火山を研究していた私が、ホステル運営会社の人事になったわけ。【PLAY&co 社員Ep.1】

「尾崎さん、これ壊れちゃったみたいなんですけど直せますか?」
「今こういう問題があるんですけど、なんかいい解決策ないですかね?」
「施設のいい感じの宣材写真撮ってください!」
幅広すぎる依頼が社内から届く、PLAY&coの何でも屋さん。

変人、建築家、ロボット、少年、、、
人一人への、それも人事担当者への印象とは全く思えない表現をされる、PLAY&co人事担当の尾崎に、
ホステルに興味を持つまでの人生やPLAY&coでの業務、これからのことについて聞きました。

経歴

長崎県出身。大学~大学院にて地球科学を専攻、火山を専門に学ぶ。
博士課程進学を予定していたが一転、民間のガイド会社で、フィールドワークなどに従事。
渡米や留学などを機に、大学時代から興味のあったホステル業界に転職。
複数施設の支配人を経験し、現在はPLAY&coの人事・採用を軸にもっぱら何でも屋として奮闘中。

入社までの経緯と今の業務内容を教えてください。

ホステルやゲストハウスが好きで、運営者としての場所を持ちたかったこと。
アメリカから帰国し、語学を生かせる環境を求めていたこと。
スタートアップ企業で、自分も会社も駆け上がっていく機会を得られること
など条件に合う企業を探していて、タイミングなど縁があって入社を決意しました。
今は主にPLAY&coの人事と採用、広報、新規施設の開業サポートなどを中心に、何でもやっています。

ゲストハウスに興味を持ったきっかけは?

大学~大学院までの数年間、火山周辺のフィールドを専門とした地質学の世界にいました。
ゼミの教授との合同調査の際、予算を抑えつつも快適に滞在するための宿としてゲストハウスの存在を教わりました。宿のオーナーや施設に出入りするゲストとの交流の中で、いつしか研究そのものよりもそのゲストハウスに泊まることの方が楽しみになっていったことを覚えています。

社内でも”自然界の人”として知られていますよね。笑 でも実は登山は嫌いだと聞いたのですが。

今でも単独での登山は好きではないです。火山だけは今でもワクワクしますが、それは探究心から来るもので登山が好きとかそういうことでは全くないです。
本当は気象予報士になりたかったのですが、偶然同じ学科内に、地元である長崎の雲仙普賢岳の噴火調査をされていた方(のちの指導教授)がいて、これも何かの縁かなと思って志望を変更しました。思えば、その当時から何をやるかより誰とやるか、を重視していた気がします。

担当教授との一枚。リュックの中には、分析に用いるために採取した石が20~30kg詰め込まれている。

最初からゲストハウスの仕事をしなかったのは何故ですか?

大学で取り組んできたことをアウトプットしてみたかったからです。私が研究を始めた2011年はちょうど東日本大震災の年で、地震の影響からか火山活動も活発化していました。ジオパークによる地域おこしの取り組みも増えてきた頃で、基礎研究が社会一般にはどの様に見えているのか知りたいという好奇心もありました。
PLAY&coで何でも屋と呼ばれるのは、所属していたガイドチームの先輩方が何でもこなしてしまう人で、見様見真似で色々やらせてもらったことが発端ですね。

当時の経験が生かされていることもあるのでしょうか。

ガイドチームで、ゲストへの伝え方、見せ方、過ごし方などを細部に至るまで指摘されながら学んできたことは、多面的にものごとを考える癖をつけてもらった、大切な糧となっています。
伝わらなければ案内を追加するという考えは、案内するスタッフの手間はもちろん、ゲスト自身の理解度や快適さを下げることに繋がります。より居心地の良い空間に仕上げられるよう、伝え方と見せ方にはこだわっています。
逆に、私自身がホステルに泊まるときにも色々と考えながら滞在してしまい、純粋に楽しめなくなってしまったので、自分がゲストの時はあまり考えずに楽しむようにしています。

運営をする中で、人事として大切にしていることは?

