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キャリアも家庭も育児も捨てたくない!欲張りなワークスタイルはどこまで実現できるか?

どうも、お久しぶりとなってしまいました!
ノースアンビシャス(略してNA)人事/広報の仲本です^^

今年も1ヶ月があっという間に過ぎてしまいましたね〜
私は北海道に移住しはじめて、ようやく6ヶ月目となりました。
年末には目標だった自動車免許も無事に取得でき、雪道運転もビクビクしながらも少しずつチャレンジしている最中です。

さて、これまでNAのwantedlyフィードをご覧いただいている方ならご存知かと思いますが、NA主要メンバーは4分の3がメンズで、女性は私のみなんですね。
(パートナーさんには女性もいます!)
「ダイバーシティ(多様性)」「働き方改革」と巷で叫ばれている昨今、女性は特にライフイベントによって仕事への関わり方が変化する方も多いのでは、、、という印象を受けます。

そこで、「仕事も家庭/育児も全部を充実させた働き方って本当にできるのかな?」と
疑問に思い始めました。
そもそもそう思ったのは、札幌に移住しすぐに妊娠が発覚したことがキッカケ。
東京での前職の美容クリニック人事時代は、女性が9割を占める企業だったので、沢山のママさんたちと関わってきました。

特に産休/育休から仕事復帰されるママさんたちは、
・復帰先店舗までの通勤面
・保育園のお迎えに間に合うのか
・子どもが熱を出したり、何かあったらどうしよう
・そもそも、ブランク期間があるから職場のスピード/変化についていけるか
といったようなことを心配していて、協力してあげたいけど何もできない歯がゆさがありました。
それを乗り越えて自分たちだけで育児もこなし、仕事も両立されているママさんたちは本当に凄いと心の底から思います。

ただ、自分の場合に置き換えると、絶対にパンクするだろうなと、、、沖縄出身の私と北海道出身である夫の場合だと、お互いの両親兄弟がそれぞれ地元で、気軽に頼れる人がいない東京では、新たな生活は厳しかっただろうな率直に思います。

世の中の当たり前?

数々の人事セミナーや記事では「女性がキャリアを継続させる=産休/育休をとって元の会社に復帰する」ことが世間一般的にうたわれていますが、北海道で、且つ創業まだ2年目と若いNAでは、(今のところ)もちろんそのような制度はありません。

というか、私は働くことが好きだから「そもそも体が問題なければ、産む直前まで働いていたい」と考えていたタイプ。
NAならリモートワークも普段からOKだし、PCさえあればどこでも仕事ができる。つまり最悪の場合、何らかの体の変化で入院しても仕事ができるのです!!
でもNAも何があるかわからないので(笑)、念のため産休/育休制度がある企業を札幌市内で探してみました。

首都圏と地方の格差

ところが、調べてみるとこんなことが分かりました。

①産休/育休制度を打ち出している一般企業は現状圧倒的に少ない(良くて、実績あり表記)

…プラス、私の場合は大卒でないこと&当時免許なし、地方にとっては転職回数多い方、新婚、32歳というハンデだらけ。
売り手市場と呼ばれる札幌市内の求人でも、人材紹介会社さんに「いや〜東京だと全然イケると思うんですが、地方だと…」とまで言われるなかなか不利な状況でした。(大卒で、1社に長くお勤めの方であれば引く手数多だと思います!)
そして、貴重な産休/育休制度がある企業の事業内容には、興味がもてない始末(笑)

②そもそも、札幌の女性は専業主婦が多い!?

■札幌市女性(有配偶)の年齢(5 歳階級)別労働力率(国勢調査)ーーーーーーーーーーーーーーーー
総数では,札幌市(38.8%)は全国(48.4%)よりも約 10 ポイ ント低くなっています。15~34 歳の各階級でも1~7ポイント低 くなっていますが, 35~74 歳ではどの階級でも 12 ポイント以上 低くなっています。
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…だから産休/育休制度実績のある企業が少ないのか?という仮説にもなるのですが、東京から札幌にUターンしてきた先輩女性経営者の方のお話だと、地元の同年代の女性は育児に専念している、たまにパートで働いている方がいるくらい。
もしかすると、「家庭や子どもを持ったら家に入る」という文化がまだ根強いのかもしれない、と考えるように。

とても私が描いていた30代の過ごし方と違う!それなら

「自分で理想のワークスタイルを確立させ、もっと若い方や同じような境遇の方に道を広げよう」

と心に決め、やはりNAを続けていくことに。

仲間の理解と変化したこと、させたこと

NAには柔軟さもあるし、メンバーが祝福してくれて且つ理解があるので、有難いことに安定期に入るまで体調を最優先させてくれました。
では、どんな風に実際にワークスタイルを変えたか、いくつか具体例を紹介します。

①時短勤務

他のメンバーは基本的に9時スタートのパターンが多いのですが、私は10時スタート、18時もしくは19時退社のパターンでお願いしました。

ちなみに、比較的つわりが軽かった私でも、動きたいのに体が動かない、、、というベッドから起き上がれないことが数日あった気がします。
そんな日は在宅にし、Slack(情報共有ツール)だけ目を通すことにしていました。
また当時は自動車学校も通っていたので、教習の合間にリモートワークしたりと、できる時にやるというスタイルをとっていました。

②役割分担の変更

NAの社内会議では、クォーターごとの目標から主要項目(採用、広報etc)に担当者を決めて進めているのですが、途中、私へのボリュームが多いのでは?ということで担当変更になったりも。

また、産後の過ごし方やNAの事業、今後は人事・広報だけではNAにとって役割不足だなと思い、前職時代から必要と感じていたwebデザインの勉強を今年から独学でスタートしました。
※興味ある方はこの本おすすめです→プロになるためのWebデザイン入門講座 実践で役立つPhotoshop&Illustrator徹底ガイド

すでに自動車免許もとっていたので、1月はwebデザインの勉強の優先順位を上げてくれたこと、そして出来るようになったらみんなが「スゴイじゃん!」とか「次この本貸して」と応援してくれたので、目標をもってチャレンジできたことも変化のひとつ。

こんなことって、なかなか他の会社では味わえない。むしろ、北海道内ではNA唯一なんじゃないかと思います。(むしろあったら、色々と情報交換したいので教えてほしいです!)

最後にメッセージ

NAはまだまだフレッシュで安定とは真逆ですが、その分自身をより成長させることもできるし、インプットしたスキル/知識やキャリアを他のメンバーにも共有できるところ。

つまり、自身の成長=ノースアンビシャスの成長なんです。

個人的な意見ですが、女性だからといってせっかくのこれまでのキャリアを、ライフイベントで閉ざしてしまうのはもったいない。
実現したい目標やワークスタイルがあり、それがNAの成長にも繋がるのであれば、その分メンバーも協力し応援してくれるということを身を持って体感しました。

まだまだ道半ばですが、産後体が回復したらすぐに仕事に戻る気でいること、オフィスにももちろん子連れ(赤ちゃん連れ?)出勤をする予定でメンバーに今から宣言し許可をもらっています(笑)

産んでみてからの育児と仕事の実際のバランス感はまた追って書いていく予定ですが、同じような志をもつ若者や女性がいれば、北海道という広大な地でその道を示せていければと思います。
(仲間も欲しいので、ぜひお気軽にご連絡ください!^^)

つづく

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