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「僕のところにおいで。最強のゼネラリストに育てるから」ストリームクリエイター山口の入社秘話【長編】

こんにちは。mtc.人事広報です。
今日はウォンテッドリーでよく見る「入社ストーリー」を一つご紹介しようと思います。

今日ご紹介したいのは、ストリームクリエイター山口の入社までのお話です。
長いですが小説を読むようなお気持ちでご覧いただければと。

出会いは「転職せずにZOZOで修行できる」という夢のインターン

今から5〜6年前、山口は宮崎県にあるZOZOのグループ会社(以後A社)で働いていました。
若手のホープで、社内外からとても信頼され、本人も仕事が面白くなってきた頃だったと思います。
ちょうどその頃A社で「クロスターンシップ制度」という制度がスタート。(会社に在籍しながら他社でインターンができるというA社の制度で、当時やや話題になったのでぜひググってください)
山口はこの「クロスターンシップ制度」の公募で見事ZOZOでのインターンを勝ち取り、当時マーケティング部長をしていた代表岡崎の元に修行に出ることになりました。
これが山口の、代表岡崎との出会いのきっかけです。

ZOZOで過ごした衝撃的な数日間

山口は、webマーケティング・CRMについて知見を深めるためにZOZO(というか岡崎のところ)に修行にいったはずだったのですが、その期間を終えてA社に戻ってきたとき、彼の口から「マーケティング」とか「CRM」のことをあまり聞かなくなりました。
でも社内の誰もが気付いていたのは、語ることこそ減っていたけれど、驚くほど成長スピードを加速していた、ということ。
データの取り方も、その分析の仕方も、当時社内でトップになっていたと思います。
何が起きたんでしょう。
気になりますよね。聞いてみました。

山口にインタビュー:ZOZOで何を見たのか、何を考えたのか

人事広報:クロスターンシップでZOZOに行って帰ってきてから、自分の中に大きな変化ができた!ということだけど何が起きたんですか。たった数日間の留学で。

山口:行って当日まずZOZOのエントランスに置いてあったソファで徹さん(弊社代表岡崎のことです)を待ってたら
「お待たせお待たせーそのソファ数千万ぐらいするんだけど座り心地どう?」
みたいな感じで登場して、まぁその時点で田舎から来た若造は震え上がるじゃないですか。
からの、いきなり数時間ぶっ続けで、徹さんからCFM(ZOZOで岡崎が独自に構築していたCRMの理論)について講義を受けて、もう脳天から打ちのめされるっていうか。
自分がやっていること、考えていること、すべてが全然足りてないのを感じて。
頭がフル回転でクタクタでしたよ。初日で。

人事広報:そんなに衝撃的だったのね、わかるけど。私はmtc.に入ったときにその感じがすごくありました。

山口:ですよね。正直軽い気持ちでクロスターンシップに行ったんですが、なんか目が覚めたというか。当時、お仕事がそこそこうまく行きだしたタイミングだったんですが「いやいや俺全然じゃん」と思っちゃって。もちろん良い意味で。
自分の浅い経験、知識でマーケティングやCRM、カスタマージャーニーとかを語るのが恥ずかしくなりました。本物を見てしまったので。
自分の言葉で語れるようになるには、もっと本気でやらないとダメだ、と思いました。
それで戻った後からすぐ、データ分析したり、SQLの勉強しだしたりしましたね。

時は流れて

留学後も代表岡崎と山口は、時折連絡を取り合っていたそうです。
山口が東京出張のときなどに、それはもうおいしいご飯をご馳走になっていたんだと思います(ここは完全に想像)

そして会うたびに、代表岡崎は山口の将来のことを気にかけてくれていたようで、あるとき
「僕のところにおいで。最強のゼネラリストに育てるから」
と声をかけてもらったのを、山口はとても鮮明に覚えている、と教えてくれました。

山口はZOZOへの留学後、A社で最年少マネージャーに抜擢されたり、担当のクライアントさんからも厚い信頼を得たり、業務に邁進していきます。
この頃A社は組織改編や事業整理などが相次いで起きていたので、管理職だった山口はかなりハードな日々を過ごしていたようです。
いま社内で「メンタルおばけ」(=ストレス耐性激強)と呼ばれている彼も、当時は吐き気で目が覚める毎日を過ごしていた、と言っていました。

そして2018年、山口は宮崎にあるA社の本社オフィスから、東京オフィスへ転勤となります。
この頃になるとA社はZOZO傘下で新サービスを展開していて、これを自らの成長のチャンスと捉えた山口は、東京オフィスへの転勤を自分から上長に志願したと教えてくれました。

東京オフィスでは、webマーケティングの業務ではなく新規案件獲得のための営業を担当していた山口ですが、やはり自分が極めたいのはマーケティングなんだと改めて感じることも多くなっていたようです。

そんな中で山口が人生の次のステップを模索していたとき、岡崎から声がかかります。
正確には
「A社での仕事をやりきった感があるので、次のステップとして徹さんのところで働きたいです」
というLINEを山口から送ろうとしたまさにその瞬間に
「最近どう?」
と岡崎からLINEが届くという奇跡が起きて、あぁもうこれは運命だから徹さんのところにいく。お願いします。と連絡したとのことでした。

全て代表岡崎に操られている疑惑

こうして山口はmtc.への入社を決めました。
この記事を書くにあたって改めて入社までの話を山口に聞いていたのですが、一通り聞き終わったときに私が発した言葉が
「出会った時からずっと、代表にうまいこと感情曲線を操られて、今に至ってる感じがしませんか山口さん」
でした。
そして頭をかすめたのが「私も含めてmtc.のメンバーは皆、代表岡崎の壮大なマーケティング戦略の上で回収されているのでは・・・」という疑惑です。

これは会社の広報としては見逃せない事態だ、代表の陰謀かもしれない(いや絶対陰謀とかではないけど)と思いましたので、ここはもう直球で代表岡崎に聞いてみました。

人事広報「山口とZOZOで話したのはほんの数日だったはずなのに、なぜその後もずっと彼のことを気にかけていたんですか?あと私も山口さんも含めみんな岡崎さんのマーケティング戦略で、感情曲線をいい具合に調整されて、見事にハマって入社してますよね?」(なぜか問い詰め口調)

代表岡崎「山口に当初から声をかけてたのは、短い期間だったけどクロスターンシップで出会ったときに、すごく印象的だったから。彼にしかない、人の懐にすっと入ってくるような愛されるキャラクターみたいな部分とか、受け身感が全くなくてガンガン自分から取りに来る感じとか、他の人にはほんとなかったからね。感情曲線のところについてはもう無意識だけど。息を吸うように常にマーケティングしてますよ僕は(半笑い)」

ということで、疑惑が払拭できたようなできていないような仕上がりですが、山口のことをずっと気にかけてくれていたのは、山口のキャラクターや、彼のお仕事に向き合う姿勢が印象的だったからということでした。

そんな出会から、彼はいまmtc.で働いています。期待。

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