株式会社mov(以下、mov)は「日本のポテンシャルを最大化する」という使命を掲げ、インバウンド領域で複数の事業を運営するスタートアップです。movの多様な事業展開を人事・採用から支えるのがHR部。そしてその組織を率いるのが、HR部マネージャーの瀧川 文(以下、瀧川)です。
事業会社から大手コンサルティングファーム、スタートアップで経験を積んだ、人事制度のプロフェッショナルである瀧川が、movにジョインを決めた理由とは。movのHRで働く面白さ、今のフェーズにおけるHR部の魅力。そして今後、一緒に働きたい仲間像を語ってもらいました。
※本記事では対談の温度感をお伝えするために、敬称を省略せず記載しております。
■Profile
富士通にシステムエンジニアとして新卒入社後、人事システムの導入・人事制度のコンサルに携わる。PwCコンサルティングで人事コンサルとしての幅を広げた後、ビズリーチにて人事企画として全社のタレントマネジメントを推進。シリーズAのスタートアップにて人事企画・採用の立ち上げを行った後、2025年にmovにジョイン。現在はHR部マネージャーとして、人事領域全般を管掌している。
■ コンサルから事業会社へ。人事課題に向き合い続けたキャリア
── movに入社するまでのご経歴を教えてください。
瀧川: 1社目は富士通のシステムエンジニアとして入社しました。2年目にコンサルチームへ抜擢され、人事システムの導入や人事業務改革に携わったのが人事との出会いです。 ここでキャリアを広げ人事制度設計などのコンサルティング業務に携わっていましたが、チームの解散もあり、より専門性を高めるためにPwCコンサルティングへ転職。PwCではグローバル案件なども担当させてもらい、刺激的な環境でした。しかし「短期間のクライアントワークではなく、人事課題と長期間向き合い、貢献を実感したい」という思いが強まり、事業会社であるビズリーチへ転職。 ビズリーチでは人事マネージャーを担当し、業務やメンバーにも恵まれていましたが、より幅広く、裁量を持って人事課題に挑戦したいと考え、スタートアップ企業を経て、movに入社しました。
■ 業務委託期間で見えた、movの「本質」
── movに入社するきっかけは?
瀧川: 前職からの転職活動の際に、以前から知り合いだった陽介さん(注:mov顧問の渡邊陽介)から連絡をもらい、「この会社はすごく瀧川さんに合うと思う。まずは、業務委託で関係性を作って、ゆくゆくは正社員も考えてみない?」と、誘ってもらったのがきっかけです。
人事制度のリニューアルプロジェクトの一員として業務委託で参画させてもらった当初は、movは「インバウンドドメインのSaaS企業」という印象でした。しかし、制度を作る中で色んな方にインタビューをさせていただくと、SaaS事業だけでなくコンサルティング事業もあり、新規事業も行っている。分かりやすい1つのビジネスモデルではなくて、「インバウンドのドメインで、面で価値を出している会社なんだな」という印象に変化していきました。
業務委託として一緒に働いていく中で、特に魅力的に感じたことが2つありました。
1つ目は、movは、Howにこだわらず、Why/Whatを達成するために「何でもやる」という姿勢が根付いているということ。その泥臭さというか突き抜ける力みたいなものは、すごく魅力的だなと感じましたし、それが事業のこれからの成長に繋がると思いました。
2つ目は、皆さんの人柄です。代表の渡邊さんをはじめ皆さん本当に個性的で(笑)、能力のパラメーターも特定の分野に突き抜けている、いわば『尖った』プロフェッショナル集団だと感じました。ただ、逆にそこが面白いなと。単に個が強いだけでなく、お互いの凹凸を補完し合いながら1つのチームとして機能していて、組織としての魅力を感じています。
他社からの内定もいくつかいただいていましたが、自分がスムーズに着地できるイメージを一番強く持てたのがmovで、入社を決めました。
■ 今後の事業成長を支える新しい人事制度へ
── 人事制度のリニューアルについて、背景を教えてください。
瀧川: 私が業務委託として人事制度のリニューアルプロジェクトに参画する前にも、もちろんmovには人事制度がありました。しかし、企業規模が拡大していく中で、このままの仕組みだと更に組織が大きくなった時に色々問題が出てきそうだという、将来的な課題感を経営が持っていたということがプロジェクト発足のきっかけと聞いています。今後のmovの事業拡大を支えていく制度を構築することを目的として、新たな人事制度の構築をスタートしました。
