1
/
5

ひっそり裏話(調達期間中の感情と学び)


代表平野のnoteをご紹介いたします。ひっそり裏話(調達期間中の感情と学び)

ーーーーーーTopicsーーーーーーーー
・リモートワークの3つの性質とは?
・週一ハードシングスルール~ハードシングスは台風~
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

noteで読みたい方はこちらから↓
https://note.com/onlystory_hirano/n/n0a46172c1357

このnoteは、下記資金調達について書いたメインnoteとは別に、資金調達の裏側について、カジュアルに書いたものです。


さて、改めて上記noteや調達のプレスリリースをご覧頂いた方は、もしかしたら弊社は調達もしているし、順調そうに見えているのかもれないですが

お恥ずかしながら、実際はこんな感じです。笑 ↓


一見優雅そうに見えて、もう足はバタバタだったりします。

今回こちらのnoteでは、足バタバタ状態の僕自身の感情や弱みを、できるだけ隠さずに書ければなと思います。

*結構リアルなことも書くので、マイナスの声があったら消すかもです笑

今、経営に悩んでいるかたや、資金調達を考えている方等、同じように悩んでいる人に少しでも発見あればと思い書いたので、ニッチめ内容かもです。

*調達のTipsや直接的な調達の裏話ではなく、
つれづれなるままの感情noteなので、ご容赦ください。

目次

  1. 今回の調達で何がしんどかったか?
  2. 調達による学びと感情
  3. 最後に

今回の調達で何がしんどかったか?

まず結論、今回の調達は、個人的に今までで一番大変な調達でした。笑

実際、調達開始から調達が終わるまで7か月以上かかりました。
途中一度中断の決断もしました。

具体的に、なにがちょっとしんどかったのかについて、書いていきます。

1.市況感の変化


調達に動き出したのは2021年の11月か12月ごろだったかと思います。
当初は3ヶ月ほどで完了させる見込みで、海外も攻めようといろいろと模索してました。

しかし、調達を続けていく中で、

・米国金利の変化
・ロシアウクライナ問題
・IPOマーケットのクラッシュ

等々。本当に影響を受けました。

『会社も評価しているし、平野君たちが悪いわけでは全くなく、
 本当にマーケットやこちら側の都合なので。』
『周りも今はどこも調達苦戦してるから、しょうがないよね』

という言葉を何度ももらい。
その度に『それを覆せるほどの力がなかったのか』と思ったことも、これまた事実で。

経営者は、ある程度自責でとらえる生き物だからこそ、マーケット環境という、自己起因させにくい問題との向き合い方は、非常に難しかったです。

特に、一定ラウンドがミドルレイターになってきたからこそ、より大きく影響を受けた問題でもあったかなと思います。

実際、あまりにもうまくいかず、途中で一度調達活動の中止を決断したのも、事実です。

2.調達が難しくなり集中したいが、現場も見ないといけないという軋み


前述した通り、市況感によって調達が難しくなり、より集中しなければならないですが、一方で現場の課題も放置するわけにもいかず、この2つの両立が何より難しかったです。

組織面で見ても、実際この期間にメンバーのエンゲージメントが下がったり、退職等が少し重なったり、ちょっとだけハードな時期でした。

特に、ただでさえ資金調達で限界な中で、リモートワークの環境下でのコミュニケーションはいつも以上に難しかったです。

というのも、個人的にリモートワークの3つの性質として

1,リモートで関係値を構築するのは、遠距離恋愛のように難しく
2,リモートの状態で頑張り続けるのは、
 受験期間中に塾に行かずに家で宅浪するように難しく
3,それらリモートのダメージはボディブローのように、
 間接的に、中長期的にじわじわ効いてくる

面があるなと思っていまして。


*弊社もリモートワークがベースなので、リモートを否定しているわけではなく、リモートの上記のような性質を理解しないまま、経営をしてしまったことが反省だということで。

結論、そうした環境下で、自分の力不足さをリアルに痛感し、そこが難しく、辛かったです。

*ただそんな中、大変な時に力を貸し続けてくれた仲間には、本当に感謝だなと。 ほんとメンバー「つよいい」し、誇りです。ありがとう!

調達による学びと感情

さて、そんな今回の調達で、経営者として、人として、学びを得たので共有します。

1.週一ハードシングスルール

経営をしていると色々な角度から問題がでてきます。
僕の感覚では会社の規模が増えるほどに、
1つのハードシングスが起こる確率も比例して上がっている感覚で。

というのも当たり前ですが、例えば会社の規模が10名ほどのときと、
100名ほどのときとでは、100名のほうが、1つのハードシングスが起こる確率はより増えるよなと。

そんな中で、ハードシングスはアッパーカットみたいなもので、予期しないからこそダメージを受けてしまうみたいなものがあるなと思っていまして。

そこで思いついたのが週一ハードシングスルールでして。

これは、『そもそも週に1回はハードシングスが起こる』という前提で日々生きていこうというルールです。

そうするとなにか起こったときに、

『あ、今週分はこれか』

と思えました笑
実際、今週はこれ以上起きないだろうなとプラスに捉え、
ハードシングスが起きるたびに、それを書き溜めていました。

僕のEvernote↓


このルールによってハードシングスが起きたときの期待値調整ができました。

*実際にこの期間中に、人生初レベルに、骨折をしたのですが、その時に全くダメージを受けなかったのも、『今週分はこれで済んでよかった』と思えたおかげです。笑

2.ハードシングスは台風

さて、そうしたハードシングスになった時にどうするか?

