商品企画のために海外出張へ!中国での商品開発秘話【EC事業部 社員紹介】

今回は商品の企画から取引工場との交渉、品質管理までを行うMDグループのキンさんにインタビューをしました。海外出張の様子について詳しく語ってもらいました。開発秘話や裏話が満載です。

自己紹介

キン
中国人スタッフ。入社3年目。 企業を代表して外部と交渉を進めながら、よりよい商材を企画・管理するMD(マーチャンダイジング)グループ所属。語学力を活かして中国企業と当社の橋渡し役として活躍中。

ー まずはキンさんの普段の業務や役割を教えてください。

(キン)
はい。マーチャンダイザーとして、品質管理や商品企画、取引工場との交渉をなどを行います。普段は家具ジャンルの商材をメインで担当しています。家具は組み立て品が多いので、サンプルを実際に組み立ててみて、説明書やパッケージの印刷データの作成も行います。また、新商品の入荷や不良が発生した際の検品は重要な業務です。

あとは、当社のオリジナル商材全般について言語の壁のある工場とやり取りするときは、中国語・日本語の翻訳に関する役割も担っています。

ー 当社は中国のとの取引がいちばん多いですもんね。

(キン)
そうなんですよ。新しい商材の企画が社内で上がったときには、制作可能な工場を探して交渉することも行っています。先月は照明の開発のため、中国の工場へ通訳として同行訪問しました。また最近では、当社が中国に物流倉庫を構える準備を進めているため、契約関係の翻訳を担当しています。

ー 語学の分野で活躍してくれて、会社としてとても助かっています!


ー 本日は出張のお話をお伺いしたいです。先月の中国出張はどんな目的で行きましたか?

(キン)
目的は何点かあります。品質向上のために現地工場で検品を行ったり、商品企画のサンプル確認と交渉を行ったり。展示会で市場調査や新規の取引先開拓を行う場合もあります。

今回は厦門(アモイ)近隣の工場へ、挨拶を兼ねて工場視察で訪問しました。以前の出張で広州の「中国輸出入商品交易会」という展示会で見つけた2社です。

事前にコンタクトを取っていて既に見積もりをもらっており、制作できるものが共通しているのは分かっていました。2社のどちらを選んで取引を始めるか、現地で見極めるのが目的でした。実際に現場を見て直接経営者や担当者と話してから、取引の可否について最終決定するための情報を集めます。

ー 取引決定の決め手になるのはどういう部分ですか?

(キン)
1つは「意欲」です。当社との商品開発を一緒にやりたいと思ってもらえているか、改善に対して積極的に関わってもらえるか、は大事です。「できない」というだけでなく「こうしたらどうか?」などど、作り手側から提案をもらえる工場はありがたいです。

もう1つは「管理体制」。制作する商品の品質の良さは当然ながら重要です。工場規模はどうか、日本向け商品の取り扱い実績があるか。そして、細かいことですが、工場内の整理整頓ができているか、規律正しく業務を進めているか、までチェックします。

このあたりをクリアしていましたら、後は取引条件の問題ですね。金額や支払い方法、スケジュールなどが折り合わないと進められませんから。

ー 海外出張で大変だと思う部分はどこですか?

(キン)
移動時間が長いことですね。まず、日本を出るのが大変。愛媛県から目的地までは直行便がないです。なので、安いLCCの航空便を求めて、高松空港や関西国際空港から出国します。

中国に着いてからは、次の目的地までの距離が遠いことが多いです。一旦ホテルに荷物を預けて連泊すれば問題ないのですが、思うようにゆかず。取引先までの距離の関係で、毎日ホテルを転々としながら工場を巡ります。飛行機→電車→迎えに来てくれた取引先の乗用車、と乗り継いで、丸1日移動していることもありますね。

中国の駅はなぜか昇りのエスカレータがないんですよ。(下りはあります。)なので、自分の荷物一式が詰まった重たいスーツケースを持って階段登るが重労働です。

あー、まだあります。取引工場は日本より暑い地方が多いので、屋外で立っているだけで暑さにやられます!逆に屋内はエアコンがガンガンにかかっていて、温度差にやられて体力を消耗するんですよね。

ー めっちゃ苦労話がでてくる、笑。仕事場に行き着くまでが大変ってことですね…いつもお疲れ様です。それでは気を取り直して、逆に、楽しいと思える部分は?

(キン)
そうですね。商品開発の流れをイメージできるようになったことです。ものづくりの流れを最初から最後まで見ることができる点が楽しいです。

例えば昨年から売り出している「ジョイントマット」という商品があります。原材料はEVA樹脂を使っているのですが、この制作過程がとても面白いんですよ。最初は薄っぺらいシートなのに、機械に入れて熱を加えて焼き付けると膨張します。それを型抜きし成形する様子は、まるでお煎餅やクッキーを作るときみたいなんですよ。

こうやって作られた商品が海を渡って日本のお客様の手に届くわけです。その過程に私が関わっていると思うと、とてもやりがいを感じます。

ー 自分がかかわった企画が商品化するまでの裏話はありますか?

(キン)
先ほど挙げた「ジョイントマット」は自分にとって思い入れのある商品です。もともと、市場分析を担うマーケティンググループからの提案で企画がスタートしました。

基本的には社内での決定事項があり、私は取引工場との交渉役に徹します。でも、いつも上司が「自分が作りたいものを提案してほしい。」と声掛けしてくれるので、思い切って自分の意見を伝えてみたんです。そして最終的に私の意見が採用され商品化に至りました。

ー どんな提案を行ったんですか?

(キン)
ジョイントマットのカラーについてです。当初はもう少しポップで派手なカラーで、他社でも取り扱いが多いものでした。当社が差別化を図るには、落ち着いたアースカラーでインテリアに合うものにした方がよいのではと伝えました。自分だったらどの色が欲しいかを考え、パントンカラーを使って取引工場に希望を出しました。そして現場からサンプルを持ち帰って、社内のメンバーと話し合い最終的なカラーを決定したんですよ。

今、いちばん売れ筋に育ったカラーは「ミルキーホワイト」と「スノーグレー」です。名前は販売促進WEBデザイングループのミツダさんが決めてくれました。ジョイントマット自体のもともとの発案ははマーケティンググループですし、イメージどおりに撮影してくれたのは販売促進WEBデザイングループです。EC事業部みんなの協力で1つの商品を作り上げられたのがうれしかったですね。

ー キンさんの意見とみんなの協力があって、ヒット商品を作れたんですね。貴重な体験を教えていただき、ありがとうございました。
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