Wantedlyは、月間200万人が利用する国内最大のビジネスSNSです

This page is intended for users in Japan. Go to the page for users in United States.

なにをやっているのか

デスクトップ型CNCフライス「KitMill RZ400」
手動射出成形機「INARI」
私たちのオリジナル製品には大きくわけて3つの特長があります。 1.メカ工作用のツールであること 私たちの開発した代表的な工作ツールは、デスクトップ型CNCフライス「KitMillシリーズ」です。CNCフライスとは、材料を削り取りながらカタチをつくる機械で、材料を積み上げてカタチをつくる3Dプリンタとは逆の方式の機械になります。材料そのものを削っていくため、その材料の持つ特性をそのまま活かすことができます。たとえば木材なら、木目調を活かした味のある部品を作ることができますし、真鍮なら、摩耗に強くて金色に輝く美しい部品を作ることができます。近年、3Dプリンタをお持ちのお客様の工作範囲が広がっていくにつれ、KitMillの人気も高まってきています。 KitMill以外の製品ラインナップも充実しています。手動射出成形機「INARI」、卓上手動パンチプレス「GOIGOI」、卓上折り曲げ機「MAGEMAGE」などがそうです。これらを組み合わることにより、たとえばKitMillで金型を作ってINARIで成形品を量産したり、GOIGOIで板を切り抜きMAGEMAGEで折り曲げてケースを作るといったことが可能になります。以前はそのような工作が自宅でできるなんて考えられもしなかったのですが、長年にわたる工作ツールの開発により私たちはそれを実現してまいりました。 「ものづくり文化展」と検索してみて下さい。機械式腕時計から2足歩行ロボットまで、お客様が私たちの開発した工作ツールで作った作品の数々をご覧になることができます。 2.組み立てキットであること 当社では創業以来、組み立ての楽しみを味わいながら機械の仕組みを学んでいただくという教育的意図に基づき、製品を組み立てキット式にして提供しています。数十点もの部品を自分で組み立てた機械は、その後の保守や調整、改造も自分で行うことができます。たとえばKitMillは部品を作る機械ですから、自分のKitMillの改造パーツを自分のKitMillで作り、オリジナリティの高い機械へと成長させるといったこともできます。 3.個人のつくり手をターゲットにしていること 私たちORIGINALMINDは創業以来20年にわたり、一貫して個人のつくり手に向けて工作ツールや部品を提供してまいりました。お客様の中には、もちろん企業の方もたくさんいらっしゃいますが、製品やサービスを設計するときは、いつも個人のつくり手をイメージしています。 私たちは、メカ工作のハードルを下げるツールを生み出し続け、個人のつくり手の可能性を広げてまいります。つくり手が思い描く「あったらいいな」が、より簡単に具現化できるようになれば、世界は大きく変わることでしょう。

なぜやるのか

当社主催ものづくり文化展にて最優秀賞を受賞した、したーじゅ様の作品「機械式腕時計 part2」弊社のKitMill RD300で製作されています。
Maker Faire Tokyo 出展のようす。個人のつくり手たちが全国から集まり、つくったものを展示したり交流するイベント。弊社も毎年出展しています。
近年、高性能な工作ツールやソフトウェアが個人でも入手できる価格やサイズになってきたことから、個人でもモノを作って売ることができるようになってきました。この動きは「Makerムーブメント」と呼ばれ、ものづくりの世界を大きく変えようとしています。 私たちは、その工作ツールを個人のつくり手の方々に向けて開発・販売しているのですが、当社にエントリーをご検討くださる方にとっては、「Makerムーブメント」が一過性のブームなのか、それとも今後も続いていくものなのか不安になるかも知れません。なので、そのことについて述べてみたいと思います。 実はMakerムーブメントのような流れは、ずっと以前からありました。事実、その流れがなかったら、私たちORIGINALMINDは存在していません。 当社が設立されたのは1997年ですが、それより少し前は、たとえばモーター1つとっても、最低発注数量というのがあって、1万台とか3万台というように、まとまった数量でなければ注文を受け付けてもらえませんでした。製品カタログを作るにも、印刷会社に依頼するしか手段がなかったので、今とは比較にならないほど大きなコストが掛かっていました。 しかし、当社が設立された頃には、モーターに限らず様々な部品が1個単位で購入できるようになっていました。製品カタログも、高画質なプリンタが個人でも入手できるようになり、デジカメも誕生したりして、業者に頼むことなく自分で、しかもその日のうちに作ることができました。 つまり以前は「製品を作って売ること」は、大企業だけの特権だったのですが、私たちのような小さな会社(当時は個人事業者)でも、それができるようになったのです。そのおかげで当社は今こうして存在することができています。 こうした個人の可能性を広げる動きは、その後のインターネットの普及により、あらゆる分野で加速していきました。たとえばレコード会社に所属しなくてもYouTubeで自分の曲を世界に配信できたり、作家にならなくてもブログで自分の文章を公開できたり、会社に勤めなくてもクラウドソーシングで仕事を受けることができたり、というようにです。 最近で言えば、UberやAirbnbもそうではないでしょうか。それまではタクシーやホテルは「業者の営むもの」でしたが、今では個人がそうしたサービスを提供するようになっています。先日誕生したVALUというサービスもそうです。個人でも株式会社のように資金を集めることができますから、大きなことにチャレンジしやすくなっていくでしょう。 このように、振り返ってみると個人の可能性を広げる流れはずっと以前からあり、それは今もなお活発に繰り広げられています。 どうしてその流れがあるのか-。それは、人はいつも「挑戦したい」「成長したい」「前進したい」といった前向きな気持ちを持っているからではないでしょうか。 「Makerムーブメント」という言葉は、そうした大きな流れのごく一部だけを切り取って名前をつけたものですから、その範囲内だけを見れば、流行り廃りはあるかもしれません。しかし俯瞰的に見てみますと、個人の可能性を広げる流れは決して一過性のものではなく、人々にそうした前向きな気持ちがある限り、これからもずっと続いていくのではないか。そう考えています。 私たちはメカ工作の分野において、そうした前向きな気持ちに応えるべく、工作ツールの開発に取り組んでいるのですが、この分野にはまだまだ手付かずの課題が山積みです。というのは、電子工作やソフトウェアの分野では、イメージしたものを具現化するまでのハードルが以前に比べかなり下がってきました。でもメカ工作の分野では、依然として高いハードルが立ちはだかっています。たとえば、たった一つ穴をあけるにも、材料が鉄ともなると、いまだに大がかりな設備やそれを置く為の広い場所が必要で、しかも騒音や振動もあり作業には危険が伴うからです。 私たちの使命は、そのハードルを限りなく低くしていくことです。もしそれができたなら、世界を変えることができると信じています。つくり手が頭に思い描く「あったらいいな」が、より簡単に具現化できるようになるからです。 そのためには、個人が購入できる価格で、自宅に置くことができ、より簡単に工作できる優秀な工作ツールが必要です。ぜひ私たちと一緒にそのハードルを下げる画期的なツールを生み出していきましょう。

