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自分ならではのアイデアで結果を求めるコンサルタントを目指して

大手通信会社からの転職経験、Pacteraのグローバル経営企画部門を経験した若手マネージャーからお仕事への向き合い方や経験について語っていただきました。

【プロフィール】

新卒は大手通信会社にて官公庁向け営業、自社商材マーケティングに従事。その後、パクテラ・コンサルティング・ジャパン(以下、PCJ)に参画し、新規事業、事業戦略、業務、デジタルコンサルティング案件に複数参画。デリバリー以外にも2年ほどPactera APAC事業グループの経営企画・マーケティングを担当。現在は、DI事業部dCX(data & Customer Experience)チームのマネージャーとしてクライアント企業のデータ利活用に関する戦略立案〜実行支援をメインに担当している。


最適解を求められる仕事を目指して

ーー前職でのご経験についてお聞かせください

枡井: 前職は日系の大手通信会社に勤務し、自社サービスをクライアント(地方官公庁、第三セクター、企業)に提案する仕事を行っていました。新卒の就職活動の際には、オーストラリアで生活していた経験もあって、外資系企業の方が実力を発揮できると考えていました。

しかし、「日本の大手企業で働く経験は後で必ず役に立つ」という親からのアドバイスもあり、前職の会社に入社しました。しかし、初めから3年ほどその日本の大手企業での働き方を学んだら、自分が挑戦したいことができる環境に移ろうと考えていました。結果は1年で辞めてしまいましたが。笑


ーーコンサルタントに興味を持ったきっかけを教えてください

枡井: 前職では、サービスの提案をする際に「クライアントにとってこれが最適解なのか?」「もっと違うやり方があるのではないか?」とよく考えていました。金額が高いだけでクライアントにとって最適ではないものを売りたくないという強い気持ちがある反面、企業の中でやっていくためにはそういう気持ちをある程度諦めなければいけない、と自分に言い聞かせていた時期もありました。

そんな中、コンサルタントの知人と話す中で聞いた「コンサルティングは、クライアントのために本当に良いと思うことを考え、実行する仕事」という言葉が印象に残っていました。その時にクライアントにとって最適な提案をできる職業が率直に魅力的に感じ、コンサルタントもいいなと思うようになりました。


ーー数あるコンサルファームからどうしてPCJを選ばれたのでしょうか

枡井: 転職活動を進める際には2つの軸で変化を求めていました。1つ目は職種を変えること、2つ目はカルチャーを変えることです。

特に2つ目に関しては、新卒の際にも念頭にあった外資系企業への転職を改めて検討しました。今までと同じ職種であっても海外の企業では仕事の考え方ややり方などが大きく変わるのではないかと考えたからで、実際、同じ通信会社の職種でもイギリスの企業の面接を受けていました。

その中でPCJに決めた理由は、大手企業と比較し、より個の力で勝負しないといけない点に憧れがあったからです。加えて、カジュアル面談の際に話を聞いた事業部長の方がとても真摯に質問に答えてくださり、回答から会社の雰囲気が伺えたことも理由です。

給料の条件や環境面、待遇面などの説明でも、飾らずにありのままをお話していただいた印象があります。「今のPCJではこういうことはできないよ」など会社として提供できること/できないことをはっきりと仰っていたので、すごく正直な会社だなと感じました。他の企業だと、外国人の面接官がいたり、オフィスが綺麗だったりと綺羅びやかな点もありましたが、対照的にPCJには人らしさを強く感じたのが決め手でした。



コンサルタントは異種格闘技戦!

ーー実際にPCJに参画されてどのように感じましたか?

枡井: PCJに入社した当初はクライアントの全社ポータルサイトの再構築を半年ほど担当しました。当時にしてはまだ先端であったUI/UXといった人間中心の考えを取り入れたり、縦串、横串のコミュニケーションをどうするか?といった中々面白いケースでした。

当時は先輩方に追いつくことで精一杯でした。また、4月に入社したこともあり、同じ時期に入社した新入社員と比べても実力で負けていると感じていました。入社して半年ほどは新しい働き方や環境に慣れることができずに、「自分には向いていない」「また転職するのかな」と悩むことも多かったですが、半年ほど経過して別のプロジェクトを担当したことが転機となりました。

先輩社員の方のご指導や、クライアントから信頼していただくことができ、少しずつコンサルタントとして自信をつけることができました。当時を振り返ると辛かった最初の半年の間に、メンタル面やコンサルタントとしての素養を身につけることができたと感じ、優秀な先輩の方々に厳しく指導していただいてよかったと実感しています。

また、コンサルタントは異種格闘技に似ていると思います空手やボクシングなどの打撃だけが強くてもダメで、レスリングや柔術などの組技も強くないといけません。クライアントは我々コンサルタントにお金を払っている以上はビジネスに必要な素養を高いレベルで持ち合わせる必要があり、早い段階でこのプロフェッショナリズムを植え付けていただいた環境には感謝です。


