【前編】新人ディレクターが聞く!マイクロアドのインフラエンジニアとは?

マイクロアドWantedly新企画「新人ディレクターが聞く!」シリーズが始まりました。

2018年新卒入社の新人ディレクターの山城くんが、マイクロアドのシステム開発部のことをより多くの方へ知ってもらうため、さまざまなエンジニアへインタビューをしていく企画でございます。今回は馴染みの無い人にとっては謎が多い(?!)インフラエンジニアへのインタビューです!

・アドテク業界のインフラってどんな技術が使われているの?
・インフラエンジニアの楽しみってどんなところなの?
・身につくスキルって何があるの?
・マイクロアドの開発現場ってどんな組織なの?

そんな疑問に山城くんが切り込んでいきますので、ぜひご覧ください。


山城:こんにちは!18新卒で入社した新人ディレクターの山城です。まずは、2人の簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか?


元井:システム開発本部の統括と、基盤技術開発グループマネージャーの元井です。要はシステムの基盤系マネジメント全般なのでプロダクトのインフラから社内インフラも含めて、幅広く管轄しています。
(写真右)

伊東:同じく基盤技術開発グループに所属している伊東です。私は元井さんのもとで、業務用のサーバー、ネットワークの構築、運用を行っています。また、最近は社内ネットワーク環境も携わっています。ハードだけではなく、プロダクトの基盤をつくるにあたり社内のネットワークも必要な場合はやるといったイメージです。
(写真左)

インフラに触れたきっかけ

山城:改めまして本日はよろしくお願いいたします。そもそも大学で情報系の学部にいないとなかなかインフラに触る機会ってないと思います。そういう意味では、2人がインフラに興味を持ったり、実際に触り始めたっていうのは大学が最初の機会だったりしたのでしょうか?

元井:僕の場合は、エンジニアの仕事をはじめてから実際にインフラを学び出しました。年代的には僕が社会人になったときにi-modeとかが出てきたくらいで。そもそも大学の学部とかも真面目に選んでなかったので、情報系には目も向けずただ単に入りやすさで電気工学科選択しました。まあそんな理由で勉強していたので当然、「面白くないなぁ、将来これでどんな仕事をしていくんだろう」って思って…(笑)そんな中、インターネットを友達の家などで触ってるうちに、「こっちのほうが面白いな!」って思って、それでもう大学いる時間がもったいなく感じたから辞めたんです。

山城:え、そうなんですか?!



元井:はい、それでIT系の専門学校に入り直しました。ちょうどそこがITを全般的に学べる学科で、言語もやるし、ネットワークの座学もやるし、Linuxインストールしてapache立ち上げてみたいなこともちゃんとやってました。ちなみに当時はメールコマンドでメールを打ってましたね。

山城:そんなのあったんですか?!メール打つのにもGUIがあったわけではないんですね。

元井:就職活動もネットで応募なんて数少なかった時代です。分厚い雑誌ではがきを何十社に送ってエントリーしてみたいな世界観でした。そもそもネットの仕事にどんなものがあるのかも全然わからなかったんですよ。それで僕が入った会社はSESをやっている会社で自社でWEBアプリケーションも作っていた会社でした。当時PHP3とかPostgreSQLを使ってもましたね。それで入社後、社内のシステム管理を全部丸投げされて、とにかく現場に出て自ら手を動かしながら学んでいきました。

山城:なるほど、そういった経緯だったんですね。伊東さんはいかがでしょうか?

伊東:僕の場合は一番最初に触り始めたのは中学のときです。



山城:中学でインフラですか?!早いですね・・・。

伊東:それは時代がちょうど良くて、山城くんは気がついたころにはスマートフォンを持っているような世代だと思うのですが、僕のときはパソコンが一家に1台あるかないか、みたいな時代でした。そのときにパソコンを触れる環境があって、興味を持ってずっと触っているので、インフラに関しては全く抵抗はないです。中学のときから普通に触るだけではつまらなくて、インフラ側まで触って遊んでいました。その時代はまだソフトウェアが主体ではなく、ハードウェアが主体の時代だったんです。そんな流れで自然とインフラ、裏方の方を遊んで楽しむっていう習慣がついてましたね。

マイクロアドがオンプレで運用している理由

山城:それでは具体的なお話を聞いていきたいと思います。どのIT企業にもインフラは必須だと思うのですが、まずはマイクロアドにおけるインフラはどんなことをやっているのかを教えていただけますか?

