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“環境に配慮した無駄のないものづくり”をブランドアイデンティティにしたECサイト“ミヨシ工房”と自社製品について

弊社では、『人の役に立つものづくり』『捨てられないものづくり』を企業理念に掲げており、環境に配慮した無駄のないものづくりをブランドアイデンティティーに、金型製作や成形のお仕事だけではなく、自社製品の開発にも取り組んでおり、その一部をECサイトでも販売をしています。

今回は、その自社製品とECサイトについて少しお話ししていきます。

▼自社ECサイト“ミヨシ工房”

MIYOSHI KO-BO powered by BASE
"MIYOSHI KO-BO"(ミヨシ工房)は、株式会社ミヨシの企画・デザイン工房にて開発・製造を手掛ける、『人の役に立つものづくり』『捨てられないものづくり』を実現する工場直販オンラインショップです。
https://miyoshikobo.thebase.in/



自社製品開発のきっかけ

弊社は開発部署や研究機関などの試作開発に多く携わっている会社です。そのため、どうしても自分たちが手掛けたものを社外に向けて発信するという機会が少なくなりがちでした。こんなものを製作しているんです、と口で言うより実際に手にとって見ていただけた方がお客様にも伝わりやすい。そこで、自社の技術力を活かして自社の魅力を伝えるために、自社製品の開発にも取り組むようになりました。

製作した自社製品は、実際にサンプルとしてお客様にお渡しすることも。お客様とお会いした時にお渡ししたことや、展示会やSNSなどで弊社の製品を見て下さったことがきっかけで新規顧客獲得に繋がることもあり、最近では営業ツールや広報ツールとしても活躍しています。Instagramに投稿していたスプーンの透明度が気に入って問合せしてみた、とお声をいただけたこともありました。


ECサイト「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」の開設

そうして製作した自社製品を販売するために、2020年7月にオープンした工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」。少しずつ製品の種類も増えてきており、様々なお客様からご注文をいただいてきました。

ECサイトでは、企業の方や知り合いの方からだけではなく、一般の方からのご注文をいただくことも。ECサイトを始める前まではBtoBがほとんどだったので、一般の方に自社を知ってもらうきっかけともなっています。また、最近では自社製品に加えて成形などに使用する樹脂ペレットの少量販売も開始しました。少しずつではありますがご購入いただけるようになり、新しい取り組みの場にもなっています。


ミヨシ工房で販売している製品

ミヨシ工房では現在5種類の製品を販売しています。ここでは現在販売中の製品の一部と、まだ販売はしていないのですが、最近新しく製作した自社製品について少しご紹介します!

柄の長いスプーン“SNOPPO”

弊社でデザインから行った柄の長いスプーン“SNOPPO”。2022年に開催したオープンファクトリーでの成形体験でこのスプーンの成形を行っていただいたりもしました。体験していただいたお客様には、とても使いやすいのでもっとほしい!との声をいただくなど好評だったので、ECサイトでの販売も開始しました。


デザイナー・エンジニア向けの設計補助ツール“Resiina”

チョコの形をしたデザイン補助ツールのResiina。角Rと呼ばれる角の丸みを立体見本として板チョコの形にまとめたものです。と言われてもパッと来ない人がほとんどだと思いますがデザイナーの方やエンジニアの方にとってもはとても便利なツールらしく、ECサイトの中ではロングヒット商品です。


サスティナブル素材を使用したNANOCELLシリーズ

こちらはNANOCELLシリーズ。ペンケースとキークリップをこのECサイトでは販売しています。どちらもナイロンという樹脂にセルロースナノファイバーと呼ばれる期の繊維を分解したサスティナブル素材を含有している自然木材由来の材料で製作しています。ペンケースとキークリップのどちらにも木製品の表面仕上げに使用される「浮造り」という技法をモチーフにした波目模様を施しており、少しでも“木”が感じられるようなパターンになっています。


真鍮製のスマホスタンド“COTORI”

小鳥のシルエットのスマホスタンド。手乗りサイズの小鳥を立てると簡易のスマホスタンドとして機能します。真鍮製なので重さもしっかり。書類の上に乗せてペーパーウェイトとしてもお使いいただけます。材料違いでアルミ製もあったりします。


OEMにも対応しているミニアニマルクリップ

また、まだ販売はしていないのですが最近製作したミニアニマルクリップ。ゾウ、ヒツジ、イルカ、ペンギンの4種類の動物の形をしたクリップです。紙をまとめたり、しおり代わりにしたり、色々と便利なクリップ。様々な材料で成形できることが特徴で、おなかの部分にロゴを入れサンプル配布としてもお使いいただけるOEM製品です。


