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中堅社員から見た現実(後編)〜オンサイトの"社風"を表す4つのキーワードとは!?〜


(前回の続きです)

前編はこちら
https://www.wantedly.com/companies/on-sight/post_articles/461671


――オンサイトには社風を表す4つのキーワードがあります。『ジブンゴト』『TIPS maximum』『ONE for ALL』『PROGRAMANAGEMENT』…これらについて社員は実際にどう思い、どれくらい浸透しているのでしょうか?

1【ジブンゴト】

原口:オンサイトの若手社員を見ていて、あるときふと気づいたんですけど、みんなある言葉を言わないんですよ。それは「それはできません」ということ。ノーって言わないんです。

安部:クライアントにとって必要なことはやろう、という前提がみんなに共有されているからね。

原口:そうなんです。よくわからないお題がクライアントから来るときもある。上司や経営陣からも、すぐには解決できそうにないことを依頼されたりする。でも、実現した方がいいと思うので、「いや無理です」とか「僕はできないです」とはならないんです。

齋藤:それに、オンサイトでは自分で考えて決めることを大事にするように言われていますし、実際に若手社員でもそういった仕事のやり方ができています。これも『ジブンゴト』ですね。最初は無理難題に見えることでも、やっていくうちに自分の中でたしかな経験が蓄積されていく。だからオンサイトは若手社員の成長がはやいです。


2【TIPS maximum】

齋藤:これは、オンサイトが会社全体として小さな「工夫」や「気付き」を溜めていき、みんながそれを共有できるようにする仕組みのことです。インターネットビジネスの世界は毎日ものすごい速度でアップデートされていくので、一人の知見だけに依存するのは危ないです。一人ひとりの経験や個々人の頭の中に何あるものを具現化して、みんなの財産にしていこうという考え方をしています。

安部:具体的なやり方の一つが日報です。日報と言うと嫌がる人もいると思いますが、無機質な業務報告というよりは、面白いと思った記事を共有する、自分の業務の中で「これはもしかして…?」と思った仮説をみんなに共有する、実際にやってみた結果やそれに対する自分の考えを共有する、新たに実装したプログラムを共有する……といったことです。要は、みんなにとって役立つことなら何でもいい。

原口:日報書くの楽しいです。誰かが反応してくれますし。他の人が書いたのを読むのも毎日楽しみになっています。ちゃんと全員分、目を通していますよ!



安部:職種関係なくお互いの状況を知れるのもいいよね。エンジニアの人が書いた日報をコンサルが見ることもできますし、もちろんその逆も。仕事に直接関係ない人もコメントしてくれます。反応があるから継続できるというのもあるでしょうね。

齋藤:日報以外にも、例えばSlackから気になるネタをピックアップして、チーム会で共有したり、そこで議論したことをまたSlackに投稿してみんなにオープンにしたり。こういった具体的な施策も実行されていますし、そもそもこうやって情報を共有することが「当たり前」だという感覚がみんなあるのだと思います。


3【ONE for ALL】

高木:この行動指針が自然と身につくのは、1年目から自分が主体となってお客さんの前に立つからだと思います。ただ上司に同行して議事録を取るのではなく、「自分の仕事」として任されます。だからお客さんと話していても、この仕事は一体何のために?と自然と考えますし、お客さんが発する一つひとつの言葉から意図を汲み取り、最終的にどういった成果を出せばお客さんは喜んでくれるのかも自分で考えることになります。

安部:会社の売上を1年目から担っている感覚も持てるので、たとえ新入社員であっても「自分の会社のこの部分は自分が支えているし、貢献できているんだ」と思えるのは大きいですね。

原口:あとは全体最適ということですね。受注カスタマーセンター、制作、コンサルなど、一つのプロジェクトについて複数の人や機能が絡み合っているので、その中で制作のことだけを考えて仕事していたらダメで、全体にとって一番いいことをやろうという考え方になっています。それが先程の『TIPS maximum』にも関係しているのかもしれません。全体最適の仕事をしようと思ったら、他の人が何をしているのか、他のクライアントではどうやっているのかを自然と知りたくなりますから


4【PROGRAMANEGIMENT】

安部:これはオンサイトの造語だよね。PROGRAM+MANAGEMENT。うちの会社はちょっと変わっていて、コンサル会社なんですけど、エンジニアが30%くらいいるんですよ。より良い仕事の進め方をするために、自分たちでプログラムを構築できる。それがあるからコンサルテーションするだけでなく、実際の運用まで依頼してもらえる。この規模の会社で、1500サイトもの支援実績があり、年間300億円ものEC流通を担っているのは、自社内にエンジニア集団がいるからです。この「プログラムの力でビジネスをもっと良くしよう、拡大しよう」というのがPROGRAMANEGIMENTです。

高木:例えばWEB広告の運用にしても、広告の入札業務などは各プラットフォームの管理画面を見ながら調整しないといけないんですけど、この辺はもうオンサイトは完全に自社で自動化していますね。

安部:以前はトップレベルの広告運用者が、ずっと管理画面に張り付いている必要がありました。今は自動化したことによって、その人たちが次の価値を生み出していく仕事や、新たな課題を解決することに時間を使えています。他にも例えば、みんなの仕事の成果がSlack内に自動で流れるようになっています。

高木:私はエンジニア職ですが、コンサル職1〜2年目のメンバーからも「こういったことできる?」「ここはこうしようよ!」といった相談をされます。新人だろうが若手だろうが、より良い仕事のやり方を自分たちで作っていくんだ!という風土があるということです。私たちエンジニアはそれを実現し、それによってコンサル職のみなさんは新たな価値提供に時間を割くことができる。この好循環が社内で生まれているように思います。

安部:私たちコンサル職からすると、社内でエンジニアのみなさんにお願いをしたり、コミュニケーションを取ったりすることも、「人を動かして成果を出す」という意味でとてもいい経験になっています。

原口:エンジニアの人が自ら提案してくれることもありまして、例えば福岡のエンジニアが藤沢のセンターまで来てくれて、我々が現場でどうやって注文処理しているのかを見て、「ここは自動化できるよ」とアドバイスしてくれました。これによって、以前は8時間かかっていたことが、今では10分で終わっています。

中堅社員の座談会の様子から、オンサイトの企業文化を感じてもらえましたでしょうか。私たちオンサイトは今、ベンチャー企業としてまさに成長期であり、一緒に成長してくれるメンバーを募集しています。

「いい仕事をして、その中で自分自身も成長していきたい!」と思っている方にはぴったりの環境があります。また、ある意味でまだ完成しきっていない会社で、これから大きくなっていくため、会社としてとても面白い時期を一緒に経験してもらえるかと思います。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、まずは面談でお話ししましょう。

オンサイト株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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