結論、

『ハードシングスは台風』

だなーと思いまして。


台風とは距離を置くか、
できないなら向き合って近づいちゃったほうが、
台風の目に入って意外と楽だったりする。

みたいな感じです。

ハードシングスが起きている状態で、中途半端に休みにいこうとか美味しいもの食べようとか、運動して気分発散しようとしても、なかなか頭から離れないわけですよ。

だったら意外ともう短期でガーッと向き合いまくって、近づくときはきついけど、台風の目までいっちゃうほうが僕の場合、楽だなと思いました。

※ただそれは自分の状態が良いときの話であって、悪い時には、もちろん休暇も重要です。
それでも変えられない問題であれば距離を置くやりかたもいいなと。

いずれにせよ、変えられない問題に中途半端に向き合って、台風のダメージを浴び続けないことが重要だと気付きました。

そして何より、これは賛否ありそうですが笑

経営者は、経営の最大の課題がうまく言っていないときは、
他のことで楽しみが得られにくい

面があると思ってて笑

例えば、調達がうまくいかない時とかに、美味しいもの食べても、気晴らしに休んでみても意外と忘れられないなと。笑

そういうときは思い切って台風から少し距離取るか、逆に台風の目まで踏み込んでしまうのがいいのかなと感じたりしました。

*個人的にもこの期間中は、本当に調達にBETしていた分、ほんと余裕もなくなっていたし、色々な誘いとかも結構断ったり、対応も一部雑になってしまった部分あったり。。

だからほかの部分色々とおざなりになっていた部分もあったなと思い、もし迷惑等かけた方々いらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした。

ステークホルダーの数が増える中で、メンバー一人一人、お客様1人1人への向き合い方とか、個人的に結構反省したりもした期間であり、それでチラCEOの未来をつくる会をやろうと思ったりもした形です。

最後に

以上簡単にではありましたが、リアルな課題と、学びを共有させていただきました。

*実際には、ほかにも色々なことがちょうどこの期間中に重なったりもし、人生でも一番レベルに濃い期間でした。

個人的に、今同じように悩んでいる経営者も多いのではないかと思っていまして。

というのも、

・今、世の中ではコロナや戦争など暗いニュースも多く、良いところよりも、悪いところが見えやすく、減点法で見やすくなったり。

・さらに、リモートワークか出社かのバランスも難しかったり。

・人の採用は困難になり、人の離職は増えやすくなっていたり。

・経営難に伴ってコストカットとかで、契約とれにくく解約進んだり。

・ミドルレイターになるほどに資金調達がうまくいかなかったり。

そんな中で、皆悩んで悩んで、でも人には言いづらくて。
そうして『経営疲れ』している人達が多いなと、経営者とつながりやすい仕事内容だからこそ、感じていて。

そんなときに、経営者同士で話したり、学びを共有したりすることは大きな意味があるなと思っていて。

その一助にこのnoteがなれば嬉しいし。

それこそ、そういった背景の中で、僕たちのやっている決裁者マッチングが営業以外の経営者の課題解決にもつながる面もあるのかなと思っています。

実際に、こないだ会った経営者さんが

『チラCEOで経営者と会って話をするなかでメンタルを保てた。
チラCEOでの経営者の出会いがなかったら、正直しんどかった

という声を聞いたりもして。嬉しかったなーと。。

そんな中だからこそ、経営者同士で力貸しあおうの思いを込めて、メインnoteで「かめはめ波ではなく元気玉」の表現をしました。




このnoteでもう一つ伝えたかったのは、こういう調達の話とかをすると、順調感が少し出るかもですが、そんなことは、ないですよということで。


これは、すごください話なんですが、

弊社メンバーに聞いたところ、
調達期間中に、一番やばいとき

・道の途中で立ち止まり、うっすら叫んでたり
・壁にやんわり頭突きしてたり
『恵比寿のatreで調達のOK結果聞いたときに、思わず"おっしゃ!"とでかい声で、atreの店内で叫んでしまったり』
JKの電話かよってくらいに、相方に相談の長電話したり


はい、、、最高に、ださかったです、僕。

なので、スマートにイケている人達もいるかもですが、僕はそんなことはないタイプです。

そしてそれは実際、過去、会社をつくってから今まで一度も、スマートに順調だったことはないですし。

そして残念なことに、未来これからも一生ないことでしょう。笑

ただ最後に、それでも、決めていることはあって。

それは、これからもカオスと共に、
つよいい(強良い)会社をつくっていくということです。

そう、それは

アヒルの足を水面下でバタバタさせながら。


週一ハードシングスの、台風の目に飛び込みながら。

最後の最後に、一言感想。

あーー、このnote公開するの、めちゃ恥ずかしかった!!笑

ただそんな僕の恥ずかしさ以上に、本noteが、どこか誰かのお役に立てたら、幸いです!

※ちなみにこういう弱さ開示noteを出すと、平野くんきついのかと思われるかもですが、開示する分、意外と抱え込みにくいタイプなので、メンタル的なのとかは大丈夫です。笑

*ただこういう開示系のnoteは、note内容大丈夫かな?と、noteメンヘラ状態なるので、記事シェア等頂けると、猛烈に救われます。。笑

株式会社オンリーストーリーでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社オンリーストーリーからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?