どうやっているのか

当社の食堂、オリマイカフェ。2016年10月に「食堂カフェ化計画」と称し、食堂をお店として通用するレベルのカフェに全面改装しました。
当社主催イベント「ORIGINALMIND Fair 2017」の終了後に記念撮影
みなさんは企業にとって「成功」とは何だと思いますか?おそらく多くの方が「売り上げが伸びること」であったり「規模が大きくなること」というイメージをお持ちではないかと思います。 たしかに以前は、「売り上げや規模が大きいこと = 成功」という図式が成り立ちました。現代のようにモノが豊かになかった時代では、規模が大きいことが大切なことだったからです。モノを多くの人に行き渡らせるには、低価格でなければなりません。そのためには同じものを大量につくる必要があり、それには規模が求められたのです。 しかし私たちの社会はもう十分に物質的な豊かさを手に入れました。いま人々が求めているのはモノではなく心なのです。 ですから私たちは「企業にとって成功とは何か」について、あらためて考え直す必要があると感じています。もしこれまで通り、成功に対するイメージが「売り上げや規模が大きいこと」であるならば、その経営姿勢はどうしても、「より安く、より多くの人に、より良いものを」となってしまいます。 しかしその結果つくられたものは、「多くの人に好まれるもの」と言えば聞こえは良いかも知れませんが、「その会社ならでは」を感じさせるものが何もないものになってしまいます。そうなると、他社で価格や性能がよいものが出てきたら、すぐに取って代わられてしまうことになります。それでは働く人も疲弊するだけで、その会社にいることの誇りも持つことができません。 たとえば、価格比較サイトを見てください。そこで1位の座を獲得した会社には、たくさんの注文が来ていることでしょう。でも、お客さんは「安いから」買っているのであって、「その会社だから」買っているわけではありません。つまりお客さんにとっては、注文した商品さえ届けばどの会社でも構わないのです。 人は自分の存在意義が感じられた時に幸せを感じるのだと思います。その人でなければならない理由がたくさんあればあるほど、幸せになれるのではないでしょうか。それは企業も同じです。いかに売り上げが伸びても、規模が大きくなっても、その会社でなければならない理由がなければ存在意義が薄れてしまいますし、そこで働く人も幸せを感じることができないのではないかと思うのです。 そのためには、お客様に「心」を提供しなければならないと私たちは感じています。 しかし、心を提供するということは、必然的にお客様を絞ることになります。なぜなら「心」は主観的な価値であり、万人に共通の価値ではないからです。ですから、「心」を提供するということは、必然的に規模を大きくすることができなくなります。 でも、そのことは問題ではありません。当社でなければならない理由がたくさんあることのほうが大切なのですから。 私たちの経営方針には「あなただけを愛し、あなただけに愛される会社」という項目があります。買ってくれる人ならだれでもお客さんという考え方では、当社ならではの魅力を失ってしまいます。お客様は限られてしまうけれど、心を提供し、その人たちからこよなく愛される会社をつくること。それこそが私たちにとっての「成功」なのです。

Page top icon