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なにをやっているのか

龍岡老健の外観
居室 4人部屋
龍岡会の前身は、昭和2年開業の大森医院。 当時は湯島4丁目のこの界隈は龍岡町といわれ、今も東京大学 竜岡門にその名を残しています。 この龍岡という旧町名を法人名として引き継ぎ、新たな第一歩を踏み出したのが、平成8年の龍岡老人保健施設(現・龍岡介護老人保健施設)の開設です。 介護保険制度がまだ開始されていない当時から、斬新なサービスを提供してきました。 豊富なアクティビティ、夜の外出イベント、見てから決める選択食、年に2回の一泊旅行などを通して、ゲストのみなさまに誇りある笑顔に満ちた日々を過ごして頂きたいと願っています。 わたしたちは、常に新しい可能性を求め、よりよい暮らしのあり方を探ってゆきます。 住み慣れた地域でのあたりまえの生活を、龍岡会スタッフ一同のまごころが支えます。

なぜやるのか

研修会
午後のひととき
龍岡会ではいつまでも住み慣れた街で自分らしく過ごしたいと願う多くの皆様のために、介護老人保健施設をはじめ医療・看護・介護の様々なサービスを行っています。 やさしさの中から、笑いと誇りが生まれます。 ゲスト一人一人の思いをかなえることが、わたしたちの喜びです。 サービスの輪をご家族や生活する地域へ、途切れることなくつないでゆきます。

どうやっているのか

ゲストの作品
楽器を奏でる
龍岡の施設は、これまでに数多くのゲストの皆さまに利用していただいています。 更に、日本国内のみならず、海外からも多くの皆さまが見学に訪れてくださいました。 皆さまから頂戴した嬉しい声をもとに、龍岡の施設の特徴をご紹介します。 毎日、豊富なアクティビティ・プログラムを用意しています。 テーブルで行える日々の手作業や集団での体操、歌、ゲームなどの定番プログラムは必ず数種類を毎日行っています。 また、施設外の活動として、美術館やデパートへ出かけたり、名所を訪ねたり、夜景を見に行ったりと、盛りだくさんの企画をご準備しています。 龍岡会では、施設生活の中に積極的に芸術を取り入れることで、ゲストの皆さんの心が豊かになると考えています。 アート部に所属する美術や音楽の専門スタッフが、ゲストの皆さんに寄り添い、アート活動や音楽療法などを行うことで、より生き生きした生活ができるように援助しています。 日々のプログラムに組み込まれたアクティビティだけでなく、サークル活動や個別でのプログラムの実施によって、創作の幅は更に広がっています。ご紹介している作品は、作った人の思いや人生、日々の生活や抱えている病気まで、多くのことを語ってくれています。 多くの方に好評なのが、龍岡と浅草の施設の厨房で焼いているパン。 朝食メニューでは和食が洋食を選んでいただいていますが、洋食でお出ししているパンは、厨房のスタッフが仕込んで焼き上げる手作りです。 日替わりの風味でふっくらと、コーヒー、ごま、よもぎ、紅芋、かぼちゃ…などなど、味や見た目も楽しめるように工夫して焼いています。 昼食は主菜を2種類のうちから選べる選択メニューとしていますが、ユニークなのは、実際に出来上がった食事を見て選べること。 献立名だけではイメージがわきづらくても、実際に見てから、食べたいものを選ぶことができます。 月に一度、誕生会を催す日には、夕食に祝い膳として調理師さんが腕によりをかけた季節の料理をお出ししています。 お祭りや敬老会など、施設での大きな行事イベントのときにはビュッフェ形式のお食事を楽しんでいただきます。 実は、参加するゲストやご家族のみならず、お手伝いのボランティアさんたちの中には、毎年お料理を頂くのが楽しみ、という方もいらっしゃいます。