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入社早々noteを書くことになったので制作会社の情報発信をまとめてみた!

はじめまして、N2Pの市川です。

この度、N2Pでは情報発信のための編集部ができ、noteを始めることになりました!

今回はその第一弾として、、入社早々一発目の記事を書くことになり緊張しています。

N2Pはプロモーション系の案件を多く手掛けるWeb制作会社。
そして、これからどのようにして情報発信を発展させていくかということで、、

目次

  1. Web制作会社の情報発信をまとめてみました!
  2. 発見1:投稿数とフォロワー数は比例していた!
  3. 発見2:制作事例に関するツイートが多い!
  4. 発見3:法人アカウントのbot感の消し方
  5. 発見4:フォロワーリストも情報発信の一環
  6. 発見5:SNS選択は、ターゲットと目的に合わせて選択する
  7. 発見6:ブログのリーダビリティにこだわってる会社が多かった!
  8. 情報発信をまとめてみて

Web制作会社の情報発信をまとめてみました!

年々、Web制作会社で情報発信をする会社は増えてきているように感じます。Web制作会社のTwitterやFacebookなどのSNSをフォローしている人は、その会社自体に興味があったり、たまたまタイムラインに流れてきた情報に興味をもったことがきっかけだったりと、さまざまな理由があるかと思います。

この記事では情報発信の中でも特にTwitterに着目して、各社がどのような情報発信を行っているかを考察していきます。

今回調査した会社一覧


・今回調査した会社は22社
・Twitterをやっている会社は14社
・制作事例を載せている会社は11社
・そのうちTwitterで制作事例を載せている会社は全社Facebookでも制作事例を載せていました。
・Facebookのみに制作事例を載せている会社は5社
・Instagramのアカウントがある会社は8社

ここからは調査で気付いたこと、感じたことを具体例を交えて紹介していきます。

発見1:投稿数とフォロワー数は比例していた!

フォロワー数が多いほど情報を発信しているという印象があります。
当然の結果でしたが、実際投稿数とフォロワーの数は比例していました。

株式会社ベイジさんのTwitterアカウント。

https://twitter.com/sogitani_baigie

会社のアカウントはなく、代表のアカウントがメインとなっておりフォロワーは6.6万人。毎日何かしらの情報発信を行なっています。

代表自らの個人アカウントとして運用されていることで、法人のオフィシャルな情報だけではなく、個人的な趣味に関することやリツイートも積極的に行っていました。リツイートは、情報収集と拡散を兼ねて行っているということがわかりました。

株式会社ベイジ

東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社|株式会社ベイジ|baigie inc.マーケティングとデザインに定評あるWeb制作会社ベイジ。BtoBサイト、業務システムUX/UI、コーポレートサイトを得意とbaigie.me

発見2:制作事例に関するツイートが多い!

制作事例に関する情報発信の手法をみていきます。

制作会社のサイトには制作事例が掲載されていることがほとんどです。会社のサイトを見るとき、私は真っ先に制作事例のページを見ています。

いろんな種類のサイトがありますし、知らない会社や面白い動きのあるサイトや綺麗なサイトを見るのはとても楽しいです。

それらをより簡単に見せる、見てもらうことができるのがSNSだと思います。事実、制作会社のTwitterを見ていて、その多くが制作事例に関するツイートでした。

Twitterに制作事例を載せることで

・ユーザの反応
・制作側の繋がりが容易

となっていました。

わかりやすいのが以下の二つの例です。


こちらの株式会社mountさんではTwitterで制作事例についてツイートした後に、スレッドで誰がコメントしたかわかるようにしてその会社で関わった人のコメントを会社のアカウントで綴っています。制作者を大切にする社風が伝わってきます。



株式会社スタジオディテイルズさんではTwitterで制作事例についてツイートした後に、スレッドで共同制作者とTwitter上で交流していました。ここからも制作側を大切にする姿勢が伺えます。

こういったツイート内容は普段外部からみることが出来ないため見ていて楽しい気分になりますし、制作者側の意図が見れるのでワクワクします。

また会社のアカウントで発信以外のコメントといった情報が加わることでbot感がなくなって人間味が加わっていました。

株式会社mount

mount inc2008年に設立したデザイン制作会社。webの広告を中心にして映像、グラフィックなどジャンルを問わず活動中。 TOYOTAmount.jp

株式会社スタジオディテイルズ

株式会社スタジオ ディテイルズ | 東京・名古屋のデザイン事務所・グラフィック・WEB・アプリ・プロダクト・ブランディング | STUDIO DETAILS Inc. | A design firm based out of Tokyo&Nagoya, Japan specializing in graphic, web, app,and product design.名古屋のデザイン会社。ホームページ(企画・運営・デザイン) プロダクトデザイン・グラフィックデザインwww.details.co.jp

発見3:法人アカウントのbot感の消し方

現状N2Pのサイトはブログ更新のお知らせのみとなっていて、bot感が強めなことが課題です。

プロモーションのサイトを制作している会社なので、あまり制作事例を載せることはできないことがありますが、積極的に事例掲載を促していきたいと思います。

bot感を出さないための工夫か、マークス株式会社さんではTwitterの投稿にキャラクター性を持たせて統一感を出していました。

キャラクター性を持たせることで硬い印象がなくなるためタイムラインに溶け込みやすく情報発信がしやすくなると思いました。

こちらのツイートではボツになってしまったデザイン案を提示していて、どんな情報でもサイトには載せられないような内容を知ることができるのは楽しいなと思いました。


マークス株式会社

実績紹介 | 大阪のホームページ制作・SNS運用会社「MARQS(マークス株式会社)」「MARQS(マークス株式会社)」の実績紹介一覧ページです。marqs.co.jp

