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顧客の課題を共に考える喜び―元SIerが選んだコンサルタントの道

コンサルタントとして2020年にパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社(以下PCJ)にジョインした風間さん。転職のきっかけややりがい、PCJや所属部署MDTM事業部の魅力について詳しく語っていただきました。

【プロフィール】1995年生まれ。大阪出身で大学では数学科で教職員免許を取得。ジムでトレーニングすることが土曜日の朝のルーティーン。趣味はドライブや、愛犬と遊ぶこと。2020年にPCJに参画


 

新卒でSIer企業のエンジニアとして入社し、新たにコンサルタント業界へ転職!

ーー新卒でエンジニアとして入社されたきっかけを教えてください!

風間 大学で所属していた数学科では就職先が二極化していて、数学の教師かエンジニアになる先輩が多かったんです。研究室の先輩や教授からエンジニアの仕事について聞く機会があって、楽しそうだなと思ったのがきっかけですね。

 


ーー入社された日系のSIer企業のエンジニアとしてはどのような業務をされていたのですか?

風間 関わったプロジェクトは、期間の短いものも含めて3つです。

1つ目はインフラ関連のプロジェクトです。あまり長くはありませんでしたが、サーバーのリソースを増強するプロジェクトで、自社のハードウェア(ブレードサーバー)をお客様へ導入するプロジェクトに携わりました。

2つ目も自社のパッケージ製品を導入するプロジェクトで、在庫管理システムの構築案件に1年ほど入りました。終盤のフェーズからでしたが、導入支援や改善要望対応などの業務に携わっていました。

3つ目が自動車業界のプロジェクトです。一番長い期間で2年間担当しました。そこでは、業務支援用システムの構築を、要件定義から運用保守まで携わりました。

 


ーー転職を考えたきっかけはありますか?

風間 最後のシステム構築やパッケージの導入の際にも感じたんですが、SIerなのでやはりお客様が抱えている課題に対して、システム構築ありきで解決していくという仕事だなと思いました。「お客様に言われたからこうしよう」という感じで作業をしていて、それが一番良い解決策か分からないまま進めていくことが何回かあり、”お客様が本当に解決しなければならない課題はどういうものか”というところをお客様と一緒に考えるところから、検討して進めていきたいと思うようになりました。これがSIerからコンサルタントという職業に転職したいと思ったきっかけです。

 


ーーコンサルタント業界への転職!PCJへ入社した決め手はなんだったのですか?

風間 2つの軸を持って転職活動をしていました。1つが、今までSIerだったので、コンサルタントとして成長できる会社ということと、もう1つが前職の会社は年功序列の強い会社だったので、もっと挑戦できる会社、この2つの軸から探していました。PCJは、少数精鋭というか100人くらいの規模なのが良いと感じました。人数が多くなればなるほど、「挑戦できる文化」というのは難しいのかなと思っていたので 、、、面談が進んでいく中で、人事の方や今のMDTM(メドテック)の部署の先輩達と面談もさせていただいて、2つの軸に一番マッチすると思った会社だと感じましたし、縁があって内定もいただけたので、入社を決めました。

 


コンサルタントとしてのやりがいと成長!

ーー未経験からの入社ですよね!入社後の教育体制はいかがでしたか?

風間 コンサルタントは厳しい業界なので、急にプロジェクトにアサインされて結果を出してこいという感じなのかなとは思っていましたが、入社したら密に先輩社員にフォローいただきました。最初はデイリーで朝会をやらせてもらっていて、適宜アドバイスをいただきながら進められました。入社後のフォローは、手厚かったと思いますね。

基本的に同じプロジェクトの先輩が直属の上司・メンターとしてアドバイスをしてくれる体制です。こういったオンボーディングのやり方は少しずつ変わっていて、今後はプロジェクト外の先輩がメンターとして付くこともチームで検討しています。

 


ーー入社して驚いた点はありますか?

風間 PCJでは部署ごとの独立採算制に近い形での部門運営をとっているので、採用も部署毎に行っています。部署毎に「こういう人がほしい」という要望を出して、面接、採用をするのは特殊だなと思いますね。私が転職する際も、「このポジションで」という求人がかかっていました。グループに配属前提でまずは人事の方と面接した後、すぐに部署での面接という形でした。

 


ーー現在風間さんが所属しているMDTM(メドテックチーム)のご説明をお願いします!

 風間 MDTM(Medtech Management:メドテック マネジメント)の名前からお分かりになるかもしれませんが、メインのクライアントは医療機器の製造業です。案件毎に色は違いますが、メドテックが強みとしているのはプロジェクトのマネジメント力だと思います。

 


 ーー前職のご経験を活かせているような部分はありますか?

 風間 そうですね。システム開発の一連の流れを知っている状態でジョインしたので、そこは今の仕事にも入りやすかったと思いますね。 コンサルタントとして、本当に毎日頭を悩ますことが多いのですが、お客様が何に悩んでいて、どうやって解決していこうかということを一緒に相談しながら進められているので、本当にやりたかったことが今はできていると思っています。

 


 ーーチーム内で主に風間さんが特に担当されている業務と、1日の簡単な業務フローを教えてください!

風間 現在担当しているプロジェクトはPMOの案件になります。プロジェクトマネージャーやテクニカルリーダーと呼ばれるリーダー層の方の支援に入らせてもらっています。プロジェクトの進め方やプロジェクトを進める上でのルールの定義の作成などをお手伝いする仕事がメインになります。

 

 

ーーお仕事のやりがいは感じられていますか?

