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【社員インタビュー#9】農業部 りんご生産事業 責任者|野澤さん

こんにちは!農業部でりんご生産事業の責任者をしている野澤です。
今回は社員インタビュー第9弾ということで私の入社~現在に至るまでをお話したいと思います!どうぞよろしくお願いいたします🫡

自己紹介

これまでの経歴について

栃木県出身で、大学入学を機に、青森に移住しました。
2007年に弘前大学大学院を卒業後、地元スーパー「ユニバース」に入社。輸入果物やりんごなどの地元産品の果実担当バイヤーとして約10年間従事した後、大学時代の研究テーマであった都市と農山漁村交流を推進する会社で農泊事業を推進する傍ら、3年間りんごの栽培を経験しました。
その後2020年9月より株式会社日本農業にりんご高密植栽培の生産担当としてジョインしています。

趣味

おいしいものを食べることと、キャンプにハマっています🏕️🥾
おいしいものは食べるだけではなく、作ることも多いです。
小学生の子供が2人いますが、一緒にチャレンジできるのが楽しいです!!

ニチノウを知ったキッカケ

そもそも青森や農業に興味を持ち、卒業後も青森に残ろうと思った理由は、「青森をもっともっと面白くしたい」というものでした。
というのも、高校時代に見た映画『もののけ姫』がきっかけで自然環境に興味を持つようになりました。大学で『もののけ姫』のモデルにもなった白神山地に関して勉強したく弘前大学を選び、実際に農村の活性化について学んでいました。青森で自然が溢れる環境に触れ、また様々な食にも触れる機会が多くなったことで農業に興味を持ちました。
青森は自然以外にもねぶた祭をはじめとする多くのお祭りや昔からの文化が観光資源としてだけでなく、地域の文化として根付いていて、今でも青森県内に数多く残っています。こういった文化をもっと多くの人に知ってもらいたいし、知ってもらいたい、面白くしたいと思ったことが大きな理由です。
そういった想いを悶々と持ち続けていたところ、りんご生産日本一の青森県で、高密植栽培という最先端の栽培にチャレンジしている日本農業をRED APPLEの赤石さん(※1)に紹介していただいたことがニチノウを知ったきっかけです。

赤石さんにはYouTubeへもご出演いただいております!ぜひご覧ください!
企業の農業参入のリアルに迫る!輸出商社はなぜ農業の生産を始めたのか?
【億越え農家に聞く!飛び抜ける思考法】2500万の借金からどうやって億越えに?その思考に迫る!

入社の決め手

仕事をしている日中も、終業後の飲み会でも、いつでもパワフルで、みんな若くてイケイケで、ものすごく楽しんで仕事をしている姿が印象でした。さらに青森が活性化して面白くなる取り組みをしていることに感銘を受けて入社を決意しました。
あとはみんなが思考のスピードが速く、細部まで検討を重ね、それでいて行動に移すのがとてつもなく速い!(飲み会でもそのスピード感のままでした笑)
ちなみに、最初の面接が岸田さん(※)で、目を真っ赤にギラギラした感じの二日酔いで現れたことは、たぶん一生忘れません…(笑)

※農業部 果樹新品目部門責任者

入社してみてのギャップ

青森のように地域のつながりが強く(いい意味でも悪い意味でも)閉鎖された環境の中でりんご産業をより良くできると信じて、新しいことをしようと農業界に新たな風を巻き起こそうとする会社であることは、ある程度想像はできていたのでギャップはありませんでした。農業に対しての固定概念がなく、どんな些細なことでもまず一度はとにかくやり切る!という姿勢には感動すら覚えました。

ニチノウの良いところ

私が入社した時、まだりんごの高密植園地が開園していないにもかかわらず、りんごと同じように変革をもたらせる次の品目開拓が始まっていたり…と想像以上のスピード感に圧倒されました(今でもまだ慣れないところがあります) 。
私が入社したその月に、岸田さんと長野県のりんご高密植園地の視察に行きましたが、岸田さんはそのまま次の品目を探しに西に向かい、約半年間日本列島を縦断して探し回っていたました(笑)。その結果、私が入社した翌年の2021年には、香川でのキウイ事業がスタートしました…!
果樹栽培というと、生育に何年もかかり、一般的にはすぐには意思決定をすることが難しいですが、先人の意見を聞いたり、海外文献を読み漁ったり、場合によっては海外まで視察に出向いたりと、ありとあらゆる手を尽くして、思い立ったらすぐ行動する。同時にしっかりと足元も固めるという、一定の堅実さも兼ね備えているところは、他の会社にはない強みだと感じています。

入社してから今まで取り組んできた仕事内容

私は青森県のジャパンアップル株式会社というJVで日本農業のメイン品目であるりんごの生産やりんご農家さんへの高密植栽培の推進と開園の仕事をしています。主な業務は拡大に伴う補助金申請や開園準備(園地確保、園地設計、資材手配、施工、etc…)などです。
現在約30haのりんご農地を営農しており、24年春にはさらに20ha開園予定で、合わせて約50haと、日本最大規模の果樹園となっています。ただ、大規模なだけでなく、チーム一丸となって高密植栽培の栽培体系確立のために、生理生態などの技術面の取り組みも強化しています。 また、後継者不足などによる就農人口の減少が進んでおり、りんご生産量の減少課題に対しての解決策の1つとして、日本農業では、慣行栽培の約3倍の収量があり、早期に収穫ができる高密植栽培を推進しています。私の部署ではジャパンアップルの開園を含め、高密植栽培の開園を一括で行うことができるようにパッケージ化して農家さんに提供しています。


これまでの業務の中でやりがいを感じたのは、2021年春に初めてりんごの高密植園地を開園した時です。
日本農業の生産パートナーであるRED APPLEで、高密植園地の開園実績はあったものの、0.7ha程の面積でした。しかし、2021年の開園は8ha以上とRED APPLEの10倍以上の面積で、しかも約24,000本の苗木をたった数週間で定植しきらないといけないという、一大プロジェクトでした。 一般的な農家さんが行う定植スキームのままだと、とてつもない時間もしくは人員がかかってしまうため、少しでも効率よく、確実な定植を実現させるために試行錯誤を重ねました。 実際に定植が始まってからも、毎日夜遅くまでその日の反省と翌日への改善をチームで話し合い、幸いにして、大きな事故もなく、無事に定植を完了させることができました。

今後ニチノウで実現したい・目指したいこと

青森県のりんご生産を維持・発展させるために、高密植栽培の拡大を図りたいです。 そのためにも、周りの方たちが取り組みたい!と思ってもらうために、まずは私たちが実践する高密植栽培を成功させます!!

未来のニチノウメンバーへメッセージ

とにかくチャレンジングな会社です。農業界の固定概念、既成概念に捕らわれず、農業界に変革をもたらしましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
入社した方々がみなさん口を揃えて言うのが「スピード感」。
野澤さんのインタビューからもひしひしと伝わってきますね👊‼️
高密植園地視察からその足で多品目開拓に向かうフットワークの軽さもまた、ニチノウの特徴です✨😁

それでは、次回もお楽しみにー!

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