まとめ

SNSなどを通じて弊社のものづくりに興味を持っていただいた方からECサイトを通じて購入していただき、ユーザー目線でのご意見をいただけたり、こんな使い方もできたよ、などと新しい発見を教えていただけることもあったりしました。金型製作や成形となるとどうしても企業様とのやり取りが多くなりますが、ECサイトだと一般の方にも購入していただけることも魅力の一つ。

自社製品を製作する時は、社内でアイディアを出し合い、話し合いやワークショップを行ってどのようなものを製作していくのかを決めています。去年はスプーン、その前はしゃもじを製作しました。1年に1個程度のペースではありますが、今後もものづくり企業ならではの目線で、今までの技術や経験、アイディアを活かした製品を製作していく予定です。



最後まで読んでいただきありがとうございます。比率としてはとても小さな取り組みではありますが、ものづくり企業ならではの製品開発にも今後も積極的に取り組んでいく予定です。こうしたものづくりに少しでも共感いただけた方はぜひ一度お話ししてみませんか?〈話を聞きに行きたい〉ボタンよりエントリーをお待ちしています!


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私たち株式会社ミヨシは、プラスチック射出成形金型製作をはじめ、射出成形や治工具製作などを手掛けている会社です。技術をとことん追求し、環境に配慮したものづくりをコンセプトに日々奔走しています。 ■事業内容■ プラスチックを量産するための射出成型金型の製作を主軸に、事業を展開しています。 金型の設計・製作から成形、仕上げ加工、品質管理まで一貫して社内で対応できることが特徴で、環境に配慮した素材の活用や1個から可能な小ロット生産に対応可能なため、メーカーからも厚い信頼を寄せられています。 大手企業の開発部署や、大学などの研究機関の試作開発案件に多く携わっており、お客様と一緒に世の中にないものを生み出すものづくりを行っています。 ■今後の展望■ 以下3つの展望を掲げています。 1.事業のさらなるスケールアップ 既存事業をさらに進化させて規模を拡大し、小ロット生産やプラスチック製品の試作分野で幅広い仕事に対応していきます。5年間で会社の規模を倍増させることが目標です。 2.脱石油時代のプラスチック製造 近年「脱石油のプラスチック」が注目を集めており、私たちも新しい技術に積極的に挑戦し、革新的なプラスチックを世の中に普及させるお手伝いをします。2025年から2030年にかけて、プラスチックに関する事業は転換期を迎えると予想しています。プラスチックの役割や製品の将来を、一企業として真剣に考えなければなりません。 3.新しい形のエコを模索 環境に配慮し、省エネや環境配慮型のものづくりに取り組んできました。これらの知見を活かして、今後は省エネ活動の普及・新しい省エネ設備の開発に取り組む予定です。さらに、再生可能エネルギーやケミカルリサイクルの分野で活躍する企業と連携し、私たちの経験や知識を活用して、新しいビジネスにも取り組みます。 ■「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」■ 2020年7月、工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」をオープンしました。私たちの「人の役に立つモノづくり」「捨てられないモノづくり」という理念のもと、工場内の企画・デザイン工房でプロデュースされた製品を販売していきます。 「素敵なもの、面白いものを買うならミヨシ工房で」と思っていただけるオンラインショップを目指し、マーケティングにも力をいれていきます。 ▽ミヨシ工房URL https://miyoshikobo.thebase.in/
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私たち株式会社ミヨシは、プラスチック射出成形金型製作をはじめ、射出成形や治工具製作などを手掛けている会社です。技術をとことん追求し、環境に配慮したものづくりをコンセプトに日々奔走しています。 ■事業内容■ プラスチックを量産するための射出成型金型の製作を主軸に、事業を展開しています。 金型の設計・製作から成形、仕上げ加工、品質管理まで一貫して社内で対応できることが特徴で、環境に配慮した素材の活用や1個から可能な小ロット生産に対応可能なため、メーカーからも厚い信頼を寄せられています。 大手企業の開発部署や、大学などの研究機関の試作開発案件に多く携わっており、お客様と一緒に世の中にないものを生み出すものづくりを行っています。 ■今後の展望■ 以下3つの展望を掲げています。 1.事業のさらなるスケールアップ 既存事業をさらに進化させて規模を拡大し、小ロット生産やプラスチック製品の試作分野で幅広い仕事に対応していきます。5年間で会社の規模を倍増させることが目標です。 2.脱石油時代のプラスチック製造 近年「脱石油のプラスチック」が注目を集めており、私たちも新しい技術に積極的に挑戦し、革新的なプラスチックを世の中に普及させるお手伝いをします。