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現役産業医が語る「メンタルヘルス対策」のすべて

こんにちは、エムステージ広報の関矢です!

先週12月18日から22日まで、エムステージは働き方メディア『Fledge』で、働く人の健康に関する連載をさせていただきました。FacebookやTwitterでもご紹介させていただきましたが、ご覧になっていただけましたでしょうか。

企業の経営者様や担当者様は、世の中の働き方改革の熱に浮かされ、ただただ「やってる感」を出すだけの改革になってしまっていませんか?組織で働く皆さんは、その流れにただただ流されてはいませんか?

働く人自身が健康であることは、人として当然の権利です。仕事の生産性をあげるためにも、それはもちろん重要な視点です。そう考えると働き方改革で重要なことって、「健康」なのではと思うのです。

『Fledge』を運営する株式会社えふななさんと話しているときに、そんな明確な意識が生まれ、この度のコラボ企画が生まれたのでした。

「シゴトを楽しむ、人生を楽しむ。」

えふななさんが掲げるこの理念の追求にも、健康は不可欠ですしね。

ということで、今回5日間の連載を終えたので、改めて読みどころをまとめてみます!!

第1回 仕事が原因で病気にかかりやすい人と病気にかかる3つの原因

僭越ながら私が書かせていただいたコラムですね。実は今回の連載の構成ですが、大きくふたつにわかれています。第1回・第2回は導入として現状を知っていただくための基礎情報。第3回~第5回は、産業医の先生にインタビューをして、労働者の健康のホントのところを知ってもらう記事だったんです。

さて第1回では、主に厚生労働省のデータから、どんな労働環境におかれている人が健康を害しやすいのかを読み解いたもの。自分自身の働く環境と比較しながら、気を付けるべきことを考えていただければと思います。

第2回 国と企業、それぞれが取る労働者の健康対策とは?

こちらもコラムです。労働者の健康を守るために、政府は、そして企業は何をやっているのかというお話をしました。企業の施策のひとつとして、産業医が持つ役割についても解説しています。

第3回 企業が取るべきメンタルヘルス対策と産業医の活用事例

第3回からは産業医の先生へのインタビューシリーズ!企業が取るべきメンタルヘルス対策についてお伺いしたこの回は、幅広い業種の企業の産業医経験を持つ、株式会社さくら事務所代表の山越志保先生へのインタビューでした。

以前だと、労働者のメンタルヘルス対策に関心を寄せるのは大手企業が中心だったのですが、ここ2~3年は中小・ベンチャー企業にも広がっているというのは良い流れですね。そのような中で様々な業種・規模の企業を見てきた山越先生からは、メンタル不調者が続出する企業の特徴やメンタルヘルス対策の成功事例などをお聞きすることができました。

企業のメンタルヘルス対策の要は上司という提言が印象的です。マネジメントのスキルはチームの成果を出すことばかりに目が行きがちですが、メンバーの健康状態に気づけることも重要ですね。

第4回 “ある3つのコト”を改善すればメンタル不調が解決する!?

会社員から一念発起、志した産業医への道を叶えた異色のキャリアを持つ尾林誉史先生には、メンタルヘルスについて労働者本人が気を付けるべきことをお話いただきました。

仕事をしていく中でメンタル不調に陥る要因は、尾林先生によると3点に集約されるそうです。ご自身が産業医を務める企業の社員全員と面談をしたり、丁寧に職場巡視をして、労働者の不調の予兆に気付いてきた尾林先生ならではの視点だと感じました。労働者本人ができるメンタルヘルスケアについてもお伺いしましたよ!

第5回 “働く女性の“メンタルヘルス対策“とは?

連載最終回を飾っていただいたのは都内のクリニックに精神科医として勤務されている後藤牧子先生。産業医科大学卒業の産業医でもあり、大手企業での産業医経験を持つ先生です。後藤先生には働く女性のメンタルヘルス対策についてお伺いしました。

働くことは男女平等であることは当然なのですが、生物として男女差があることは事実。働く女性自身も男女の身体の違いを受け入れる必要があると後藤先生は語ります。女性ならではの不調や、女性が心得るべきメンタルヘルス対策のポイントを優しく解説してくださいました。

この連載を読んで、どんな立場の方も一度「健康で働くことの重要性」について、改めて意識を向けていただければ嬉しいです。多忙を極める年の瀬ですが、皆さんがご自身の身体をいたわりながら過ごすことができますように。

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