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代表・工藤インタビュー!「スモール・エクセレント・カンパニー」が織り成す、メリービズが目指す世界とは

こんにちは!採用担当の池上です。

前回のCOO山室のインタビューに続き、今回はメリービズ代表・工藤博樹のインタビューをご紹介します。

働くことが楽しい社会をつくりたい ー

子育てで仕事を諦めた、母の背中が原点に

ー 「ビジネスを楽しく!」をビジョンに掲げるメリービズですが、働くことが楽しいと思える社会をつくりたい、そう思われたきっかけは何ですか?

工藤:私の母は、当時では珍しいバリバリのキャリアウーマンでした。大学を卒業して通訳の仕事につき、企業の他に大阪万博の通訳や海外からの要人アテンドも行うほどでした。3年ほど経ち、父親との結婚でカナダに移住することになるのですが、そこで通訳のキャリアは途絶えてしまいます。

私が産まれて弟が産まれ、子育てという大事な仕事に専念することにはなるのですが、子育てのために仕事を諦めないといけなかったことに、今となって大きな疑問を感じています。帰国後に母が英語の家庭教師をやっていた時期がありましたが、父親はあまりよく思っていなかったようで、今の時代だったらまた違っていたのかもしれませんが、なぜ女性は結婚したら仕事を辞めなければならないのか、不公平を感じたのはひとつのきっかけです。

地方だって仕事はできる、世帯収入を上げられる

ー そうだったんですね。他にも理由があるのですか?

他にも仕事が大都市に集中しているという疑問や、事務職のキャリアパスがないことにも疑問を感じています。僕は神戸で育ちましたが、高校時代の友人は大半が東京を始めとした都市部に出てきています。他の地方の方も同じだと思いますが、人口が減り、ますます都心部に仕事が集中する傾向が確かになりつつある中で、地元に残る理由が見当たらないと考える人もいると思います。

でもこの流れは確実にベストではないですよね。狭い東京に人口が集中してもキャパシティ的に限界はありますし、地方にとって人口が減り続けることは死活問題です。流通・物流の問題が最初に来ると思いますが、地方が機能しなくなってしまう。これは変えていかないといけないと思っています。

地方自治体との取り組みを増やしたい

ー メリービズは秋田県鹿角市と女性が働きやすい環境をつくる「ウーマンネットワークビジネス」に取り組まれていますが、こういった動きは地方創生のヒントになりそうですね。

そうですね。自治体との取り組みはもっと増やしていきたいと思っています。ただ、多くの自治体は、税収をあげる→所得税を増やす→正規雇用を増やすという考え方が主流になっていますが、正規雇用にこだわる必要はないというのが僕の考えです。

メリービズ在宅スタッフの場合、雇用形態はフリーランスか副業の業務委託、働き方は100%テレワークで企業の経理実務を担っています。働き手にとっては地方にいながら都市部の仕事ができるので、地方の世帯年収増加=税収アップに貢献しているはずです。企業側にとっては人手不足で地元採用に苦戦しても、他県の優秀な人材を活用できるので“人手不足倒産”の防止につながります。

まだまだ直接お話しできていない自治体はたくさんありますので、私たちの考えに共感、理解してくださる方がいたらぜひご一緒したいです。


良い人材と出会う。バックオフィスの育成が企業を育てる

ー もうひとつ、「事務職のキャリアパス」の話がありましたが、企業が経理担当の採用を考えるとき、まず派遣を選択肢にあげる企業が多いように思います。それって、社内で人材を育てることよりも、誰でもできる仕事として穴を埋めれば良いという考え方が実は根底にあったりするのでしょうか。

そうかもしれませんね。でもここで大事なことを見落としていて、経理の仕事は誰でもできるようで誰でもできないんですよ。そもそも知識および業務理解が必要な専門性の高い仕事ですし、皆さんが作られた経理情報というインプットがあるから、この取り組みの費用対効果はどうだろうかと、経営者は適切で最善な経営判断ができるわけです。

経営者はつい営業がプロフィットセンターだと重視しがちで、バックオフィスはコストセンターだと捉えられて、プライオリティが低い企業が多いように感じます。「もっとコストを下げられませんか?」って言われてしまうんですよ。だから給料が上がらない。企業がこの重要性をもっと理解すると同時に、人材を評価してスキルや経験を積んで活躍の場を与えていく、バックオフィス人材の育成という視点を持たないと企業は伸びていかないと思っています。

ー なるほど。どうしたら経営者の考え方が変えられるでしょうか?

