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大切なのは成長を止めないこと 〜フロントエンドエンジニア roman〜

フロントエンドチームのプロフェッショナルであるromanさんに話を伺いました!

ー まずはromanさんがパレットにジョインしようと思った理由を教えてください。

roman:事業紹介の中で「小さな幸せを積み上げていく」という話が印象に残ったのを覚えています。 私自身、「世界を変える革新的な何か」よりも、バーティカル SaaS のような、限定された業界の小さな課題を解決するようなサービスの開発が好みだということもあり、堅実にモノ作りをしている会社だと感じて、好印象でした。 その後の面接で、技術的な質問以外にも開発メンバーが率先して回答していることや、ビジネスサイドがチャレンジングな開発や技術的負債の解消にも理解を示している話を聞き、ビジネスと開発 ( プロダクト ) のバランスが取れていそうだと感じました。 それに加え、技術スタックや、抱えている課題にこれまでの経験を活かせそうだと感じて、入社を決意しました。

ー 入社してから大変だったこと、良いなと思ったことなど色々あるのではないですか?

roman:大規模プロジェクトがうまくいかなかった時は大変でしたね。 私個人としても、少しでも防げた部分はあったんじゃないかと反省しています。 これについては、KPT 形式での振り返り会をプロジェクトメンバーで実施し、そこでの Try を常日頃から意識するようにしています。

良いなと思ったことは、Unipos を利用した「39チップ制度」という福利厚生ですね。 メンバー同士で、日頃の貢献に対して、ちょっとしたボーナスを送り合うことができるシステムなんですが、これが結構嬉しいです。 「ありがとう」が可視化されるので、すごく素敵な仕組みだなと感じています。

ー「39チップ制度」いいですよね。次も頑張ろうという気持ちになります。 では、入社してからやりたいと思っていて、なかなかできていないことってありますか?

roman:Web アクセシビリティの向上です。 パレットでは「住まいに不安のない国へ」をPurposeとして掲げています。 サービスを通して、そのようなメッセージを出しているので、モノ作りをする身としては、能力や属性・様々な状況やデバイスに分け隔てなく「使いやすい」と感じるプロダクトにしたいと考えていました。 今後、啓蒙活動や問題提起などから徐々に取り組み、将来的には職種問わず Web アクセシビリティを当たり前に意識するような文化にしていきたいです。

ー なるほど。私も意識してみたいと思います。


ー ところで、romanさんの1日はどのような感じなのですか?

roman:携わっているプロジェクトのミーティングや開発、メンバーのプルリクレビューが主な業務となります。 他には、各種定例や急な依頼の対応、資料作成、採用面談などもありますが、そんな感じです。 1日の流れは、9:30に業務開始し、19:00くらいには終了することが多く、パレットには「残業を美徳」と考える文化は一切無いです。

業務の楽しさを一つピックアップすると、新規プロダクト開発に向けた技術調査や設計、実装をしているときは心が躍っています。 今までの経験で得た、「失敗や辛み」に対する反省を当初の設計に落とし込めるのは、良い点だと考えています。 そういったプロジェクトは長期となったり、場合によっては仕様変更などで後退することもあり大変ですが、大変なコトと楽しいコトは、隣り合わせなんだと思っています。

ー romanさんはフルリモートですよね?

roman:はい。2022年3月に横浜から地元の愛媛に戻り、完全リモート勤務となりました。 Slack 等を使ったテキストでのコミュニケーションがメインにはなりますが、テキストだけでは意味合いが上手く伝わらなかったり、内容によってはやり取りが長引いたりすることがあります。 そういった場合には、Google Meet を使ったビデオ会議で、表情・相槌を加えながら双方向での対話をすることで、お互いの本音を汲み取ったり、認識の齟齬が無いようにしています。

ー フロントエンドチームはどんなチームですか?また、チームにジョインいただくとしたらどんな方がマッチしますか?

roman :チームが発足してからまだ一年半程度で、人数も4人とまだまだ未成熟なチームです。 カンバンを用いたタスク管理、勉強会や技術共有会の開催などに取り組んでいます。 週3回の朝会では、困っていることの共有やタスクの進捗共有をすることで、リモートワークで陥りがちな「チームメンバーの状況が把握しづらい」問題が起きないようにしています。 そういったコミュニケーションが取れることに加えて、技術面では、基礎となる HTML, CSS, JavaScript、Web の仕組みをしっかり理解している方にジョインいただきたいです。 もちろん React ( Next.js ) や Vue.js ( NuxtJS ) の深い理解、最適な技術選定、設計などができることは大歓迎です。 パレットのエンジニアは、「ヘルプ」の声が挙がれば、すぐに複数人が解決に向けて手を差し伸べてくれる温かい人ばかりなので、そういった方がマッチすると感じます。

ー romanさんは仕事をするうえで、 どんなことを大切にしていますか?

roman:エンジニアは、コードを書くことだけを生業としてそうなんですが、ビジネスや目的を理解することを大切にしています。 もう一つは成長を止めないことです。 「チームや自分自身が成長できること」を技術選定や物事を選択する際、一つの基準にしています。 設計・開発業務の中でチームや自分自身が成長し、結果として書いたコードがビジネスに良い影響を与えるというサイクルが重要と考えています。

ー では、今後実現したいことを教えてください。

roman:開発を加速させることですね。 一部の新しいシステムは適したアーキテクチャの採用により、優れた開発者体験となっています。 しかし、メインの古くからあるシステムは、巨大な一つのリポジトリで管理されています。 コードは複雑化し、新機能開発や変更・リリースにコストがかかる状態となっています。 そういった課題を解決し、素早く・継続的な UI/UX 改善をすることでユーザー体験の向上を実現していきたいです。

ー 本日はたくさんのお話ありがとうございます。最後に、日頃パレット管理をご利用いただいているユーザーに向けてひと言お願いします。

roman:いつもご利用いただき、ありがとうございます。 職業柄、なかなかユーザー様の声を聞くことが無いのですが、CS メンバーを通して、「パレット管理を利用することで業務改善ができた」等のメッセージを拝見し、大変嬉しく、モチベーションアップに繋がっています。 これからもよりよいプロダクトとなるよう精進 ( 改善 ) して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。

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