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営業職から大抜擢!BtoBヘルスケア事業立ち上げを任された事業開発リーダー・梅原善紀さんに“社内起業のリアル“を聞きました!

メディフォンのBtoB SaaS『your mediPhone』の立ち上げを任され、現在はサービスのグロースを牽引しているリーダー梅原善紀さんにインタビューしました!代表の澤田直下で、0から1を作る新規事業開発の難しさと面白さを聞いてきました!


~BtoB ヘルスケアSaaS『your mediPhone』~
コロナ禍で進むリモートワーク体制下でも、企業が従業員の健康管理を円滑に行うことができるよう多言語で支援するものです。
企業における予防医療の活動である健康診断の予約や、健診結果・ストレスチェック等のデータ管理、産業医とのコミュニケーションを全てクラウド化することで、蓄積したデータを可視化します。さらに、メディフォンならではの、17言語の多言語対応と医療機関との密な連携により、企業における予防医療活動をより効果的なものにすることに貢献することを目指します。
【プレスリリース】 法人向けプロダクト  多様性ある企業のための医療の窓口 「クラウド健康管理your mediPhone(ユアメディフォン)」の提供開始
当社では、多様性ある企業の医療等の活動を支援する「クラウド健康管理your mediPhone(ユアメディフォン)」( https://your.mediphone.jp/ )の提供を開始いたしました。 ...
https://www.mediphone.jp/wp/archives/331

採)宜しくお願いします!

梅)宜しくお願いします。


目次


・経歴(学生~前職~メディフォン入社まで)
 ー1社目:SMBC日興証券に入社した理由
 ー転職経緯
 ー2社目:メディフォンに入社・澤田社長との出会い
・新規事業開発に関わるまで
 ー入社当初~医療機関向け多言語通訳サービス
 ー新規事業開発リーダーに抜擢
 ー”暗中模索”の中で・・
 ー社長直下での業務
・課題と今後のビジョン
 ー課題:メンバーの育成指導
 ー新規事業を通してメディフォンが目指す先
・読者の方へのメッセージ

経歴(学生~前職~メディフォン入社まで)

1社目:SMBC日興証券に入社した理由

採)梅原さんといえば「事業立ち上げ」「澤田さん(メディフォン代表)といつも激しく議論している」というイメージがありますが、いつも明るく取り組んでいらっしゃいますよね!

梅)そうですね!まあ、難しいことがあっても寝たら忘れるタイプなので!(笑)

採)そうなんですね(笑)素晴らしいですね!そんな梅原さんの、学生時代から現在メディフォンに入社するまでの経緯を教えていただけますか?

梅)はい。横浜市立大学を卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社し、九州、東京と5年間営業をしておりました。その後2019年4月にメディフォンに入社し、現在は新規事業のリーダーを務めております。

採)1社目は証券会社だったんですね。なぜ新卒で日興証券を選ばれたんですか?

梅)もともと無形商材を売る営業をしたくて、就職活動の時には金融やコンサルティング会社を考えていました。理由としては、有形商材より無形商材の営業の方が、営業個人のスキルが重要になると考えていて、その中で自分の力を試したいという気持ちが強くあったからです。

無形商材は形がない分、お客様にとってどの会社の商品も似たり寄ったりに感じられる可能性が高い。そのため、最終的にお客様に購入していただけるかどうかは、営業マンの提案力や信頼関係など、「人」に魅力を感じてもらえるかどうかにかかっていると考えました。

採)なるほど。自分の力を試したいという気持ちが強くあったんですね!では、実際に日興証券ではどのような営業をされていたんですか?

梅)個人、法人両方のお客様向けに株の売り買い、相続のお手伝い等を行っておりました。


転職経緯

採)では、希望通りの営業ができる環境にいた中、なぜ転職をしようと思ったのですか?

梅)確かにSMBC日興証券での仕事はとてもやりがいがあり、その5年間は営業としてもとても鍛えられた期間でした。しかし、だんだんと、より多くのお客様に価値を提供し、役に立つ仕事がしたいと思うようになったんです。

どうしても大きい会社なので、自分の担当するエリアが決まっており、担当する商材が決まっている。そのため、自分が関わり支援することのできるお客様や、営業活動の方法が限られていることにもどかしさを感じました。また、私は7年間海外にいた帰国子女でもあったので、抽象的ではありますが、グローバルな仕事をしたいという思いもありました。

採)なるほど。大企業ならではの分業化されている環境より、多くの裁量権をもって仕事ができる環境にいきたい思いがあったんですね!

梅)そうですね!そのためベンチャーを志望していました!スピード感をもって、裁量権をもって仕事するなら、大企業と真逆の環境がよいと思ったからです。

採)そうなんですね。入社後、どうでしたか?入社前のベンチャーのイメージ通りでしたか?

梅)そうですね!当初メディフォンには7人しか社員がいなくて、私もその中でも2人目の営業でした。研修もなく、初日から先輩の営業同行に行き、翌週からは一人で営業出張に行きました。「想像した通りだな!」と思い、納得したことを覚えています。


2社目:メディフォンに入社・澤田社長との出会い

採)ベンチャー志望で転職活動をされたことはわかりました。では、他のベンチャーも沢山ある中で、メディフォンに入社を決めた理由は何ですか?