ーーコンサルタントとは違う考え方。経営企画での経験について教えてください

枡井: 1年半程、コンサルタントとしてプロジェクトを経験した後に、自社のグローバルを含めた経営企画・マーケティングの業務に2年程携わりました。

そこでの仕事は本当に新鮮なことばかりで、今までの業務とは異なる課題に取り組むことができました。当時は、Pactera Japanのブランド力を高めるにはどうしたらよいか、日々、上司と一緒にもがきながら答えを探していました。そこでは、コンサルタントとしてのロジカルシンキングだけではなくて、アート思考に近い右脳を使った課題解決を行っていました。

またPacteraは本社が中国にあり世界中に拠点がありますが、業務を通じて色々な海外の地域に行く経験もできました。現地を訪れることで、Pacteraのグローバル企業としての大きさを実感しましたし、通常のコンサル業務では接することができないような方々とお話できる貴重な機会でした。


ーーコンサルタントに復帰されたとのことですが、現在の業務について教えてください

枡井: 現在は、マネージャーとしてコンサルティングの現場に復帰し、プロジェクトをリードしています。いろいろな経験を経て思ったことは、やはり数字や結果を出す人が強いということです。

これはどの業界でも言えることだと思います。自分で数字を作りたいという思いが強くなったことに加えて、自分自身に責任を持ちたいという思いも同じように強くなりました。チームを持ち、クライアントの課題を解決して、売上を伸ばしていきたいとコンサルタントの基本が途中までしか経験できていなかったので、そこをやってみたいという思いを強く感じました。


ーー特にやりがいを感じたプロジェクトはありますか?

枡井: さまざまな経験とたくさんの思い出がありますが、現在取り組んでいるプロジェクトは、新しいやりがいと面白さを感じています。

保険会社のデジタル部門を支援するプロジェクトで、その部門が発足して間もなかったこともあり、社員同士がお互いに本音で話せない雰囲気がありました。本音で話せる場を作るにはどうしたらいいだろうかと考えた結果、「山に籠もりませんか」と提案をしました。

クライアントとしてはもちろん前例のないことですし、突拍子もない提案にクライアントも戸惑っていましたが、これが功を奏しました。2泊3日で社員の方々がやりたい仕事を共通理解することができ、組織を良くするための方針や指標を作ることができました。実際に山籠りに参加された社員の方からも「今回やって良かったので半期に一回お願いします」と言っていただけた際は不安が手応えに変わりました。

コンサルタントは当たり前ですが、クライアントの外部から来る人間です。そのため、企業の人たちと深い信頼関係を築き、オープンに話し合うのは一筋縄ではいきません。しかし、今回の山籠りの経験を通じて、クライアントと真剣に向き合い、深い対話を交わすことができました。結果、クライアントからの信頼を得ることができましたし、真のパートナーシップを築くことができたと感じています。この経験は、自信にも大きくつながりました。


本音で話し合い、違いを生み出す

ーー枡井さんが働く上で意識されていることはありますか?

枡井: 私が働く上で意識していることの1つ目は違いを作ることです。子供の頃から他人のまねや同じことをするのが嫌だったので、みんながあまり考えていないようなユニークな回答や、面白いねと言われるような回答を出すように心がけています。

もう1つ意識していることはコミュニケーションです。なかなか人は本音で話すことができないので、どうやって本音を引き出してあげるかを意識しています。上辺だけの1on1をやるくらいなら、食事に行くなど場を変えて話し合うことなど、その人に応じコミュニケーションの取り方を変えています。

クライアントに対しても積極的にご飯に誘うので気づいたらクライアントのオフィス周辺のご飯屋さんには明るくなっています。笑


ーー今後の目標はありますか?

枡井: マネージャーとして自分で売上を出すことやメンバーを管理するなどの貴重な経験を通して、日々成長している実感があります。これらの経験は、他のコンサルティングファームで働いている同年代の人々はなかなか得られないものではないでしょうか。

幸いにして20代のうちにこのような経験が得られたので将来的には自分でビジネスを立ち上げたいとも思っています。私は人と対峙する仕事が好きなので、今後は日本だけではなく国籍や性別、年齢も関係なくさまざまな人を巻き込みながら、世の中にとって価値・利益のある仕事をしていきたいです。


ーー最後に枡井さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

枡井: 私は仕事に関わらず何かの分野で一点突破している人にすごく魅力を感じるので、そのような人と一緒に働きたいです。一芸で勝負している人は扱いづらい人、変な人とレッテルを貼られがちです。ただ、私はそのような方のほうが一緒に働いてうまくいっている実感があります。今後も、そのような人とチームを組んで長所を伸ばし合いながら、弱点を消し合いながら一緒に働きたいと思っています。

当てはまる人がいらっしゃれば直接お話しますので、ぜひカジュアル面談にご応募ください!


終わりに

最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。

PCJのサービスや働き方に興味をお持ちいただけましたら是非弊社にお問い合わせください。もちろん、オンラインの面談にも対応しております。社員一同、お待ちしております!

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