就職活動をしてきた中で、会社の力=自分の力には必ずしもならないのでは?と感じることもありましたし、「性格がベンチャーっぽいよね」と周りからも言われることが多かったので、ベンチャーに行きたいという気持ちに傾いていきました。

ただ、両親の説得は大変でしたね。両親がともに自営業で苦労もしているからこそ、私には大手企業で安定してほしいという想いがあったようです。とはいえ大手企業なら絶対安定というわけではないし、若いときにしっかり力をつけることが大切だと感じていました。ベンチャーで働くことや独立することの大変さを知っていても絶対に挑戦したいと思ったので、何度も話し合いをして納得してもらいました。


リンクエッジで描く、これからのこと

ーー入社後の目標や、将来の夢を教えて!

まずは、全ての仕事の基礎になる営業をやりたいです。そもそもベンチャーを選んだ理由に「自分が想像できないようなキャリアパスが描ける」というのがあるので、営業として成長した後に、任せてもらえる仕事があれば何でもやってみたいと思っています。リンクエッジでWebマーケティングを勉強することで、人の行動や習慣にアプローチして影響を与える力を身に付けたいです。

将来的には、エンタメ関連、特に長年やってきた舞台の注目度を上げられるような事業をしたいと考えています。芸能の世界も資金力やネームバリューのない企業・演者さんたちが苦労しています。そんな方々をWebマーケティングを活用することで救いたいという想いがあります。

リンクエッジの「デジタルマーケティングを通して本当に良いモノやサービスを世の中に届けたい」という理念が、まさに私の想いを後押ししてくれていると感じています。


ーー最後に、一緒に働く未来の仲間へのメッセージをどうぞ!

就職活動はぜひ楽しんでください!選考の準備や最中は大変なこともありますが、就活生という立場で様々な企業をフラットに見られることは非常に貴重な経験だったと感じています。だからこそ、この機会を楽しんでほしいと思います。

そして、本当にたくさんの企業があるので、迷うこともあると思います。私は迷った時「あえて想像できない方に飛び込むこと」を意識して決断することができました。自分のやりたいことをとことん深堀って、心の声に素直に従って飛び込んでみてください!

一瀬 唯:一橋大学経済学部出身。幼い頃からバレエやダンス、演劇など自分を表現することに邁進し、大学から能楽を始める。その後在学中にプロ劇団への能楽指導や、不動産業界や人材業界など複数の企業で長期インターンを経験。2023年4月、リンクエッジに入社予定。
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