元井:正直、他の会社と比べて大きな違いがあるかと言うと、そんなに違いは無いです。ただオンプレでデータセンターを借りてサーバーを物理的に用意してっていうのをずっと続けているところが、他の企業とは違うかなと思います。

山城:そうなんですね。今だとAWSなどのクラウドが主流かと思いますが、オンプレで続けているのにはなにか理由があるのでしょうか?



元井:はい、それはオンプレのコストパフォーマンスがいまのところ一番良いからです。このコストパフォーマンスとは、価格と運用の2つの側面があります。まずは単純に価格面ですが、クラウドよりも買ってしまった方が安いという点があります。次に運用面ですが、当然クラウドは管理面のコストはすごく良いのですが、マイクロアドではこれまでずっとオンプレでの運用をしていて物理的な作業に慣れた人が結構いるので、オンプレでの運用面のコストがそれほどかかりません。

そして何より、オンプレは融通が効きやすいし、新しい技術を試しやすい。例えば過去の例で言うと、SSDが出てきたときに早速検証して、「SSDすげえ、これでIOのボトルネック解消できるじゃん」みたいになったことがありました。それですぐにコンシューマ用SSDを本番に導入したりとちょっと無茶なこともできたりして、クラウドだと導入されるまで結構時間がかかることが多かったです。とはいえマイクロアドだと良いものはどんどん試していきたいということが多いので、今はオンプレメインですがクラウドも一部使ってます

山城:ありがとうございます。ちなみにオンプレということは、自分たちで1からデータ転送などの準備をしないといけないと思うのですが、実際にはどんな技術を使っているのでしょうか?

伊東:実は特殊なものって使っていなくて、誰もが知ってるミドルウェアを使っています。最近だとkafkaで転送してHadoopに貯める、というのがマイクロアドでは標準化されていて、基本的にはそれに沿って作るようになっています。あとインフラの基盤や仕組みに関して言うと、仮想化やコンテナであったり、一部ではクラウドのサービスを使っていて、適材適所使い分けているっていうのがいまのインフラの実際の全体運用状況です。


技術選定の意思決定はサービスを最優先に考える

山城:そういった技術の入れ替えというのは、新しい技術が出てきたときにオンプレの強みを活かして一部で試してみてから入れ替えるようなフローなのでしょうか?



伊東:もちろんオンプレで試したほうがいいものはオンプレで試しますし、クラウド上でもできるものに関してはクラウド上で試します。機能的に使い勝手がいいかどうかっていう話はクラウド上でも検証できるし、ものすごく高速なもの、例えば低遅延を求められるようなものはオンプレで検証して、しっかりと性能が出るかを試したものを使います。

RTBのところまで仮想化、コンテナ化とか、クラウドにのせるっていうのも将来的にはありなのかなとは思いますが、やはりミリ秒の単位で処理をしているところでクラウドなど性能を担保されないとリスクになるので、状況を見ながらベストな選択をしていくという運用をしています

山城:その意思決定のフローは、それぞれのインフラエンジニアの方が「これどうですか?」っていうのを元井さんに確認するのですか?

伊東:自然とそういう雰囲気にはなってますよね…笑



元井:僕はただGOを出すだけです。みんなそれなりに検証しているのでその導入に関しては個別に確認しにくる人もいるし、全体的に周知しながらやっている人もいます。

ただ正直、マイクロアドはサービスありきのシステムなので、技術というのはサービスが上手くまわるためのものでしかないです。だから、どういった技術を使って、どういう設計をして、実際にはどのように運用していくかというところまで考えるということが重要です。目の前に課題があり、その課題を解決できそうなものがあるのであれば、新しい技術でもレガシーな技術でも推奨してどんどん取り入れていく、というのがマイクロアドの開発における共通認識となっています。

山城:ではとにかく最新の技術に置き換えるというよりは、サービスを第一に考えて、そのサービスを運用する上で現状より良くなるのであれば新しい技術を取り入れるっていうのが一番の基準になっているということですか?

元井:そうです。いまはオンプレで運用をしていますが、クラウドでもっとコストも安くなって管理も楽になるということであれば、全体的にクラウドを使う可能性もあるでしょう。例えばBigQueryは実際に使っています。ただ現状では、サービス第一で運用していくのにはオンプレが適していて、一部はクラウドにしてます。

後編へつづく

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