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福岡と東京、ユーザーとプロダクトと。コミュニケーションで遠くを近くにする、ユーザー・コミュニケーションという新しい仕事。MAMORIO白書:茂谷詩織がMAMORIOで働く理由

茂谷 詩織

UserCommunication UserRelation / PR
1992年生まれ、鹿児島県出身。社風に惹かれて福岡で大学生時代より株式会社paperboy&co(現:GMOペパボ株式会社)にカスタマーサポートとして働き、大学卒業後も同業務に従事。その後数店舗のコワーキングスペースの運営を手伝っていた縁から、福岡北九州で当時最大級規模のインキュベーション施設のコミュニティマネージャーとしてオペレーションに携わる。インターネット広告会社でのコンサルタントを経て、2017年MAMORIOに参画。

MAMORIOでは、ユーザー・コミュニケーション、ハードウェア開発拠点を担うMAMORIO FUKUOKA LAB.の立ち上げだけでなく、SNSやワークショップなどの企画・運用を通じての企業ブランディング、ユーザーコミュニティの形成、採用まで幅広い領域を担当。
趣味は食べ歩き。美味しいお酒とごはんが大好き。

「手を上げたらやりたいことができる、スタートアップならではの速度感」

MAMORIOと出会ったきっかけは、福岡に拠点を構えてスタートアップ に投資・支援をしている若手のベンチャーキャピタルの代表であるF ventures 両角さんの紹介です。ちょうど前の仕事をやめて何か面白いことないかな〜とふらっとFukuoka Growth Nextのawabarへ飲みにいったときに偶然出会って。以前もお会いしたことがあったので、世間話で今転職活動中でなんとなくスタートアップに転職を考えているという話をしていたのです。

 前職の投資先でちょうど面白い会社があるよと紹介され、気がついたらFacebookのメッセンジャーでCEOの増木にメッセージを送っていました。そのとき既に他の会社との面談の予定があるから「どうしようかな…」と思っていたんです。そうしているうちになんと週末に増木が福岡にきて面談することになり、その場で採用が決まりました。まだ何もない空っぽのオフィスで、これから福岡拠点の立ち上げをしようと思っていて力を貸して欲しいと告げられました。新規事業や立ち上げには興味があったのですが、オフィスにいったら机とイスだけがぽつんとおいてあって本当になにもないところからのスタートなんだと一周回って感動したことを覚えています。

 スタートアップには興味がありましたが、なかでも、サービスのユーザーコミュニティ形成に興味を持っていました。当初はユーザーサポート職としての面談でしたが、増木にSNSを通じての広報やバックオフィスもやってみたいと伝えてみたところ、是非一緒にやりましょうと即答してくれたことを覚えています。手を上げたらやりたいことができるスタートアップならではの速度感に驚きました。

「自分が困っていたときに助けてもらえると嬉しいから、わたしも困っているだれかを助けたい。」

 私は小さい頃から人見知りで、自分の悩みを話すことや助けを求めることが得意ではありませんでした。 だから困ったことがあったとき、ひとりでどうしようって抱え込んでしまうことが多くて。
 そんなときに誰かの「大丈夫?どうしたの?」という言葉に今まで何回も助けられてきたんです。ちょっとした言葉かもしれないけれど、その一言で救われる人がいる、そういう経験を何度もしてきました。自分が困っていたときに助けてもらえると嬉しいですし、わたしも困っているだれかを助けたい。

 だから次の仕事は自分のキャリアだけでなく、自身がカスタマーとして課題に共感し、誰かの悩みを解消できるようなプロダクトやサービスをつくる会社で働きたいと思っていました。

 MAMORIOのミッションは「なくすを、なくす。」です。はじめて聞いた時は本当に素敵なミッションだと思いました。特に自分はものすごく物を失くしがちなタイプで友だちからよく心配されていたのでSNSでMAMORIOにジョインする報告をしたときは「本当にぴったりな会社だね」とお褒めの言葉を各所からいただきました!笑

 そしてIoTといえば新しい技術ばかりにスポットが当たりますが、技術だけで全部の課題を解決することはできません。そして、全部の技術を完璧に使いこなせる人もまだまだいません。私もわからないことばかりです。そんなときにわからないなりに自分が架け橋になることで、困っているだれかを助けることができたらと思っています。だから、MAMORIOで働こうと決心しました。

全てはミッションのために。議論が大好きなMAMORIOの仲間たち。



 入社にあたって東京オフィスで会社のメンバーとしばらくの間働きました。入って何よりも驚いたのが、CEOからインターンまで皆、自分の意見を言うのが大好きなチームだということです。私が以前所属していた会社では、IT企業とはいえ役割分担が明確で「自分は自分の与えられた仕事をする」という意識が強かったのです。でも、MAMORIOではひとりひとりの仕事の領域が幅広く関わっているところも多いからか「〜〜は自分の仕事ではないから、興味ないです」と思う人は一人もいません。プロダクトの改善案から始まり、ちょっとしたオフィスの配置まで「なくすを、なくす。」という目標のために、自分はこう思う、という議論が様々なところで展開されています。

 そう聞くと衝突ばかりで意見がまとまらないんじゃないかと思うかもしれませんが、そこもお互いにそれぞれの強みを認めているからこそ最後は相手の意見がいいと思ったら、あっさり議論も終わる、深い信頼によって結ばれた素敵なチームだと感じています。

「福岡と東京と。ユーザーとプロダクトと。コミュニケーションで遠くを近くにする。ユーザー・コミュニケーションという仕事。」



 MAMORIOでは、新しい開発拠点となるMAMORIO FUKUOKA LABO.の立ち上げをしながら、MAMORIOのSNSを通じたPR業務や、ユーザーサポート、採用、コーポレート業務などの幅広い業務を手がけています。今、最も注目があつまるスタートアップシティ福岡と、世界最先端の情報都市東京とをつなぐ架け橋として奔走する毎日です。

 大企業が手がけるプロダクトと違い、スタートアップが手がけるプロダクトはまだまだ知名度も低く、プロダクトも改善が必要な未完成な部分が多々あります。スタートアップだから成長とスピードを優先しなくてはいけない、でもだからといってユーザーを置いてけぼりにすることはできない。ユーザーがわからないところはどこなのか、ユーザーが不満に思っていることはなにか。また、興味をもってくれているユーザーの疑問にソーシャルネットワーク上で答えてファンになってもらう。
 プロダクトの真ん中で、チャネルを問わずそうしたカスタマーの声をいち早く聞き取って開発チームと連携してプロダクトの迅速な改善につなげていく、そのための窓口であることがUserCommunicationTeamの中のUserRelation、PRとしての私の仕事です。

 コミュニケーションという意味では会社の採用も同じです。スタートアップは常に人不足。新卒採用のような大規模な採用活動もできない。いい人がいても、転職にはタイミングも必要だし、数あるスタートアップの中でも自分たちの会社を選んでもらいたい、この会社はどんな人が働いてるのかな、どんな思いを持って働いてくれているのか、そんな興味に答える会社のストーリーをコミュニケーションを通じて知ってもらいたいなと思っています。

私が大好きな福岡と東京、そしてMAMORIOをつかってくれる大切なユーザーとプロダクト。コミュニケーションを通じて遠くを近くにしたい。それが私がMAMORIOで働く理由です。

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