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MOT vol.2 石田奈帆美/元CS統括リーダー 現社長室

今回は、スターティングメンバーとしてオシロにジョインし、最前線でクリエイターと接するCSチーム統括リーダーを経て、現在は社長室で活躍する石田奈帆美(いしだなおみ)さん(以下Cmbl /キャンベル)に突撃インタビューします!
Cmblさんとオシロの出会い、CSスペシャリストとしての業務と極意、そして社長室として見る未来、Cmblさんのストーリーをどうぞ。

Meet Our Team
オシロで働くメンバーに、「どのような仕事をしているのか」「仕事のやりがい」をインタビューしていく企画です。オシロが掲げるミッション「日本を芸術文化大国にする」のために日々奮闘する現場から人事担当者がレポートをお届けします。

本気でやらないと楽しくない、本気だからかこそ見えてきたもの。

— Cmblさんこんにちは!まずは自己紹介をお願いします!

石田奈帆美(いしだなおみ)と申します。
社内ではナオミ・キャンベルさんにあやかってCmbl(キャンベル)と呼ばれてます。(笑)
出身は埼玉県、川越城で有名な川越市出身です。

大学卒業後は、一度通信系ベンチャーに就職した後、学生時代からの “国際協力分野で仕事がしたい”という思いが捨て切れず、友人から勧められたJICAボランティア事業でガーナに渡り、森林保護活動や村落開発支援に携わりました。
帰国後程なくして、次はミャンマー事業立ち上げで現地に渡り、20代はほとんど海外で働いていました。
2016年の退職とともに日本に帰国し、オシロ立ち上げのタイミングでジョインして現在に至ります。

ーすごいバイタリティですね!そんなCmblさんはなぜオシロに入社したんですか?

私がオシロにジョインしたきっかけは、自身のコミュニティメンバー体験でした。
ミャンマーでの3年間はチャレンジの連続で、 “全力でやりきった”達成感を感じつつも、帰国早々「この次に全力で打ち込むべきは何だろう?」と考えていました。
そんな時、OSIROでオンラインコミュニティ「Lifestyle Design Camp」を主宰する四角大輔さんの活動と出会ったんです。

当時の自身の境遇もあり「Lifestyle Design」というコミュニティ名に興味を唆られて入会し、コミュニティテーマでもある “あらゆる人に眠るアーティスト性を再起動する” を深く知る中で、自分をリセットする気持ちでアイスランドの大自然にも足を運んだり「Lifestyle Design Camp」を通じ、アーティスト性やクリティブに高く関心をもつようになりました。

そんなある日、四角さんを介して、当時メンバーを探していたOSIRO開発者で現オシロ代表の杉山に出会ったんです。
“コミュニティの力でクリエイターを応援し、日本を芸術文化大国にする”という大きなテーマに共感したのと、立ち上げ時のスタートアップでの経験に興味をもって参画を決めました。

そこから、日々創業者の熱い想いと活動を共にする内に、「私が本気で打ち込めるのはこれだ!」と次第に確信に変わりましたね。

—実際にオンラインコミュニティの楽しさに触れ、オシロにジョインされたんですね。
当時のオシロの雰囲気や携わった業務についてお話を聞かせて下さい!

その当時はまだ「セールス」や「CS」といったチーム構成がなく、1人が一気通貫して「営業・コミュニティ設計・運用サポート」まで全て行っていました。

ユーザー数も片手で数えられる程で、世間でも「オンラインコミュニティ」という存在が浸透していなかったので「今までにない、新しいことをやっている」というワクワク感が常にありました。
代表自ら営業して、全員でサポートを行う、 “クリエイターがコミュニティで表現したい世界観を実現するにはどうすれば良いのか”、社内全体が一丸となって毎日試行錯誤を繰り返していましたね。

ー 立ち上げメンバーしか知らない貴重なお話ですね…
オシロのCS道を切り開いてきたCmblさんにぜひCS業務を詳しく解説頂きたいです!

CS業務は「コミュニティ設計」と「サポート業務」二つの要素で構成されます。

まず「コミュニティ設計」について。
コミュニティ設計とは、クリエイターが実現したいことを深く理解し、一緒にコンセプトをつくり、そのコンセプトを実際のコミュニティ活動に落とし込んでいくことをいいます。
通常コミュニティ設計は次のように進捗していきます。

0:事前リサーチ
コミュニティ設計に携わる際、クリエイターへの理解を深めるために、執筆書籍や作品は出来る限り事前にリサーチしています。クリエイターがどんな思考を持ち、どんな表現方法を得意とするかなど、クリエイターの世界観や価値観を汲み取ります。

