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オフィスデザインをする時に大切なこととは?

前回に引き続き、この記事では「オフィスデザインをする時に大切なこととは?」をお届けします!

物件が決まった後、オフィス空間作りにはレイアウトやデザインなどこだわりたい所は沢山ありますよね。
オフィス作りにはレイアウトやデザインはもちろん、どのような素材を使えば理想のオフィス空間に仕上がるかなど考える必要があります!オフィス作りの大切なポイントを私たちのオフィス紹介と交えながらお伝えします!

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🔷まずレイアウトを決める前に大切なこと!!


物件が決まったら、いよいよレイアウトを決める段階に入ります。
しかし、ここで忘れてはいけない事が2つあります。


🔴マスト要件を明確にしておく
🔴コンセプトを決めて軸がぶれないようにする


オフィスデザインは、「無限に広がり創造できる」ものなので全てを実現するのは予算の兼ね合いもあって難しいこともあります。
そんな時はオフィス作りで叶えたい『マスト要件を明確にしておく』ことで調整を容易にする事が可能です。

例えば、会議室は何人が利用できるサイズで何室必要か、オンラインブースはマスト要件なのか等の確認をしておくことも大切です。

それ以外にも「会議室の声が漏れないようにしたい!」などの要件があれば、レイアウトを考える段階から執務室と会議室を離す、壁面に収納を置くことで物理的に距離をとって防音対策に配慮することも出来るので、詳細にマスト要件を決めておきましょう。

また、オフィス作りには社内の複数の人が係わることが多いので『コンセプトを決めて軸がぶれないようにする』とスムーズに進める事が出来ます。
言葉でコンセプトを共有すると人によってイメージが異なる場合もあります。その時はあらかじめ言葉とセットでイメージ画像などを共有しておくと軸がよりぶれにくくなります。


🔷レイアウトやデザインが固まってきたらいよいよ細かい仕様の決定です!


🔴コンセプトに基づいて空間のイメージを形に
🔴仕様の決定にはサンプルなどで現物確認が大切


コンセプトに基づいて空間をどのようなデザインにしていくかイメージを膨らませていきます。東京オフィスでは『魅せる・発信するオフィス』をコンセプトにしてデザインを行いました。

デザインが決まると次は、壁や床の素材を決定していきます。この時に大切なのが出来る限りサンプルなどで現物を確認することです!素材によっては、写真では分かりにくい色味や凹凸がありますし、カーペットは毛足の長さなども現物をみないと分かりにくい場合が多くあります。


それでは実際に東京オフィスをご覧ください!

🔷エントランス

コンセプトの「魅せる」を軸に、高級ホテルを思わせるラグジュアリーなエントランスにしました。
ポイントとしては、正面の壁と床にタイルを使用し高級感を演出しています。またタイルの素材感に負けないようホワイトの発光サインを使用することで統一感と視認性を両立しています。

右側のセミナールーム・会議室へ続く部分に階段があるのもこのオフィスの特徴的なデザインの1つになっています。壁にも特殊な塗装を使用して、クロスとは一味違った印象になる素材がある事をオフィスを通じてお客様へ発信しています。

🔷セミナールーム

一般的なオフィスでは見かけない挑戦的なデザインを取り入れたセミナールーム。高さを活かして段差を設けその部分が座席になるように設計しています。

天井を開放感のあるスケルトン天井にしたり、なんとフロアには人工芝も使用しました。コンセントも随所に配置しているのでフリーアドレス席として利用したり、リフレッシュスペースとしての使用も出来る柔軟性のある空間です。

このように沢山の挑戦的なデザインを取り入れることもコンセプトの通り「魅せる・発信するオフィス」を体現しています。

🔷執務室

シンプルにまとめた執務室は、タイルカーペットを貼り分けることで空間の切り分けをおこなっています。オフィス空間は完成して終わりではありません。

企業の成長に合わせた増員などの将来も見据えてレイアウトを考えることが大切です。少し余裕を持たせた席数にしておいたり、増席も考慮したレイアウトにしておくこともポイントになります。

さらに高さを活かしたレイアウトがこちら↓

オフィス空間ではとても珍しい中2階のレイアウトです!間仕切で空間を切り分けるのではなく、高さで空間を作る斬新なアイデアを取り入れました。

下側のスペースも無駄にならないように、フリーアドレス席として利用できるような工夫もあり、オフィス空間を横だけでは無く縦まで余すところなく利用しました。

🔷会議室


窓に面した空間ですが、さらに開放感を出すために1面にガラスの間仕切を使用しました。もちろん会議室なので視線が気にならないようにガラス面にはシートを貼り付けています。

扉には高さのあるハイドアを採用したりと細かい所に様々な仕様を取り入れていますが、コンセプトやマスト条件を明確にしているので軸がぶれることなくデザインをまとめる事が出来ています。



🔶まとめ

今回は、『オフィスデザインをする時に大切なこととは?』という事で、東京オフィスを例にお届けしました。最後に大切なことをおさらいしたいと思います!

🔵オフィスデザインをする時に大切なことは・・・


①マスト要件を明確にしておく

デザインによっては、予算の兼ね合いなどで全ての要件を満たすことが難しい場合もあります。
マスト要件を明確にしておくことで調整が容易になります。

②コンセプトを決めて軸がぶれないようにする

オフィス作りは、決裁者を含め複数のプロジェクトメンバーが参加します。
コンセプトを決めておくことで、複数の意見が出た時でも軸に沿ってデザインをまとめる事ができます。

③将来を見据えたデザインレイアウト設計

オフィス作りは完成して終わりではなく、企業の成長と共に増員など変化が起こります。
採用計画など将来を見据えてレイアウトを考えることが大切です。




オフィス空間の在り方は、働き方の移り変わりなど様々な要因で変化します。
またレイアウトの変更や増席で対応できる事もあれば、オフィスそのものを移転する必要がある場合もあります。

ミライズワークスでは、オフィスに関する様々なご相談を承っておりますのでお気軽にご相談ください。


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