梅)ひとえに澤田さんの圧におされてです!(笑)

採)え?それは断れなかったということですか?!

梅)いえいえ(笑)ネガティブな内容ではなく、澤田さんの熱意がすごく伝わったんですよね!
採用面談の際、「一緒に働こう!」と言っていただき、私自身に対してだけでなく、メディフォンの事業に対して、並々ならぬ熱量と使命感をもって取り組んでいらっしゃる澤田さんの気持ちが伝わり、入社を決意しました!

多くの人の役に立てるのと、グローバルな仕事がしたいという思いがあったなか、外国人の方の役に立つことができることも、メディフォンへの入社を決めた理由でもあります。

新規事業開発に関わるまで

入社当初~医療機関向け多言語通訳サービス

採)そうだったんですね!そんな熱意を感じ入社された梅原さん。入社後はどんな仕事をしていたのですか?

梅)入社当初は、医療機関に対して医療通訳サービス『my mediPhone』を提案していく営業活動をしていました。全国の医療機関を対象に、電話をかけてアポイントをとって訪問し、サービスの概要やトライアル利用の説明をしたり、県庁などの自治体に挨拶をしたり、といった活動が中心です。並行して医療機関向けのセミナーを企画し全国の主要都市で開催することで、より興味を持っていただけるお客様を増やす活動も行っていました。

私が入社した2019年は、メディフォンとして医療通訳サービスの個別契約が拡大期に入った年で、営業メンバーも私の入社に続くようにどんどんと増えた時期ですね。


新規事業開発リーダーに抜擢

採)そうなんですね。では、今の新規事業にはいつから携わり始めたのですか?


梅)2020年9月頃に澤田さんからお話があり、澤田さん、私の他に営業1名、そしてプロダクト1名の計4名からのスタートでした。

採)4名からのスタート!どのような感じで新規事業は進み、リリースまでたどり着いたのでしょうか?

梅)そうですね。澤田さんの頭の中には「こんな医療プラットフォームを創り上げる!」というアイディアがありましたので、何も形がない状態から議論と開発を並行して行いながらプロダクトのプロトタイプ作っていきました。

案の定、最初は何がお客様にささるのか、暗中模索の状況が続きました。ターゲットも決まっていない、ターゲットにニーズがあるのかもわからない、誰に聞いたらよいのか?どのようにプロダクトに反映したらよいのか・・・?

何が失敗かも、失敗を改善しても同じ失敗を繰り返さない可能性もない。そんな状況で、飛び込みの営業電話をかけ続け、市場ニーズを聞き取り、提案する内容を変更し、その過程をプロダクトに反映させていく、というサイクルを根気強く繰り返していきました。
今振り返ってみると、あっさりとこのような説明になりますが、実際に当時は先が見えず不安でしたね。。

”暗中模索”の中で・・

採)本当に暗中模索ですね。とても難しく感じませんでしたか?

梅)難しいですよ。もちろん。たまに私自身も「なにやってるんだろ・・・」と思うときもあります。
私はメディフォンに入るまで、「何が正しいかわからない環境で、新しいものを作っていく」という経験をしたことがないんです。前職は大きい会社だったので、もう決まっている内容が多く、今のように、裁量権をもって仕事をすることが無かったんです。

今は新規事業『your mediPhone』の立ち上げ時ということもあり、これまでにない仕事に取り組ませてもらっています。思うように成果が出ず、一緒に取り組んでくれているメンバーに苦労をかけていることも多いですけど、だからこそ成果を出していきたい、という想いが強くなっていると感じます。

つらいですけど、楽しいですよ!「すごくいい経験をさせてもらっているな!」と思っているんです。


採)そうなんですね!「いい経験をしているな!」と思いながら仕事に取り組めていることって、素晴らしいですね!
暗中模索の状況から始まった新規事業『your mediPhone』は、2021年4月15日、遂にリリースされましたね!改めて、サービスの紹介をお願いできますでしょうか。

梅)はい。『your mediPhone』 は、企業向けに健康診断の結果をペーパーレスで管理するためのシステムになります。健康診断の結果をクラウド上で管理し、産業医との面談や、その後の健康管理をスムーズに行うことで、労務担当の負担軽減だけでなく、健康診断結果をより活用し健康経営を支援するサービスとなっています。メディフォンの今までの主力事業である医療通訳は医療機関向けに提供しているサービスですが、『your mediPhone』の提供先は、主に企業様になります。

採)なるほど!私は労務業務も少し行っているのですが、健康診断の案内や結果の管理は、個別対応の必要なものが多く、業務がとても煩雑になるんですよね。メディフォン社員分もシステムに反映していけるので、自社開発のプロダクトを自社の社員でも活用できるというのは嬉しいですね!