発見4:フォロワーリストも情報発信の一環

法人のTwitterはフォロー0で運用することもあれば、同業他社をフォローするアカウントもありさまざまだと思います。

こちらのアカウントでは社員のみをフォローしていました。

海外のアワード作品のリツイートも積極的に行っており、海外向けの窓口としてTwitterを運用しているようです。フォローを社員に絞るのも、メンバーリストとして機能させるためかもしれません。
弊社アカウントもフォローリストを意味付けたいと思います。

https://twitter.com/GardenEight

Garden Eight

Garden Eightガーデンエイトは日本のクリエイティブ・デジタル・プロダクション。拠点は東京の東側、浅草橋にあります。ユニークで知的なデジタgarden-eight.com

発見5:SNS選択は、ターゲットと目的に合わせて選択する

Twitterで制作事例を載せている会社は、Facebookでも同じような投稿をしています。Twitterの方が制作者側のコメント向けだなという印象です。

Facebookはユーザのコメントが入りやすい印象、Twitterだと引用リツイートで拡散していくイメージがあります。 制作者間のつながりを発信しやすいのがTwitter、カタログ的に顧客層向けに整理しやすいのがFacebookといえるかもしれません。

調査した中でもInstagramをやっている会社は少なかったです。

Instagramはビジネス寄りではなく、拡散性もTwitterと比べて乏しいため、あえての利用を迫られます。こちらの会社さんのように、事例にアートやファッションなどInstagramと親和性が高い事例が多い場合、ブランディングの一環として行うことが考えられます。

Instagramのフォロワーを伸ばすのは難しいため、ある程度Twitterで発信を続けていくことで流入を増やしてる傾向がありました。


「プロモーションに関するWeb制作をやってる会社はあまりSNSを活用していないのではないか」

ということで関連の会社の情報発信についても調べてみました。

調べた限りではTwitterのアカウントがある会社でさえも少なかったです。
Facebookのアカウントを持っている会社はちらほらありました。

やはり制作事例をなかなか掲載できないのかなと思いました。

インフォーカス株式会社

IN FOCUS INC. | インフォーカス株式会社ウェブ、映像、グラフィック、写真の4つの分野の専門家が集まり、多様なデジタル表現を交差する事により新しい視点を提案する東京www.in-focus.co.jp

発見6:ブログのリーダビリティにこだわってる会社が多かった!

SNS以外を媒体とした情報発信ではブログをやっている会社もあるかと思います。

上記で紹介した株式会社ベイジさんではブログも発信しており、会社のブログでありながらも誰が書いたものであるか、またSNSのシェア数を明らかにしていました。

シェア数を明らかにしてるところから、ひとつずつのコンテンツに自信がありそうで、どれも読み応えがあり、更新頻度より拡散・話題性を重視しているようです。

会社のTwitterアカウントがない代わりかはわかりませんが、ブログでの情報発信が盛んでした。

knowledge / baigie株式会社ベイジのマーケターやデザイナ、エンジニアがお届けする、マーケティング、デザイン、テクノロジー、組織作り、キャリアにbaigie.me

株式会社MIMIGURIさんでもブログ発信を行なっており、何分で読めるかが掲載日の横に記載されています。

またこちらのブログは構造が印象的で、ブログ記事、有料会員記事、動画コンテンツ、イベントといったすべてのコンテンツが一つのサイトにまとまっていました。

CULTIBASE | 組織ファシリテーションの知を耕す。CULTIBASEでは、「イノベーション」「経営・マネジメント」「デザイン」「学習・人材育成」「ファシリテーション」を切りcultibase.jp

さまざまなコンテンツを集約していることで、回遊性と滞在時間向上につながると思いました。

ブログはシェア数が多ければ読みたいという気持ちになるだろうし、記事を読み終える目安に関してはもしどれか一つ記事を読んだとして、他の記事が短い時間で読めるものとわかれば複数の記事をすらすらと読まれることもあるだろうなと思いました。

上記で挙げた2つの会社は読み手のことを考慮して作られているなあと思います。またブログをやっている会社は22社中3社と調べた限りでは少なく、多くの会社がSNSで情報発信を完結していました。

株式会社MIMIGURI

MIMIGURI | 分断された組織の知を、ひとつに編み直す。組織の創造性を賦活する最新理論を基盤とした、デザイナー、ファシリテーター、エンジニア、コンサルタント、研究者の専門家集団でmimiguri.co.jp

情報発信をまとめてみて

情報発信し続けている会社は自分たちが発信するというだけでなく、読み手側のことや横とのつながりを意識していました。

それぞれのSNSの特徴を理解して使っていくのももちろんですが、まずは会社のTwitterアカウントを読み手目線で考えたらもっと良くなりそうです。

今回の調査を通じて学んだことから、プロモーション系の制作会社だからツイートや掲載する情報がないという思い込みなくしていけたらなと思います。

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