 風間 私たちPMOでプロジェクトルールを決めた後は、それ通りに実際にお客様各チームに動いてもらうことになります。そのルールをしっかり作ることができて、「チームとしてうまく回った、やりやすくなったよ」と言っていただいた時は頭を悩ませてしっかりしたルール設計ができてよかったと思います。

一番印象に残っているのは、お客様内の業務手順=“SOP(Standard Operating Procedures)”を要約して可視化する業務です。SOPには文書ベースで作業手順が記されているのですが、お客様もその作業内容や手順を理解していないというパターンがあって、、、作業手順が理解しやすくなるためにどうするか、色々と試行錯誤して資料にまとめていったことがありました。時間をかけお客様と一緒に進めたんですが、うまく成果物としてまとめることができて、今ちょうどお客様に実際にSOPを見ていただきながら作業を進めていただいています。ありがたいことに良い評価もいただきましたし、最近の案件の中では一番やりがいを感じられた案件ですね。

 


ーー転職の際、コンサルタントとして成長できる会社とおっしゃっていましたが、成長は実感されていますか?



風間 はい。エンジニアの時は目先の対応方法に飛びつきがちでしたが、今は課題に対して深掘りしてしっかりと考えて一番良い案を導き出すということができるようになってきたことが、特に成長できたと思っている部分です。それはコンサルティング業界というかPCJに入ってから、色々とご指導いただいてできるようになってきたことだと思います。

 


ーー風間さん自身が成長のために心がけていることはありますか?

風間 私が心がけているのは、上司からのフィードバックなど一度言われたことに対しては、まずは徹底して守ろうと思っていますね。一方で、二度は同じ指摘は受けないということは心がけています。その上で、前に言われたプラスアルファの部分を毎回1個は考えて持っていこうと意識しています。

 


ーー逆にこれはもっとこうできたなとか、悔しいご経験などもありますか?

 風間 今も技術的な知見などはお客様に及ばない部分がどうしても出てきてしまいます。そういう場面では「こういうパターンはこうだから、こうした方がいい」などお客様にアドバイスをいただく場面もあるので、そういうところは先輩社員に相談したり、もう少し自分で経験を積んだり、よりお客様をフォローできる範囲を広めていきたいと思っています。

 


 ーー今後力を入れていきたいことは?

風間 今後力を入れていきたいと思っていることは、自分の案件を持たせていただけるようになったので、部下に自分の上司だった方と同じような指導ができるようになっていきたいと思っています。実際に指導する立場になってみて、うまく伝えるにはどうしたらいいんだろうっていうのは、頭を悩ませる部分があります。自分は楽観的に頭の中でイメージとかを立てているんですけど、うまく伝えるのは難しいですね。先輩方からいただいたご指導をきっかけに自分も成長できたので、部下に対しても成長できるような指導をやっていきたいと思っています。

 


 ーー今のメドテックのチームの雰囲気、どのような人たちが在籍していますか?

風間 おおらかな人が多いですかね。

なにか声をかけても別に嫌な顔をせず、時間を取って親身に話を聞いてくれる方が多いと思います。ちょうど今日の夜にチームのみなさんとは新入社員の歓迎会をするんですが、うちの部はイベント大臣制度というのを設定していて、何人かイベントを企画する担当の人が催しごとを企画してくれます。ワンクォーターに1回は何かしようみたいな形で、ご飯に行く会であったり、遊びに行く会とかがあります。

プロジェクトによってお客様も違いますし、オンラインでの仕事も増えてきたので、全員で対面や職場で会うことがあまり多くありません。そういうイベントで初めて会うことも稀にあるんですが、そこで交流を深めて連絡が取りやすくなりますね!

 


 みんなが発言できるフラットな環境!

ーー風間さんが所属されているメドテック部署。どのような人が合うと思いますか?

 風間 結構前向きな方が多いと思います。新しいことを学んでプロジェクトとして動いていく場面が仕事としてあるので、新しいことが嫌だなとか、後ろ向きな方はなかなかフィットしづらいと思います。逆に前向きな姿勢の方は、仕事も楽しんで、新しいことをいっぱいキャッチアップして活かしていくことができると思います。これからメドテックに入っていただけるという方も、前向きな姿勢を持っている方がいいのかなと思います。

 あとは自分の意見を前に出していただけるような方がいいなと思います。良い答えに辿り着くためにはいろんな人とディスカッションをしてブラッシュアップしていく方が良いと思っています。間違っていてもいいので、いろんな意見を自分で考えてそれを発信していける方がメンバーに入ってくれれば、お客様にもっと良い品質のアウトプットができるのかなと思います。

部内では、会話する機会があれば気になったことはみんなどんどん深掘りしていく雰囲気があります。すごく発言しやすい環境・関係だと思いますね。何も意見がない会議とかだと話振っちゃうとかいう人も多いので、それでどんどん話してもいいんだっていう雰囲気になって、みんな話せるようになることが多いのかもしれません(笑)私も前職の時は、若めだからっていうのもありましたが、間違っていたらどうしようという雑念がよぎってしまって、「発言するのってハードル高いな」と思っていました。今はもう間違っていても何も思わないので、とりあえず気になったら聞いてみようかな、発言してみようかなという形になったと思いますね。

 


ーー意見が言い合える環境って素晴らしいですね!本日は貴重なお話ありがとうございました。

終わりに

最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。

PCJのサービスや働き方に興味をお持ちいただけましたら是非弊社にお問い合わせください。もちろん、オンラインでの面談にも対応しております。社員一同、お待ちしております!



 



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