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【モーションキャプチャ オペレータインタビュー】見ている方に楽しんでもらうために、自分自身がLOGIC&MAGICの全てを楽しむ!

スタジオでのLIVE配信や収録にモーションキャプチャーオペレータとして携わっている2021年6月入社の東建太郎さん。LOGIC&MAGICで働くことの意義や面白さについて、お話しいただきました。

東さん、今日はよろしくお願いします。まずはじめに、東さんのご経歴を教えていただけますか?

東:はい、よろしくお願いします。私は大学卒業後、メガネの販売店に就職をして4年ほど働いていました。今の仕事とは全く別の仕事なのですが、選んだ理由は「コミュニケーション能力の強化」。販売店の現場で働くことで、コミュニケーション能力と人間力を磨きたいと考えてのことでした。実際、仕事は楽しかったのと、人間関係も良好だったので名残惜しさはありましたが4年で転職をすることを決意しました。

転職にあたっては、どのような理由があったのですか?

東:実は大学時代から趣味で2Dのゲーム制作を友人たちと行っていて、いずれ仕事にしたいと考えていました。ただそのときはそのゲームをリリースするということもなく、また先ほどの「コミュニケーション能力の強化」を考えていたので別の道に進みました。それでも時間が経つにつれて好きなことを仕事にしたいと考えるようになり、迷っていたところに大学時代の友人から「今LOGIC&MAGICという会社で働いているけど、一緒に働かないか」と声をかけてもらい、転職することを決意しました。

入社まではスムーズにいったのですか?

東:はい、とてもスムーズでした。というのも、紹介してくれた友人は大学時代に一緒にモーションキャプチャーの勉強をしていた仲間で、私が何をできて、どのような人物なのかを会社に伝えてくれていたので、スキル的な面では全く問題ないと会社が判断してくれていました。私自身もゲームやCGに関わる仕事をしたいと考えていたことや、モーションキャプチャーに興味があり、スタジオを自社でもっていたことから、要望にぴったりの会社であり、紹介してもらった後は、二つ返事で「入社します」と答えました。



なるほど、何か強い縁を感じますね!東さんから見て、LOGIC&MAGICはどのような会社ですか?

東:常に何か新しいことや技術にチャレンジしている会社ですね。なので、新しもの好きな方にはとてもおすすめの会社です。映像もunityもモーションキャプチャーも、どんどん新しいチャレンジをしていて、それに関わる人たちが技術的に詳しいのは当然として、とても向上心が高い。そんな人たちと一緒に仕事をしているだけでとても勉強になるうえに、いろいろ聞くと気持ちよく教えてくれます。また、私の入社理由の一つでもありますが、モーションキャプチャーの撮影スタジオがあることも強いですね。ここの運営が会社の肝の一つでもあるので、ここでモーションキャプチャーオペレータとして今自分が働くことができているのは、うれしいことですね。

「新しもの好きの方にはとてもおすすめ」いいですね!とてもわかりやすいですね!東さんの日々の仕事をお伺いしたいのですが、モーションキャプチャーオペレータは具体的にどのような仕事になるのですか?

東:まずシンプルにいうと、モーションキャプチャーを使った撮影の準備、進行管理です。細かくいうと、予めもらっている企画や仕様に基づいてモーションキャプチャースーツやシステムを準備。演者さんにはスーツを着てもらってマーカーの位置を調整したりします。ときおりマーカーの位置が悪かったりずれていると、正しく動きをキャッチできずにソフト上での認識に不具合が生じてしまうので、マーカーの位置は常に意識して、微調整も行います。他には、カメラの管理も重要な仕事の一つです。スタジオに54台のカメラをセットして、対象となる人をしっかり撮れる状態にあるのかを確認して、システムと連携させています。

なかなか緻密かつ関わる作業は多いのですね。どのようなところにモーションキャプチャーオペレータとしての仕事の面白さはありますか?