社長直下での業務

採)また冒頭でお話しさせて頂きましたが、新規事業開発といったら、梅原さんと澤田さんとのスピーディーなやり取り、というイメージがありますが、「社長直下」での仕事、実際やってみていかがでしたか?


梅)大変なんですよ~って話しをしたらよいですか?(笑)

採)いえいえ(笑)毎日何往復もやりとりをされている様子を見ながら、凄いなぁ・・と思っていましたので。新規事業開発のリーダー梅原さんからみて、起業家・澤田さんの印象はどうでしょうか?入社時のお話は聞いていますが、その後変化はありましたか?

梅)印象は採用時の面談からずっと変らないですね!とてもエネルギッシュな方で、こうと思うとダッと突き進む方で、裏表のない方だと思います。新規事業の内容も、微修正・微調整はありますが、当初から言うことは変わっていないですね。

採)そうなんですね!本当にエネルギッシュな方ですよね!意見がぶつかることはないですか?

梅)もちろん、意見が違うときもありますが、澤田さんはよく相手の意見を聞いてくださる方ですし、自分自身も澤田さんの意見を尊重しつつ、しっかりと意見は伝えるようにしているので、対立することはないですね。

採)なるほど!お互いが立場・肩書に関係なく、意見を尊重するような環境があることは良いことですね!

梅)はい。それに加え、事業開発チームのメンバーには本当に心強いメンバーが多く、GOOD DESIGN AWARDを受賞した池口さんにはいつも無理を言っていますが、快く営業サイドのリクエストをさばいてもらっていて感謝しかないですね。

採)それは、心強いメンバーですね!

課題と今後のビジョン

課題:メンバーの育成指導


採)では、新規事業開発の業務の中で、今まで一番苦労をされたことは何でしょうか?やはり立ち上げ初期の頃が一番大変でしたでしょうか?

梅)いえ、今の方が大変だと感じています。立ち上げ時の時は、リーダーといえど、メンバーは経験豊富なベテランの先輩方ばかりでしたので、共に意見を出し合い各自がすべきことを着々と取り組み自走して頂いていました。そのため、自分自身もある意味、自分がやるべきことだけ考えれば良かったんです。

しかし、今は自分の下に新しいメンバーが沢山増え、指導も必要になり、自分の営業業務だけでなく、メンバーの成果や管理も一緒に行う必要が出てきましたので、メンバーの成績にも繋がるように各人に働きかける部分が非常に難しいと感じています。

採)そうなんですね。事業開発に着手した初期とは違う段階に入り、今は『your mediPhone』をより発展させるためにも、一緒に働くチームメンバーの育成にも力を入れて取り組んでいらっしゃるんですね。


新規事業を通してメディフォンが目指す先

採)では、リリースされました『your mediPhone』事業の今後のビジョンを教えて頂けますか?

梅)まず『your mediPhone』を通してメディフォンが目指す先は、医療のプラットフォームになることです。今までは医療機関向け『my mediPhone』 により医療通訳という価値を提供していましたので、医療にかかる人には貢献できる存在でした。
しかし、別の視点でとらえると医療にかかる人にしか手を差し伸べられていない。今後、社会の数十年先の未来を見据えた時、増え続ける社会保障費や少子高齢化の問題に向き合おうとすると、医療が必要になった人だけでなく、普段医療にかからない人に、いかに良い医療アクセスを用意しておけるかが重要であると考えた結果、予防医療に注目したんです。

メディフォンは、医療通訳のSaaS事業を伸ばすことそのものが目的ではなく、医療にかかわる全ての人の思いを繋げることで、日本人にも外国人にも適切な医療を届け、健康で豊かな生活を送る事ができるよう「医療プラットフォーマー」になることを目指して事業開発とスケールに取り組んでいます。3年後には事業規模もプロダクトの提供機能も飛躍的に成長を遂げ、「社会で当たり前に使われる」サービスになっているよう願っています。

採)なるほど!『your mediPhone』の事業を通してメディフォンが目指している先がわかりました!では梅原さんご自身の今後のビジョンも教えてください。

梅)そうですね。リーダーとしてメンバーの育成指導にこれまで以上に注力しながら、共に働くメンバーが、社内はもちろん、お客様から頼られる存在になってもらえるよう切磋琢磨していきたいと思っています。一人の力には限界がありますので、チームとしての成長にも貢献する人物になりたいです!

採)素敵ですね!『your mediPhone』という新規事業を率いるリーダーとしての今後の活躍を応援しています!

読者の方へのメッセージ

採)最後に、読者の方にメッセージをお願いします!


梅)新規事業はまだまだスタートしたばかりです。今後より多くの方にサービスを提供することができるよう、チャレンジしたいことは沢山あります。特に新規事業に関しては、トライ&エラーで改善をしていきますので、チャレンジすることに臆せずフットワークが軽い人、向上心が高い人がマッチしていると思います。そして正解がわからなくても、やればやるだけわかりやすく成果が表れてくると思っています!

自分の力を試したい人、その過程を楽しめる人に参画してほしいと思っています!

是非お話を聞きにきてください~!お待ちしております!


採)ありがとうございました!

梅)ありがとうございます。

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