こんにちは!マイファーム人事部の岩本です。
現在当社では、国や沖縄県から受託した「農業・地域活性化プロジェクト」におけるプロジェクトマネージャーを募集しています。
「沖縄の案件って、具体的にどんなことをしているの?」と思ったあなたへ。
今回は、沖縄・離島活性課の課長である前城(まえしろ)さんが、現地の養鶏農場へ足を運んだ際のリアルな現場レポートを届けてくれたので、ご紹介します!
現場の空気感だけでなく、私たちが向き合っている課題やおもしろさがギュッと詰まった内容です。ぜひ最後まで読んでみてください!
はじめまして。
株式会社マイファームで沖縄・離島活性課の課長をしている前城です。主に沖縄の農業と地域を元気にする仕事に携わっています。
今回は、私たちが沖縄県内で取り組んでいる「農福連携(農業×福祉)」のモデルづくりに向けて、先日訪問した糸満市の養鶏農場「園芸ファームなかむら」の様子をご紹介します。
農場に着いた瞬間、鶏の声と独特のにおいがふわっと広がり、「あ、来たな」という感じがする。この土の匂いがする現場の空気が、個人的にはけっこう好きです。
今回の訪問目的は、農福連携コーディネーターや糸満市の障害福祉課のみなさんと一緒に、「障がいを持つ方々の就労先候補となる農場で、作業の実態を確認し、福祉施設と農業現場のマッチングの可能性を探ること」でした。
結論から言うと、想像以上に可能性を感じる農場でした。
百年先を見据える農家さんとの出会い
訪問先は「園芸ファームなかむら」。代表の中村一敬さんが大切にしているのが「百年先も続けられる養鶏」という言葉で、鶏に負担をかけない平飼いにこだわっています。
「親子三代で食べてもらえる野菜を」という想いで野菜も手掛けていて、私たちが農福連携の話を切り出すと、「やりましょう!」と即答してくださいました。
こうした想いを持った農家さんと出会えることは、この仕事をしていて素直にうれしくなる瞬間です。
コーディネーターの目で見た、3つの現場作業
私たちが現場で確認したのは、「どんな作業があり、どう工夫すれば障がいを持つ方々が安心して働けるか」という視点です。ざっくりレポートします。
① 採卵(卵を拾う)
産卵台から卵を一個ずつ手で拾って、パレットに並べていく作業です。
「やさしく、ゆっくり」がコツで、特別な資格は不要。目の前に鶏がいる環境は最初こそ新鮮ですが、慣れればリズムよく進められる繰り返し作業です。手を動かしながら気持ちが落ち着いてくる、そんな心地よさがある作業だと感じました。
卵を手で拾って
パレットに並べていきます
② エサの補充
台車に飼料(エサ)を積んで、鶏舎の端から端まで歩きながら給餌槽に流し込んでいく作業です。毎日同じ時間帯に行うルーティン作業で、見通しが立てやすいのが特徴です。
農福連携において「毎日同じことを安心してできる環境」を整えることは、私たちが思っている以上に大切なポイントです。
飼料を補充します
③ 卵の選別・パレット積み
コンベアから流れ出る卵をサイズ・状態で仕分けして、30個ずつパレットへ並べていく作業です。座り仕事のため身体的な負荷が低いのがメリット。「30個を数えながら並べる」という作業は、集中しているうちに時間が経つ、特有の面白さがありました。
卵を仕分けして並べます
洗卵された卵が流れるコンベア
リアルな課題を、現場に寄り添い解決する
正直に言うと、福祉施設と農業現場のマッチングにあたっては、難しい部分も多々あります。
今回の場合でいうと、たとえば鶏舎のにおいや騒音、前傾姿勢になる場面、アレルギーの確認など、配慮が必要な点がいくつかあるように思いました。「この農場なら誰でも大丈夫」とは言えない部分が実際にはあります。
でも、だからこそ私たちの出番です。現場のハードルをちゃんと把握した上で、「この障がい特性をもつ人には、この作業が合いそう」「この手順を変えれば、もっとスムーズにできるかも」と、農業と福祉の間に立って仕組みをデザインしていくのが、私たちの仕事です。
簡単ではないけれど、その分だけやりがいがあります。
沖縄の地域と未来を変える、最初の一歩
今回見学させていただいた内容をもとに、近日中に、福祉作業所のスタッフや支援者のみなさんへ「園芸ファームなかむら」での作業を動画と資料で紹介する説明会を行います。
農業と福祉をつなぐ、本当の意味での最初の一歩がここから始まります。中村さんの「やりましょう!」という言葉を、しっかりと形にしていきたいと思っています。
私たちがやっているのは、単なる農業現場と福祉施設をつなぐ仲介役ではありません。「農福連携によって、沖縄・離島の農業と地域課題を根本から変える」という、もっと大きな未来に向き合う仕事です。
一件一件の訪問や調整は地道ですが、その積み重ねが確実に地域の何かを変えていく実感があります。
さいごに
「沖縄の一次産業を守りたい」「人と農業をつなぐコーディネート業務に挑戦したい」という方、私たちと一緒に沖縄農業の未来をつくりませんか?
沖縄・離島活性課のメンバーが現場で感じたリアルな熱量や取り組みを、これからもシリーズでお届けしていきます。
★現在、沖縄・離島活性課では一緒に働く仲間を募集しています!
少しでもこの仕事に興味を持っていただけた方、まずは選考ではなく「カジュアルに話を聞いてみたい」という形でも大歓迎です。 画面下の「話を聞きに行きたい」ボタンから、ぜひお気軽にエントリーしてください。
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