実はそれまでは、全ての評価面談を取締役COOの菊池さんが担当していたそうです。社員規模も100名を超えていたのに一人で全員と面談しているということを聞いて、とても驚きましたね。プロジェクトの中で4回くらい聞き直しました(笑)。
しかし、そこに菊池さんの社員に対する熱意も感じましたし、そのやり方で今まで回ってきたmovは、やっぱり社員の方がすごく素直で、事業に対しても前向きだから大きな組織崩壊などもなく、これまでやってこれたんだろうなと。そのエピソードを聞いて、その良さは残したうえで、さらなる組織拡大にも耐えうる人事制度を作りたいなと改めて思ったことを覚えています。
また、ローンチまで4ヶ月と人事制度を全面的に見直すには短いプロジェクト期間だったので結構大変だったのですが、一緒にプロジェクトを進めたメンバーの協力体制が手厚くとても助けられました。また社員の方々もお忙しい中、どの方も快くインタビューに応じてくださり、ここでも皆さんの人柄の良さを改めて実感しましたね。
■ 人事全般をカバーする「教え合い、補完し合う」チーム
── 現在、HR部ではどのような組織で業務をされていますか。
瀧川: HR部が担当しているのは人事全般で、大きく3つのカテゴリに分かれます。1つ目が「人事企画」で、人事制度を作ったり評価制度を運用する業務です。2つ目が「組織開発」で、全社の目線を揃え社内の熱量を高めるために総会やイベントの企画・運営を行います。3つ目が「採用」。採用が大切でない会社はないと思いますが、movでは今この重要度が更に増しています。
組織としては私を含め4名体制です。私は全体をみていますが自分でもプレイングとして担当を持っていますし、メンバーそれぞれが担当している業務のサポートを行うこともあります。
── マネジメントで心がけていることはありますか?
瀧川: 私がマネージャーとしてコミュニケーションをとる際に、心がけていることは2つあります。
1つは、「相手をリスペクトする」ということです。
どの組織にいた時も心がけていましたが、まず相手とコミュニケーションする時はリスペクトを前面に出すようにしています。頭ごなしに「上司だから部下だから」ではなく、一緒のチームとしてやれることを意識しています。
例えばHR部には、社歴が長く、組織文脈や求人訴求に強い方だったり、圧倒的ガッツでmovのカルチャーをまさに体現する方、HRとしての歴は短いけれど積極性が凄くて次々に作業を巻き取ってくれる方がいます。この3名は、私から見てすごくリスペクトできる部分や、私が教わりたい部分をたくさん持っています。リスペクトを持って彼らと一緒に働くことができるのはとても嬉しいことです。
もう1つは、情報の透明性です。
人は自分の持ってる情報でしか意思決定ができないと思っています。仕事をしている中で「あの情報を知っていたらもうちょっといい決定ができたのに」というシーンって結構あると思うんですが、そういうシチュエーションをなるべく作らないよう、機密情報の取り扱いには気をつけた上で敢えて少し踏み込んで情報開示をし、メンバーが正しい意思決定ができるようにサポートしています。
総じて、立場や役割を超えて、得意なところをお互いに教え合うような、そういう相互に学べる環境はこれからも作っていきたいですね。
これからも、私たちが既にできていることではなくて、私たちが「できないこと、足りていないところ」を補ってくださるような人に出会えたらすごく嬉しいなと思います。
■ 『良い人を取るために何でもやる』──追い風の今、movが採用に本気な理由
── movのHR部の今の課題と、これからの展望を教えてください
瀧川: movは今、創業以来一番採用に力を入れています。さまざまな構造改革や事業を作ってきた中で、「今アクセルを踏めば更に事業を成長させられる」という、いわば追い風に乗ってる状況です。
ただ、その追い風にうまく乗るためには、一緒に加速してくれるメンバーがさらに必要です。経営層もその課題感を強く認識しているので、「良い人を取るためにできることは何でもやる」という姿勢を掲げてくれています。
そのおかげで社内の協力体制も手厚く、リファラル採用も積極的に社員が協力してくれています。本当にありがたいことに、社員のみなさんがどんどんいい方を紹介くださっていて、みんなで将来のmovを作っていくという気概が感じられる環境ですね。
HR部としてもmovの採用でも、まだまだやりたいことがたくさんあるので、採用に関わるポジションについても採用を強化しています。「一緒により良い組織を作りたい」という方には、とても楽しく働ける環境だと思います。
■ 変化を楽しめる人、多様性を面白がれる人
── 創業最大の拡大フェーズですが、どんな人と一緒に働きたいですか?
