ネットKEN株式会社は、採用において高いスキルよりも人柄を重視している会社です。今回は、ネットKEN株式会社の代表取締役である岡野健二さんに、一緒に働きたい人の特徴や、面接時に見ているポイントを伺いました。ネットKENの風土を知りたい方や、ネットKENが自分に合っているか知りたい方は、ぜひご覧ください。

情熱を持ち、成長意欲が高い人と一緒に働きたい

-ネットKENどのような基準で採用を行っているのでしょうか？

「情熱を持って仕事に取り組めるか」「チャレンジ精神が旺盛か」を基準として採用しています。会社とともに成長したい人と一緒に働けたら嬉しいですね。

-どのような人柄の方を採用したいですか？

自責思考の方を採用させていただきたいです。どんな問題も人のせいにせずに、「どのように行動すべきだったか」を考えられる方に魅力を感じます。また、新しいことへのアンテナが常に立っている方だと嬉しいです。

一方、コミュニケーション能力やテンションの高さなどはそこまで重視していません。というのも、弊社に在籍しているメンバーの個性は非常に豊かで、趣味嗜好もそれぞれ。そのため、どんな個性を持つ方でも、自責思考で新しいことへのアンテナが立っている方であれば楽しく働けるでしょう。

情熱的に物事に取り組んだ経験があるか

-面接時はどのようなことを重点的に見ていますか？

成長意欲やポテンシャルを見ています。もちろん「現時点で何ができるか」も大事ですが、近年は特に変化が求められる時代。そのため、時代の流れとともに必要なスキルを身に付けられる方なのか、今後の成長にポテンシャルを感じられる方なのかを重視しています。

また、「バイタリティがあるか」もポイントです。バイタリティというと、エネルギッシュなイメージがあるかもしれません。しかし、物静かでありつつも、内に秘める情熱を持っている方も多くいらっしゃいます。一見おとなしく見えても、物事を乗り越える力や、生きる力を秘めている方は魅力的ですね。

現在、カジュアル面談と1時面接は私が担当していますが、最終面接はマネージャーも含めた3～4名で行います。最終面接では、求職者の方がマネージャーや会社の風土にマッチするかどうかを見ています。

-面談の際は、どのような質問で応募者の人柄を見極めているのでしょうか？

面接では「人生のハイライト」を必ず質問しています。なぜなら、情熱的に物事に取り組んだ経験があるかを見るためです。

自分の好きなものや趣味に関しては熱を込めて語ってくださる方が多く、深掘りすると会話が弾みます。さらに仕事と繋げた質問をで深掘りをすることで、その方が「どのような姿勢で物事に取り組むのか」を見極めています。

魅力的な方には、仕事内容や弊社について興味を持っていただき、その方が熱中できる環境を準備できればミスマッチは起きないでしょう。

-今後重要になるであろう人物像があれば教えてください。

難しいコーディングができる方よりも、システム同士を繋げるのが好きな方が今後重要になる可能性があります。

その背景には、今後API（ソフトウェアやプログラムなどをつなぐインターフェース）が重要になると考えているためです。昨今、AIをはじめとして有能なサービスが普及しています。これらを有効的に利用するためには、システムとシステムを連携し、自動化させることがポイントになるのです。

もちろん、ある程度のスキルは求められますが、何よりも「知ろうとする姿勢」を重視しています。そのため、普段どのように情報収集しているのか、ここ半年での新しい発見などをフランクに聞くようにしています。ITやマーケティングの動向に限らずアンテナが伸びている方は、知的好奇心があり面白い方が多いですね。また、数字を見てデータ分析するのが好きな方も重要になるでしょう。数字やデータ分析が好きな方は、システムを扱うのも好きな傾向が高いと考えているためです。