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「共創」こそが会社の発展に繋がる。創業者が語るPtmindが成長するまでの道のりとこれから

こんにちは!株式会社Ptmind採用担当です。

本日は、Ptmindの共同創業者の1人である安藤さんにインタビューをしてまいりました。

  • Ptmind共同創業に至った経緯
  • Ptmindが成長する過程で印象に残っていること
  • Ptmindの魅力と今後の目標

についてお話しして参りますので、「新たな事業に挑戦してみたい方」や「グローバル規模で世の中を変えたい方」はぜひ最後までご覧ください。

Ptmind  安藤さんプロフィール

立教大学理学部物理学科で量子力学を専攻。2009年に知識Q&Aプラットフォームサイトを運営する株式会社オウケイウェイヴに入社し、企業向けナレッジ共有システムの販売と運営支援業務を担当。2010年に現CEOを含む4名で株式会社Ptmindを共同創業。現在は、日本市場における営業統括、及び戦略策定等を担っている。

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ー大学で物理学を専攻されていた安藤さんですが、卒業後はどのような軸で就職活動をされたのでしょうか?

大学では、量子力学をコンピューターグラフィックスで可視化する教材の開発に携わっていました。在学中は研究者を目指していたのですが、諸事情から研究職の道を諦めざるを得なくなって。

当時読んでいた『ウェブ進化論』に影響を受け、変化が激しく最先端の技術が学べる「IT分野」で就職活動を始めました。就職先として選んだのは、知識Q&Aプラットフォームサイトを運営する、株式会社オウケイウェイヴ。大学時代に塾講師をした経験から、同社で「データの力を使って教育を良くしたい」と考えたんです。

プラットフォームサイト『OKWAVE』には、さまざまな知識のデータが蓄積されています。それらのデータを活用して、世の中の人の疑問を解決できるプロダクト、今でいうとChatGPTに近いものを研究したいと考えていました。

ーその後、なぜPtmindを共同創業することになったのでしょうか?

もともと独立志向が強くて、33歳までに起業したいと考えていました。とはいえ、入社後1年半で会社を退職を選んだのは、Ptmindの現CEOであるRobin Zheng(以下Robin)の存在が大きいと思います。彼とは、オウケイウェイヴでの社内プロジェクトで、Webサイトの作り手を探していた際に出会いました。

起業家を多数輩出する福建省に生まれ、実家も商売を営んでいたRobin は、高校時代から「データの力で持続的な事業を可能にしたい」という夢を持っていました。私も同様に、「データの力で知識や経験をナレッジ化し、教育分野に役立てたい」という思いがあって。私達はすぐに意気投合し、同僚2名と共にPtmindを立ち上げたんです。

データ解析ビジネスは、Googleアナリティクスが殆どのシェアを占めていたこともあり、「絶対成功しない」と周囲から反対されていました。ですが、私自身は不安な気持ちは全く無くて。失敗するなら早くしたほうが、人生にプラスになると考えていましたね。

当時は、日中で相互理解を深めながらビジネスを始めることが、大きなモチベーションになっていました。加えて、志を同じくする仲間達とデータ活用サービスを世に出すことに、とにかくワクワクしていたんですよね。

ーPtmindが成長する過程で大変だったことや、印象に残っていることがあれば教えてください。

Ptengine開発からローンチするまでは紆余曲折あり、その都度発見がありましたね。

例えば、創業当初はブラウザをカスタマイズしてPtengineの開発を試みていましたが、開発が難航し、数ヶ月経っても完成しなかったこともありました。

結果的に、予定していた展示会に間に合わなくなってしまって。

その代わりに顧客の依頼により数週間で作った「スマートフォンのヒートマップ」を代わりに紹介したところ、予想以上の反響があったんです。今振り返ると、当時スマート版のヒートマップは希少性が高く、ニーズがあったんだと思います。

この経験から、吟味しながら数年かけて開発したものよりも、直感的に短い期間で開発したものの方が、スケールする場合があることを学びましたね。

ーそういった経験を繰り返しながら、徐々にPtmindとしての強みを確立したのですね。Ptengineが採用する「フリーミアムモデル」も、サービスの認知拡大に大きく寄与したのではないでしょうか?

そうですね。基本的なサービスや製品を無料で提供し、満足度が高い人達に有料版を使っていただく「フリーミアム」は、10年前のBtoB向けビジネスではまだ珍しく、Ptengineのユーザー数が大幅に拡大した要因の1つと考えています。

当時は、SNS上でブロガーを1人1人探しては、無料でツールを提供していました。Ptengineのファンの方が、実際の使用感を記事化してくださったことでトラフィックが上がり、ネット上で徐々に認知されるようになったんですよね。

「自分達が本当に使いやすいプロダクトを開発する」という思いから選んだビジネスモデルでしたが、結果的にユーザーの使いやすさに繋がり、それが現在のPtmindのポジショニング価値になっています。

まさに、Ptengineは日中のメンバーとお客様との共創で成長している企業だと感じますね。

ー創業者の安藤さんは、Ptmindで働くことの魅力を何だと考えていますか?

Ptmindで働く魅力は、大きく3つあると考えています。

1つ目は、相互理解を前提としながら、グローバル視点でビジネスを展開できる点です。

経済の基本は「お互いを深く知ること」です。

私は、Webデータは全世界ほぼ同じ「共通言語」だと捉えています。国が違えば商売の形態が異なるため、サービスを採用してもらうまでのアプローチ方法などは違ってきますが、データ分析が必要とされる本質的な考え方は変わりません。

私達が大切にしている「Think glabal Act local」の精神でPtengineを訴求すれば、グローバル規模で「世の中を豊かにする」ことも大いに目指せます。

2つ目は、世の中に幅広く価値を還元するプロダクトを扱っているという点です。

Ptengineが対象とするユーザーは、エンタープライズに留まりません。『誰でも楽しく直感的に』利用できるプロダクトを作ることで、企業だけでなく個人レベルの生活を大きく変容させる可能性を秘めていると感じています。

最後は、フレキシブルかつ裁量権を持って仕事ができる点です。

クライアントファーストを掲げる当社は、顧客との距離が非常に近く、どの職種においても顧客とのやりとりが発生します。顧客から生の声を受け取り、製品の開発に活かすことも多々あるため、現場にいながら幅広くビジネススキルを習得したいという方には魅力的な職場です。

ー最後に、今後の目標を教えてください。

私個人としては、Ptmind入社時から掲げている「データの力で人々の成長に寄与する」という軸からは大きくブレていません。将来的には、事業規模を拡大したい方、もしくは今後起業を目指している方に向けて、Ptengineを通じた支援の輪を広げていきたいと思っています。

具体的には、中高校生など若い人達でも参画できるような「インキュベーター」的な仕組みを社内で作っていきたいですね。

企業としての目標は、まずは「日本で最も使われるマーケティングのプラットフォーム」になることです。使用率においてGoogleと肩を並べるには、成長速度を今よりも10倍にしなければなりません。

そのためには、幅広い層に使用していただくことも大切ですが、特定の業界で絶対的にPtengineが使用される状態をつくることが重要です。

例えば、美容系や化粧品の業界など、各ジャンルにおけるシェアをしっかり獲得していきたいと考えています。

そして、グローバル市場への成長戦略も欠かせません。今や、世界のGDPの半分以上はアジアが占めています。つまり、アジアマーケットを掌握できれば世界規模での販路拡大にも繋がるのです。そのためにも、アジア経済の中核を担う中国と日本でのシェア獲得は、長期的にみても非常に重要になると考えています。

ーPtmind 安藤さん、ありがとうございました!


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