ホステルは人が”密”に集う環境の典型で、ゲストとスタッフやスタッフ同士の関係が施設の個性に直結していきます。
面談時には、
・そのスタッフの魅力をより生かせる店舗はどこか
・スタッフ同士の化学反応を引き起こし、より高いパフォーマンスを引き出せるか
・苦手なことを互いに補完し、万全のチームを作り上げられるか
の三点は特に意識してお話させていただいています。
採用されたスタッフが活躍しているところを見るのは、人事・採用を担当していてよかったなと思える瞬間です。人と人、人と店舗を繋いで、新しい変化が生まれていくのを見るのが好きなんだと思います。

他の社員から色々な呼ばれ方をしていることについて、思うことはありますか?

他の社員が思う、尾崎に対する印象⇩

究極のしっかりものであり、究極の変人。
多分中身ロボット。めっちゃ仕事早いし、疲れてないし、寝てるところ想像できない。
一言でいうと「建築家」。何かを形にするときや、会社で新しいことを始める時は
大抵、尾崎さんから。
俗世離れしている、よろず屋アイデアマン。基本なんでもできるかつ早い、
そしてアイデアの泉が多分脳みそにある。俗なことには興味がなく、違う境地に達しているイメージ。
違う次元に住んでる人。たまに少年。無人島に閉じ込められてもサクッと脱出しそう。

仕事が早いというのは、形がある程度見えてきて完成に近づいた段階で周囲に話すからだと思います。
逆に着想に至るまでの準備にはものすごく時間がかかるタイプです。
読書、旅、ファッション、その他色々なところから着想のきっかけとなるアイデアをもらいますが、それらが溢れてしまうことはすごく苦手ですぐ取捨選択してしまいます。他の誰かの手によって形になっていくことも多いので、取捨選択する際には必ずアウトプットするようにしています。
俗世間離れしていることについては、店舗のアルバイトスタッフからも何度も言われました。仕事でそういった部分やプライベートを出さないようにしているので、そう思われることが多いようです。笑

いつも持ち歩くリュック(6L)の中身。シンプル イズ ベスト。
良いものを、愛着を持って長く使うことも心がけている。

今後のモチベーションについて教えてください。

二つあります。
一つは、着想したプロジェクトを形にして世に出していくこと。
もう一つはこれまでに展開したことのないエリアへの出店。

まず一つ目について。
実店舗で開催してきたワークショップをweb開催に移行し、施設とそこで働いてみたい方とを繋ぐ機会を提供していきたいと考えています。弊社施設のみならず、都内、国内各地へと取り組みを拡大させていくことができれば、行動自粛が解かれた時に、人々の動き出しのきっかけにもなるのではないかという期待もあります。
着想し、提案し、やってみよう、となるまでのスピードが非常に早いのは、弊社の好きなところの一つです。当然リスクや予算なども考えた上で提案するわけですが、あとは任せた、と言われることも多々あります。自分自身のスキル開発にも繋がっていくのでやりがいも大きいです。

二つ目の未進出エリアへの出店はいずれ個人としても挑戦してみたいことです。
ここ数年来、ストーリー性のある物、普遍的、伝統的な技術を用いられたものを集めることにハマっていて、旅先でもそういうお店を巡ってはインスピレーションを受けています。そうやって現地のデザイナーやお店の方と交流できた経験は、またその土地に行きたくなるきっかけとなっています。
だからこそ、自分自身が宿という形で場を展開していく際にも、地元の方々と気軽に話せたり、その土地の技術や伝統が垣間見れたりするような空間を手掛けたいと思うのかもしれません。
宿はあくまでも人を呼び込むきっかけとして、その地域全体が明るくなっていくような仕組み作りに携わっていきたいと考えています。

初回から弊社のPLAYFULなカラーが伝わる社員インタビューとなりました。火山の研究とホステル運営会社の人事。一見かけ離れている事柄ですが、これまでのストーリーを辿っていった先には深い関係性が存在しました。PLAY&coには、興味深い経歴やストーリーを持つ社員が他にもたくさん。次回エピソードにもご期待ください!

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