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バングラデシュ5か月インターン②【バングラデシュってどんな国??】

お久しぶりです、バングラデシュでインターン中の神田です。


2回目の今回はバングラデシュがどんな国か、

人・食べ物・交通という、

私がただただ伝えたい3つのポイントから紹介しようと思います。


1、バングラデシュ人

一般的にとても陽気でフレンドリーなのがバングラデシュ人。

話を聞かず一方的に話す人もちょくちょくいるほど、おしゃべり好きです。

ローカルのレストランへ行きレストランで隣に座った知らない人に軽く返事をしただけで、

その後めっちゃ話しかけられ会話が終わらないといったことも…


また男性同士スキンシップをすることが日本と違って多く、

オフィス内でもこのように同僚がハグや握手などをしているのを毎日見ます。



子どものようなテンションでとても楽しそうに盛り上がっています。

同僚は全員私より年上ですが、時々少年のように感じます。


一方で、人によっては口論などの場ではまったく人が変わることもあるようで

特にお金の話をするときのバングラデシュ人の顔は180度違います…

一日一回は道路で誰かが怒鳴っているのを見ます。

遠慮しがちな日本人に比べたら、そういう意味ではよくも悪くもバングラデシュ人は裏表がなくあっけらからんとはしている気がします。


もう一つの私のバングラデシュ人の印象としては、家族のことをとても大切にしています。

奥さんが遠くから帰ってくるとそれを迎えに行くために会社を休む、

仕事中も頻繁に奥さんと電話をする等日本じゃありえないですが…!

経済成長の課程も含めて社会としては家族が第一かつ最優先という印象を受けます。


道を歩いているだけで多くの視線を感じるのが日常で、

毎日通勤で利用しているバス内では載っている全員から見られているような気分になります。

ファッション事情について少し話すと、シンプルな男性に比べて女性はとにかく派手!!

原色に原色を合わせるのがおしゃれで、日本人のファッション感覚とはだいぶ違います。

今どきの若い女の子たちは日本人のようにTシャツ・ジーンズという子もいますが、

女性は伝統的なサロワカミールという伝統的な服装です。

オフィス内の写真であまり分かりにくいですが、こんな感じです。



イスラム教徒が多い国なので、基本的に女性は肌を露出しません。

しかし、そこまで厳格なイスラム教の国という印象はせず、

特に若い子は髪の毛を覆っていない子が多く、

お祈りも人によっては1日5回したり全くしなかったりと様々なようです。


2、食べ物

この2か月、ありとあらゆるバングラ料理を食べたというわけではありませんが、

アジア料理が好きな私としては、思ったよりもおいしいというのが正直な感想です。

一つのお皿にタイ米のような細長いお米と数品のおかず、

そしてカレーをかけて食べるのが基本的なスタイル。


嬉しいことに、私のオフィスでは朝食と昼食が出ます。

これはオフィスのお昼ご飯の写真の一例



薄味の日本食と比べたら、こっちの味付けはスパイスのきいた濃いものばかりです。

しかし、バングラ料理のおかずはご飯が進むようにつくられているので

ついついお米をいつもおかわりしてしまいます。


イスラム教徒が多い国なので豚肉は食べませんが、羊肉を食べる習慣があります。

ご飯だけじゃなく、ナンやチャパティといったパンの種類も豊富にあります。

ナンが好きな私としては、美味しいパンのお店を見つけるとテンションがあがります!!



これはドゥサという形・大きさ共に衝撃だったパンです!!!


バングラデシュ料理は美味しい反面、油を大量に使っているので、

意識して運動をしないとバングラデシュ人のようにおなかぽっこりになってしまいます。

健康に気を使いつつ、美味しいローカルレストランをもっと開拓することが私の今後の目標であります!


3、人口と交通

ダッカは世界の中でも人口超過密都市です。

東京都と同じぐらいの面積のところに日本よりも多い人口がいる

とイメージしてもらえたらいいかなと思います。


ダッカに来てすぐは、どこに行っても人人人!!!って感じで、人の多さに疲れていました。

道路が整備されていないにも関わらず大量に人がいるので、渋滞が日常茶飯事です。


地図で見ると車で30分のところでも、渋滞で2、3時間かかるということは普通です。

特に朝と帰りの通勤ラッシュ時は30分オフィスを出るのが遅れただけで、

まったく道路が動かなくなります。


また、前回も書きましたが本当にどこに行っても常に視線を感じます。

特に職を求めて田舎からダッカにやってきた人々にとって外国人はとっても珍しいみたいですが、

今まで訪れた国の中でここまで視線を感じるのは初めてです!


人々の交通遮断としては、車(80~90%ぐらいは日本の中古車)、バス、

レグナ(乗り合い軽トラック)、リキシャ、CNG(三輪バイク)がメイン。

バングラデシュには決まったバス停などなく、

基本的にバスは人が乗車する際、少し速度を落とすぐらいで止まりません。

車がびゅんびゅん走っている道路を渡るのは毎回とてもスリルがありますが、

バスに乗るのも同じぐらいスリルがあります。


リキシャは名前の通り、日本の人力車からきたものです。

日本では現在観光地ぐらいにしかありませんが、

こっちでは道路が整備されておらず歩行には適していないため

1、2キロの移動にはリキシャを使うのが一般的です。

また、UberやPathao等の乗り物シェアリングサービスも普及しています。


まとめると

バングラデシュは、決して住みやすい国ではなく、

日本の便利な生活に慣れている私たちからしたら、

むしろ住みにくい国だと思います。


ですが、結局人間どこでもある程度どこかに住めば

自然とそこが自分の居場所になる気がします。


私は12月のクリスマスシーズンに約2日半という超短期でインドに行きました。

インドで訪れたのはニューデリーとアグラだけで、

超短期すぎたのもありなぜか落ち着かなく、

私にはバングラデシュもインドもさほど違いがないように感じました。
(長くいたらおそらく全然違うんだとは思いますが)

バングラデシュに帰ってきたときにすごくホッとしたのが自分でも意外でした。


この国は途上国といわれるように、いたるところで多くの解決すべき問題を目にすることができます

その一つ一つに目を向けたら、それは人々の生活に直結していて不便なことも多いです。

でも、結局人間どこでも住めるというのが私の意見で、

住みづらい住みやすい関わらず、

新しい環境を楽しもうとする気持ちと新しい人との出会いによって、

そこに対する愛着も沸くものだと思っています。


何が言いたかったかというと、

発展途上な状況と個性が強いバングラデシュ人との関わりをそこそこ私は楽しんでいます!


あ、バングラデシュからですが2018年、明けましておめでとうございます!

悲しいことに、バングラデシュのお正月は4月なので1月1日は国として特に特別な日でもなんでもありません…

ですが、私はアパートの屋上からいたるところで花火を見れて少し年が明けたことを実感しました。

皆さんにとっていい一年になりますように!

では今回はここらへんで~

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