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【プロジェクトストーリー】950の自治体を巻き込んだ地方移住プロジェクトの軌跡を追う

こんにちは!ネクストレベルの下川です。

今回は、ネクストレベルに複数あるプロジェクトのうちの一つ「地方移住プロジェクト」についてご紹介します。

全国の自治体約1700のうち450を巻き込むことに成功しているこのプロジェクトについて、何を目的に、どのように始まって、どのようにして成功へ進んでいったのか。その裏側をお伝えします。

このプロジェクトでは入社3ヶ月の社員も中心メンバーの一人として活躍しています。ネクストレベルに興味を持っている方にとっては、入社後に自分が活躍するイメージができるストーリーになるのではないかと思います。

前提①:ネクストレベルの理念


ネクストレベルは、WEBメディア事業やSaaS事業を手掛ける会社ですが、理念の一つとして「少子化対策に貢献する」というものがあります。

WEBメディア事業では、恋活〜結婚をテーマとした3つのメディア(月間200万PV)を運営し、出会いや恋愛における悩みを解決できるような有益な情報を提供し続けています。

そんな中、さらに少子化対策に貢献するにはどうしたらいいか、日々考え続けていました。

前提②:国の少子化対策

▲内閣府「少子化社会対策大綱

国は、急速に進む少子化に対して、子育て環境の整備や働き方改革など、様々な施策を実施しています。その中で、近年強化されてきているのが、「地方創生と連携した少子化対策の推進」です。

地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げるため、政府が支援金を拡充させるなど移住政策が活発化しています。

プロジェクトの始まり〜地方自治体の移住政策PR〜

移住政策が注目されている中、改めてネクストレベルができることは何かを考え、プロジェクトが始まりました。各地方自治体が行っている移住政策のPRを買って出ようというものです。

今までも、地方自治体とは連携してきたことが多々ありました。例えば地方自治体の婚活支援については、WEBメディア「マリピタ」にて数多くを取材、掲載してきました。

今回は、多くの自治体の「移住先としての魅力」を第三者視点から伝えるために、取材と掲載を無料で行うことにしました。一方で自治体には、公開した記事のリンクを自治体のホームページに載せていただき、一緒になって広報していただくことにしました。

プロジェクトの進行〜発足から現在まで〜

プロジェクトは2022年8月にスタートしました。営業1名、制作1名と、わずか2名でのスタートです。

スピード感をもってプロジェクトは始まりました。3日で企画書を作成し、まずは東京某所でオフラインで行われていた複数自治体による移住相談イベントに訪問しました。地方から移住PR担当者が来ているので、その方々にアプローチするためです。

ご迷惑にならないよう、ちょうど相談ブースが空いているときにお声がけします。どれだけ話を聞いてもらえるか不安もありましたが、想定以上にみなさん興味を示してくださり、名刺交換をして後で改めてご挨拶のメールとご提案資料をお送りしました。

実際に取材を受けてくれることが決まった自治体は、全国に散らばっているため、取材はすべてオンラインでの実施です。また、当然ながら、受注後にやることは取材だけではありません。掲載する情報は自分たちでも徹底的にリサーチをしますし、移住専用の特集ページのデザインや実装も行います。受注から原稿確認までのフローを、約1ヶ月半で作り上げていきました。

そして、プロジェクト成功の鍵を握っていたのが、9月下旬に東京・有楽町で行われる地方自治体による移住相談大型イベントです。そのイベントは、全国約350の市区町村が参加(来場者は18,000人超)するため、移住PR担当者に一気にアプローチする一番のチャンスでした。プロジェクトの成功のためには、これを逃すわけにはいきません。

そのイベントまでには、実績として少なくとも30の自治体の移住情報はメディアに掲載させておきたいと考えました。営業、制作、エンジニア、デザイナー総力戦で、イベントに向けてプロジェクトを進めていきました。

その結果、無事30の自治体掲載の実績を引っさげてイベントに参加することができ、イベントでは70を超える自治体の方とつながることができ、受注することができました。

プロジェクト発足から8ヶ月経った今では、全国に1700強ある自治体のうち、450の自治体が私達のメディアに掲載されています。

全国の移住情報 特設ページ:https://jsbs2012.jp/date/ijyu

地方の知られざる魅力を発信できた喜び

入社から3ヶ月で、すぐに営業としてプロジェクトメンバーに関わったHさんに、苦労したことを聞いてみました。

自治体様は、近隣自治体や他の自治体がどう対応されているかを気にする方が多かったので、いかに早い段階で実績・事例を作り上げられるか、というところが勝負だと思っていました。事例の無い最初のうちは苦労しましたが、既にマリピタで婚活支援情報を掲載している自治体様からアプローチしていくことで突破口を開いていきました。

プロジェクトのやりがいについても聞いてみました。

移住に興味がある人も、最初から詳しい人なんていませんし、わからないことだらけの人が多いと思います。そういう人たちに、地方の知られざる魅力、まだネット上にも出ていないような生の情報を自分達が発見・発信できるというのは大きなやりがいだと思います。

いかがでしたでしょうか。

このようなプロジェクトに挑戦できる環境がネクストレベルにはあります。面白いなと思ってくれた方は、ぜひ一度ネクストレベルに話を聞きに来てみてください。

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