2025年から2030年にかけて、プラスチックに関する事業は転換期を迎えると予想しています。プラスチックの役割や製品の将来を、一企業として真剣に考えなければなりません。 3.新しい形のエコを模索 環境に配慮し、省エネや環境配慮型のものづくりに取り組んできました。これらの知見を活かして、今後は省エネ活動の普及・新しい省エネ設備の開発に取り組む予定です。さらに、再生可能エネルギーやケミカルリサイクルの分野で活躍する企業と連携し、私たちの経験や知識を活用して、新しいビジネスにも取り組みます。 ■「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」■ 2020年7月、工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」をオープンしました。私たちの「人の役に立つモノづくり」「捨てられないモノづくり」という理念のもと、工場内の企画・デザイン工房でプロデュースされた製品を販売していきます。 「素敵なもの、面白いものを買うならミヨシ工房で」と思っていただけるオンラインショップを目指し、マーケティングにも力をいれていきます。 ■町工場の技術をもっと知ってもらうために■ 日本には技術力の高い小規模の工場が多数存在していますが普段は見ることができません。そこで葛飾区の町工場の技術を体験してもらうために、ワークショップ型オープンファクトリー「かつしかライブファクトリー」を2019年より実施しています。 職人さんからプロの技術の説明を聞きながらものを作る、自分で作ったものを持って帰れる。 ものづくりに触れることで、ものづくりの楽しさを体験しながらものの価値を再確認しものを大切に使ってもらう、日本の小さな工場の高い技術力をもっと知ってもらうことが目的です。
株式会社ミヨシ
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私たち株式会社ミヨシは、プラスチック製品の金型製作・射出形成を主軸に、金属加工や治具製作を行っている会社です。試作や小ロット生産にも特化し、様々な企業様の製品開発を支えています。 ◆事業内容◆ ・プラスチック射出成形金型製作、射出成形 マシニングセンター、ワイヤー、放電、成形機を保有しており、金型製作から成形までを一貫して製作することができます。金型修正やアフターフォローにも対応できるため、企業様の生産部門を一貫して担うことが可能です。 ・治工具製作 ミヨシでは、35年に渡るアルミ金型製作業で培った知識と経験をもとに、的確な材質選択と高精度な金属加工が可能です。検査治具、評価試験治具、自動加工用補助具、搬送治具、組立治具など、産業用の治具の他にもプラスチック加工技術を活かした生活補助具も製作しています。 ・研究開発・試作協力 私たちは、プラスチック射出形成と金属加工の技術と知見を活かし、企業様の心強いパートナーとして様々な製品・部品開発に携わっています。ベンチャー企業の製品開発から大手企業の特殊部品の試作まで、あらゆる開発に全力で取り組みます。 ◆私たちの強み◆ ・小ロット生産にも対応 小ロットに対応しており、最小で1個から製品を作ることが可能です。「少ない数だと相談しにくい」というご心配は不要です。 ・あらゆる形状に対応 小さい製品では 10mm 角、大きい製品では A4 用紙のサイズ (厚みは 60mm 程度)まで、形状や体積が異なるあらゆる製作に対応します。 材質においても、PP、PE、ABS といった汎用樹脂から PPE、PA、POM、PBT などのエンジニアプラスチックやガラス繊維を含有している樹脂にも対応しております。 ◆「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」◆ 2020年7月、工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」をオープンしました。私たちの「人の役に立つモノづくり」「捨てられないモノづくり」という理念のもと、工場内の企画・デザイン工房でプロデュースされた製品を販売していきます。 「素敵なもの、面白いものを買うならミヨシ工房で」と思っていただけるオンラインショップを目指し、マーケティングにも力をいれていきます。 ◆町工場の技術をもっと知ってもらうために◆ 日本には技術力の高い小規模の工場が多数存在していますが普段は見ることができません。そこで葛飾区の町工場の技術を体験してもらうために、ワークショップ型オープンファクトリー「かつしかライブファクトリー」を2019年より実施しています。 職人さんからプロの技術の説明を聞きながらものを作る、自分で作ったものを持って帰れる。 ものづくりに触れることで、ものづくりの楽しさを体験しながらものの価値を再確認しものを大切に使ってもらう、日本の小さな工場の高い技術力をもっと知ってもらうことが目的です。
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