瀧川: 3つあって、1つ目は「変化を面白いと思える人」。
movはスタートアップなので、事業状況がものすごいスピードで変化します。成長のスピードが日に日に上がっていくので、1ヶ月前に聞いていた話と今日聞く話は全然違う、みたいなことが日常的に起きるフェーズです。
それを面白いと思える人にはいい環境かなと思います。逆に「計画を一から十まで全部綺麗に決めて、そこからじゃなきゃ進めない」って人は、今のmovにはタイミング的にあっていないかなと。計画はまだ3割ぐらいしかないけれど、一度やってみて次の計画を考えよう!という進め方が、今のmovにはフィットすると思います。そういう進め方が楽しいと思える人にはぜひ来てほしいです。
2つ目は「リスペクトを持ってコミュニケーションができる人」。
movは全体的に個性があって、さまざまなバックグラウンドの人がいます。同質性の高い組織で働くことも楽しいですが、さまざまなバックグラウンド人たちと一緒に仕事をして、自分の知らなかったことを吸収するプロセスを楽しめる方もmovを大いに楽しむことができると思います。
3つ目は大前提として、日本が好きなこと。
コーポレート本部だからこそ、事業への共感と理解は重要だと思っています。私たちが取り組んでいる課題が何なのか、それを解くことでどういう世界が見えてくるのを、理解していてほしいんですよね。
日本が好きな人、日本の良さをもっと伝えていきたい、もっと景気を良くしていきたいなど。そういう想いを持っていると、日々の業務と会社の使命が合致して楽しく働けるんじゃないかなと思います。
■ 人の3倍濃密な経験ができる、唯一無二の環境
── movのHRで働く魅力を教えてください。
瀧川: movのHRとして働くことは、複数社でHRとして働く経験をぎゅっと濃縮したようなものだなと、私は思っています。
movはSaaSもやっている、コンサルもやっている、新規事業もやっている。事業がこれだけ違うと、HRと事業の関わり方は大きく変化します。ですのでmovでは、1つの会社にいながら複数の事業特性に応じたHR施策を考えて、実行できる。これは他社では得られない貴重なキャリア経験です。1つの会社のHRで働くよりも濃密な経験ができるというのが今のmovで、これからそれがどんどん加速していくと思います。
また、人数がまだ少ないからこそ、採用のスペシャリストでも制度設計や組織開発に携われるし、企画が得意な人でも採用の最前線を経験できるといった、キャリアの幅を広げる環境があります。
ですので、人の3倍の濃縮された経験やキャリアをHRとして積みたいんだったら、movほどいい環境はないんじゃないかなって思っています。
今だからこそ、事業成長が目覚ましく、かつ、創業以来最大の採用強化フェーズである企業で一緒に組織を作っていける。そんなわくわくするタイミングに参加してもらえたら嬉しいなと思います。
── プライベートではこんな人
瀧川: 昔は一人で海外旅行によく行ってましたが、最近は犬を飼い始めたので、もっぱら休日は犬と一緒に過ごしています。
また、日本ワインが好きで、先日ワイン検定のシルバー資格を取得しました。来年に向けてもう一つ上の資格を目指して勉強しています。
いかがでしたでしょうか?
インタビューを通じて印象的だったのは、瀧川さんの「相手への深いリスペクト」でした。そして何より、創業以来最大の採用強化のタイミングでの「movのHRは人の3倍の濃密な経験ができる」という言葉には、今のmovだからこそ経験できる価値への確信と、HR部として組織を牽引していく熱い意志を感じます。
もしあなたが少しでもこの環境に興味を持っていただけたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししてみませんか。
あなたのエントリーを心よりお待ちしています。