東:少し個人的な面白さかもしれませんが、収録データの編集時にマーカーがうまく認識できなかった箇所を補完したり手直しする作業が実は面白いですね。細かいパズルを組み立てていくような気持ちです。また、学びという面での面白さもあります。スタジオにいると社内のいろいろな方と仕事をする機会があるので、機材やケーブルの使い方を聞くことはもちろん、別の部署の方に技術的なことを聞くことができて、とても勉強になります。また、自分が収録に関わった映像をいち視聴者として見ようとすると、「あー、ここは大変だったなー」、「あ!ここ、こうしたほうがよかった!」など、反省点を見つける目線になってしまい純粋に楽しめないのが難点です(苦笑)。とはいえ、視聴者目線で見ると次の仕事につながることと、自分たちで工夫した箇所をほかの視聴者が反応してくれると、「やってよかったな」と思えて、大きなやりがいにつながります。

そうやって視聴者に反応してもらえるのは嬉しいですね!働く環境として「LOGIC&MAGICのここがいい」という点を教えていただいていいですか?

東:まず勤務という面については、収録に関わる日以外はリモートワークも可能なので、メリハリをつけて働くことができます。エンターテインメント業界は仕事環境が厳しいイメージがあるかもしれませんが、毎日、毎回厳しい勤務ということはないので、私はまったく問題なく働くことができています。一緒に働いている人という面では、とても恵まれていると思います。みんなが「もっと面白く」、「もっとかっこよく」、「もっとかわいく」を突き詰めていて、そのために新しいツールや技術をどんどん追い求めていて、とても良い一体感があります。私もモーションキャプチャーオペレータとしての目線で気になったことをときおり意見として出すのですが、「あ、そこ気づかなかった、ありがとう」、「そこまで見てくれるんだね」と言ってくれるので、仕事がどんどん楽しくなってきています。また、社内コミュニケーションツールのチャットがあり、それを私も利用しているのですが、たまにゲームの話で盛り上がるなど、仲の良さも感じます。



優れたスタジオ設備があって、いい仲間がいて、環境としてバッチリですね!

東:スタジオ設備については、LOGIC&MAGICに入って初めて触ったときテンションあがりましたね(笑)。大学時代にもモーションキャプチャーを触ったことはありましたが、LOGIC&MAGICの設備はカメラの台数含めて規模が全然違うし、ソフトの処理や精度も大学時代に触っていたものとは比較にならないくらいすごいものなので、とてもびっくりしました。

最近の技術の進歩は速度がすごいですからね!東さんは、今後のキャリアや仕事について何かイメージされているものはありますか?

東:はい、まずこれは自分のスキルのためですが、配信に関わる準備を自分一人で全部やってみたいですね。モーションキャプチャーとソフトをつないだり、ケーブルも全部自分で組み立てたり、とにかく全部一通りできるようになりたいですね。その上でやってみたいのが、モーションキャプチャーをつかった配信の裏側などを動画配信すること。いわゆる企画の仕事になってきますが、モーションキャプチャーの可能性はまだまだあるのと、もっとたくさんの人に知ってもらってモーションキャプチャーの配信が面白いことに気付いてもらえれば、ファンも増えて市場も大きくなると思います。

それはすごい!市場が大きくなるきっかけになるといいですね!最後にLOGIC&MAGICで活躍できるのは、どのような方なのか、東さんとして考える人物像を教えてください。

東:はい、ありがちかもしれませんが、向上心のある人ですね。会社全体が「もっともっとクオリティーを上げたい」という雰囲気なので、この雰囲気の中で向上心をもって積極的に意見できる人が活躍できるのではないかと思います。モーションキャプチャーオペレータの仕事に限定すると、技術があることに越したことはないですが、いきなり全部できる必要は全くないですね。周りの方が親切に教えてくれる環境なので、仕事をどんどん覚えていきたいという気持ちがあれば、おおげさな話、初心者でも大丈夫です。あと、これはあくまで私の考え方ではありますが、エンターテインメントに関わる仕事をするのであれば、仕事の全部を楽しめる人が良いのではないかと思います。エンターテインメントで視聴者を楽しませるのであれば、まず自分たちが楽しまないといけないと思っているのと、自分自身は憧れの業界で働くことができているので、準備をする瞬間、配信をする瞬間、反応を見る瞬間の全てを楽しむようにしています。一緒に仕事を楽しめる人と、働きたいですね!

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