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Today is "THE DAY” 誰より宿泊業を愛するマネージャーが大切にする言葉

岩永心です。

Hotel Noum OSAKAの店舗マネージャー として働いています。

ホテルのマネージャーとして働くまでのストーリーと、働く場所としてのHotel Noumについてご紹介しようと思います。

大学卒業後まず最初のキャリアでは、化粧品メーカーに就職、営業職やマーケティング職を経験しました。小売業のバイヤー、実際に商品を使ってくれているお客様などと接する機会も多く、また、そこで得た感覚を生かして広告や商品の開発にも携わることができた貴重な日々でしたが、4年間のサラリーマン生活を経て転職を決意。Backpackers’ Japanの運営するホステルLen KYOTO KAWARAMACHIのスタッフとして働き始めました。



Lenでの仕事は、はじめはカフェとメンテナンスの業務が中心でしたが、徐々にバーのホールスタッフやレセプションの業務も覚え、気づけばホステル業にどっぷり浸からせてもらいました。

Backpackers’ Japanが運営する”ホステル&カフェバーラウンジ”という特別な空間の中では、世界中、日本中からの旅人や地元の方などとの数え切れないほどの大切な出会いがありました。その一つ一つが今でも大切な財産であり、ホテルの仕事が好きになった自分を形成した期間だったと振り返ります。



そして、Backpackers’ Japanで働く中で出会った一つの言葉。

この姿勢に強く共感して、今も自分の働く指針になっています。

Today is “THE DAY”

私たちが過ごしている宿での毎日は、来るゲストにとって待ちに待った「特別な日」。その一日を預かる身であることをいつも忘れず、来てくれるゲストを一人の人間として、一人の人間である私たちが、礼を持って迎えます。



その後、2018年にHotel Noum OSAKAの立ち上げが始まります。

代表のみやさん(宮嶌)からマネージャーとして声をかけてもらったときは、なぜ自分なのだろうという驚きが大きかったことを覚えています。しかし、宿が大好きな自分にとって、一つのホテルの責任者になることはチャンス。不安もありましたが、「Today is “THE DAY”」の精神を貫けばどこででもやっていけると心を決め、有難く引き受けました。

マネージャーに就任してからホテルのオープンまでの日々は、Noumというブランドについて文字通り四六時中考え、みやさんや他のスタッフとも繰り返し繰り返し話し合いました。これがNoumの魅力の一つだとその時に実感しました。

レセプションのデザインから、部屋に置くインテリアやカフェで使う食器の一つ一つまで、社員・アルバイトを含むNoumに関わるスタッフ全員がフラットに話し合いながら物事を決めていきます。

一人ひとりが”Noumらしさ”について何度も自問自答して、他のスタッフとも意見をぶつけて、このホテルをより良いものに創り上げようとする姿勢。

これは今もスタッフに受け継がれているNoumのDNAの一つであり、これから働くスタッフにも意識してもらいたいことでもあります。



『Hotel Noum』という新しいホテルブランド、そしてその1店舗目。

そんな環境だからこそ、「ホテルはこうあるべきだ」という固定観念にとらわれず、柔軟に挑戦できるところに大きなやりがいを感じています。

例えば、ホテルの朝食といえばホテルステイの楽しみの一つですが、Hotel Noum OSAKAではご近所の方や関西圏にお住まいの方がふらっと来てくれる定番の朝食になっています。また、気持ちよく川にひらけたルーフトップの空間を活用して、ヨガや瞑想、サウナ等のアーバンウェルネスイベントや植物の販売など、”Noumらしさ”を大切にした企画をスタッフ発信で取り組んでくれています。

▼ルーフトップ で定期的にテントサウナイベントも開催しています


一方で、最新設備が揃っているホテルではないし、一般的なホテルともサービスや接客のスタイルが異なります。ゲストに厳しいご意見を頂くことも少なくありません。

しかし、そんな中でも大切にしているのは、”Noumらしさ”です。Noumに関わるスタッフ全員が「これがHotel Noumだ」という理想が重なる部分を模索しながら問題を解決していくことはもちろんタフですが、同時に非常に楽しいです。

実際の仕事内容については、他の2人がストーリーで語ってくれていることを参考にしてもらえれば、大まかな内容が分かっていただけると思います。

Hotel Noumでは、飲食も館内メンテナンスも全て自分たちの手で行なっているので、「こんなことまでやるの?」と言われることもありますが…

はい、何でもやります!


そして、新しいスタッフが入社するときに必ず伝えている、Today is “THE DAY”の言葉

一日一日を大切にするという意志であり、Hotel Noumが醸し出すあたたかな雰囲気には欠かせないものです。

朝の挨拶、お出迎えお見送りのひと声、食事や飲み物を提供する際のアイコンタクトや気遣い、行動や言動一つひとつに相手を思いやる心を持って接するのがNoumスタッフです。



今後一緒にNoumを創り上げていくスタッフにも、Today is “THE DAY”の姿勢を大切にしながら、Noumらしさを共に追求していく仲間になってほしいと願っています。


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