インターン生の企画がその日に制度化!
株式会社パーツワンでは月に一度、インターンサミットというものがあります。インターンサミットとは、パーツワン独自の月に一度行われるパーツワン流の会議をさします。もともとは、働いているインターン生の勤務日が合わずに誰が働いているのかわからなかったため、月に一度インターンサミットをすることでお互いを認識しようという考えがきっかけで始まりました。
一般的な会社で会議というと、会社の上層部の方々の話し合いをイメージされると思いますが、パーツワンの会議では社長からインターン生まで所属しているメンバーの全員が集まり、たったひとつの長机を囲んでディスカッションを行います。 ディスカッションが好きなメンバーたちには楽しみな文化で、先週末に開催をされたインターンサミットは”経営課題について考える”というテーマでした。
▼議題(パート別)
・優秀な人材の確保
・パーツワンの広報、PR、ブランディング
・業務の標準化によるレベルアップ
・社内育成制度の構築
大半の企業であれば経営陣や現場責任者クラスが企画する内容ばかりです。
パーツワンでは経営方針に関わる内容もインターン生にまで包み隠さず公開をして、同じ情報粒度でディスカッションをしていくことができます。良いアイディアを持っている人間がいればそのまま企画まで任せて、できた内容を社長の長倉がGO!サインを出せば会社の制度として適用されます。 インターン生が立案した企画をその日中に制度化する可能性を持っているのがパーツワン流です。
変わっている”本来の自分”を出せるカルチャー
当日は長倉がファシリテーターとなり会社の現状や課題を含めた議題の説明から始まり、一通り終えた後に各項目別のディスカッションが行われます。 取材に伺う前までは、社長を交えた会議となるためインターン生は恐縮をして意見を言い辛い雰囲気になると予想していました。しかし、私の予想は良い意味で裏切られ、一人ひとりに発言をする機会が与えられ、じっくりと意見の検討を重ねていく会議進行でした。
逆に参加者全員が意見を求められるためあまり気を抜くことができない時間になりますが、意見を求められた際には、自分の感じていることを臆することなく表現しているインターン生の姿を見かけました。既存の運用方針でも、より良い案があれば遠慮なく提案をできるのがパーツワンのカルチャーです。
世の中にある”参加”を目的とした会議とは全くの無縁で、提言した意見が更に良い内容になるように社長・社員からのアドバイスが出てくるため、“本来の自分”を共有できる良い機会となります。
また、インターン生にとっては、他のインターン生との情報共有の時間にもなり、仲間意識や競争心が高まることで、個人・組織の成長を加速させるきっかけとなる大切な時間です。