1:対話(ヒアリング)
リサーチで得た情報を基に、クリエイターがコミュニティで実現したいことを深堀りし、どうすればその人らしい活動を、その人らしい世界観で実現できるかを一緒に考えます。コミュニティはそのクリエイターだけの唯一無二の世界となるものです。そのためにも、一方的なヒアリングではなく、対話を重ね、クリエイターの価値観を理解することが重要です。

2:広げる(ブレスト)
クリエイターがファンとどのような交流スタイルで、どのような関係値を築きたいのか、ヒアリングしたものをベースにOSIROで実現できる形をクリエイターと一緒に考え、企画に落とし込んでいきます。このタイミングで、コミュニティコンセプトを具体化し、それを軸にグループ、コンテンツ、イベント、ブログなど活動内容を決めていきます。

3:固める(持続可能な運営が出来るか)
オンラインコミュニティにしっかりクリエイターのコンセプトが反映されているか、会費は適切か、さまざまな観点から持続可能なオンラインコミュティかどうかをクリエイターと一緒に確かめていきます。

そして、「サポート業務」です。
サポートの範囲はOSIROのシステム操作から効果的な活用方法、コミュニティ運営への知見提供から心理的サポートまで多岐に渡ります。はじめてコミュニティ運営に挑戦するクリエイターにとっては、全てが未知なため、オシロが持つ知見を最大限に活かしてクリエイターのコミュニティ運営に寄り添います。

ここで大切なのは、クリエイターが直面する不安感を察知し、その声を引き出す力です。
日々の丁寧な対応を積み重ねながら、信頼関係を育み、クリエイターが悩みや不安を打ち明けやすい関係性、距離感を築くことがとても重要です。
クリエイターと長期的に伴走する「カスタマーサクセス」は、オシロにとって非常に重要な位置づけと捉えています。
「オシロとならコミュニティが上手くいく」そう思って貰えるよう、常に全身全霊で寄り添う、それがオシロのCS “カスタマーサクセス”です。

— 分かりやすい、業務内容の説明ありがとうございます!
CS業務をしていく上で大変だったことや、やりがいに関してお話をいただけますか?

大変なことは、コミュニティの成長と成果は中長期戦のため、常に長期的視点を持ってサポートをしなければいけないところだと思います。

これは逆にやりがいとも繋がるんですが、自分の提案やサポートが実際にコミュニティ活動に反映され、メンバーが喜んでくれたり、コミュニティを育てるプロセスをクリエイターと共に乗り越えられた時は本当にやりがいを感じます。
このように、CSはどんな時もクリエイターに寄り添い続けるわけですが、日々の活動が確実に信頼に繋がり「新規プロジェクトの立ち上げミーティングに参加して欲しい」など、お声掛けを頂けた時は本当に嬉しいですね。

求められるのは課題解決だけではなく、クリエイターの実現したい世界観への共感とその具体的なアクション。

─ 提案だけではなく、一緒に伴走を行い、クリエイターと共にコミュニティを作り上げていく、とてもやりがいがある業務ですね!
今回、CS業務を得て、社長室になったcmblさんですが、今後の目標に関してお話を伺えますか?

この5年間、本当に沢山のクリエイターに出会い、彼らの想いや課題感に触れることで、OSIROのプロダクトとサービスへの理解はもちろん、クリエイターが求めているものへの理解が深まりました。
こうして得た経験を活かし、スターティングメンバーとして、オシロの今後に携わる社長室で、よりクリエイターに寄り添ったサービスづくりに関わりたいと思っています。

これからも誰よりもクリエイターの想いに寄り添えるよう、常に熱量を高め、業務にあたっていきたいです。

— 最後に、就職や転職を考えている方にメッセージをお願いします!!

求められるのはコミュニティを通じて、課題解決をするだけではなく、クリエイターの世界観への共感と共に実現したいと思う気持ちです。クリエイターと同じ目線に立ち、全力投球したい方とぜひ一緒に働きたいです!


─ 感想 ─

今回お話を聞いて、創業当初のオシロの雰囲気や、クリエイターの為に伴走をし続けるCSチームの姿勢が伺えて、とても勉強になりました。社長室に異動し、目線が変わっても見つめているものは “クリエイターのために” という根幹は変わらない姿勢を伺い、とても熱いオシロスピリットを感じました。
オシロでは今年度もより一層スピードをあげて事業成長をしていくことを目指しています。この記事を読んでクリエイターを支援したい、コミュニティプロデューサーに興味があるという方は、是非ご応募いただけると嬉しいです。「まずは、話を聞いてみたい」だけでも構いません、ご応募お待ちしております!


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Text: 諏訪下 優知 / コミュニティライター

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