良い人材と出会うことですかね。私自身も昔はそう思っていたという反省があるのですが、メリービズの事業当初で苦手な経理業務を何人かに任せた時、優秀な方は任された業務の背景を理解して、僕=経営者が求めている最善の形に情報をまとめ提案をしてくれたことがありました。経験値や理解度の高い人は全然レベルが違いましたね。

エンジニアだと、スキルがあればシリコンバレーの企業で東欧に住んでいながら働くことができ、住んでいる地元の物価や給与水準と関係なくものすごい高い報酬をうけることができます。それはエンジニアという職種のプロフェッショナル性が価値として評価されているからですよね。島根県松江市にRuby(プログラミング言語の一つ)の街ができて優秀なエンジニアが移住していますが、地方に経理プロフェッショナルの街ができたっていいと思います。


今はこれだけデジタルトランスフォーメーションが進んでいる時代では、場所を選ばずに働ける環境ができつつあります。バックオフィスは、デジタルトランスフォーメーションが進むとエンジニアと同レベルのモビリティの高いスキルになると考えています。そして、バックオフィス人材もエンジニア並みにプロフェッショナル性が高い、稼げる人材になれるはずだと思っています。

メリービズもいずれ在宅スタッフの皆さんのキャリアパスの仕組みを今後作っていきたいと考えています。

「得意なことだけを本業にする」新しい分業のカタチ

ー メリービズには「得意なことと苦手なことをできる人が分業する」という考え方がありますよね。もう少し詳しく聞かせてください。

ひとつの職種に実は得意なことと苦手なことって混在していると思います。わかりやすい例をあげると、営業は外でお客様と話すのが得意だけど資料作成が苦手とか。もっと言うと、営業で使用した交通費精算の申請作業ってものすごく面倒だったりします。気づくと月末の申請期限が過ぎていて、“もう今月分はいいや”なんて諦めてしまったり・・。そうなると会社へのロイヤリティも下がりますよね。

逆に、経費精算をコツコツと単純入力するのが大好きという人は必ずいます。得意なことと苦手なこと、業務を細かく分解分離ができると、最適な人数で最適な業務を回すことができ、生産性も向上するという考え方です。

ー なるほど。適材適所の最たるものですね。理想の形だと思います。

ただ、業務分解の最適化を社内でやろうとすると課題もあって、バックオフィスのスキルレベルやマインドセットも関係します。”ここまでは自分の仕事だけどここからは自分の仕事ではない”、という考え方もありますし、人材を多く抱える大企業ならまだしも、これから成長しようとする中小ベンチャー企業は限られた人材で実現しようするとなかなか難しい。そういう時こそメリービズの仕組みを使って欲しいですね。無駄のない高いレベルのアウトプットが望めると思います。

この新しい分業の形が進むと「得意なことだけを本業にする」会社が増えて、社員は数人だけど数十億稼ぐというような「スモール・エクセレント・カンパニー」が増えていくと思っています。スモール・エクセレント・カンパニーが増えれば、もっと自分の働き方、生き方に合った仕事場が増えるので、個人がもっと“働くことが楽しい”と思える社会の実現につながっていくと信じています。

まず、自分たちがスモール・エクセレント・カンパニーになる

ー 「スモール・エクセレント・カンパニー」の考え方、素敵ですね。

メリービズ自身も働き方を実験していて、この世界を目指すために自分たちが様々な工夫をしながら試行錯誤を重ねています。今のチームメリービズは役員が4名、正社員が3名と少数です(2018年11月現在)。インターン、アルバイトが6名で毎日交代で勤務していますが、その他は業務委託としてプロの力を借りていて、マーケティング1名、採用1名、広報2名、経理1名、兵庫県在住のウェブデザイナー1名と、社員よりもサポートいただく人数の方が圧倒的に多いんです。

中心となる社員は企画、管理を行う役割で、ビジネスを前進させることがメイン業務。DOの部分は担当者のアイデアを取り入れながらチームで分業するスタンスです。スモールでも世の中を変えていける、ソーシャルインパクトを出すことにこだわり続けりたい。正社員、業務委託という雇用の垣根を超え、チームで最大のアウトプットを出すにはどうすれば良いのか、それぞれの働き方に合わせたコミュニケーションの取り方、情報共有の仕方を考えながら、これからもこの実験を続けていきたいと思っています。

ー 最後に、これからメリービズの仲間になる人へのメッセージをお願いします。

メリービズは業務委託の皆さんとチームで、この社会的な課題解決を一緒にやっています。これから社員になる皆さんには、この中心となって企画管理に力を貸して欲しい。ただ仕事をするというより、より良くするにはどうすればいいのか、昨日までの仕事を一旦忘れて、それをまっさらな状態でもう一度見たときに、どうすればもっと素晴らしい仕組みにできるかを一緒に考えられる人と事業をつくっていきたいと思います。

文:中村真弓(広報)

インタビューいかがでしたか?

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