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【社員インタビュー Vol.1】楽天Edyのプロデューサー(プロダクトマネージャー)に話を聞いてみた!

皆さま、電子マネーは普段お使いになりますか?

今では当社の楽天Edy、Suica、PASMO、nanaco、WAONなど様々な電子マネーが存在しますが、実は日本の電子マネーの中でも楽天Edyは長~い歴史をもっているのです!

今日はそんな楽天Edyのサービス開発を手掛けるプロデューサー Azuさんにお話をお伺いしました!


Azuさん、今日はよろしくお願いします!まずはAzuさんについて教えてください。

現在、楽天の決済サービスを提供するフィンテックグループカンパニーにて楽天Edyのプロデューサーをしながら、アシスタントマネージャーとしてメンバーのマネジメントも行っています。組織変更は何度かありましたが、2012年に入社して以来、プロデューサーとして楽天Edyに関わっております!
楽天に入社する前は、ERPシステム(基幹系業務システム)の導入コンサルティングに従事していましたが、愛着を持ってプロジェクトに参加していても、導入が終了するとプロジェクトチームは解散してしまうので、少し寂しい気持ちがありました。これからは事業会社でひとつの自社サービスを長く見ていきたいな、と思っていたところ、ちょうど2012年に「Edy」からサービス名を変更した楽天Edyに出会いました。サービスの門出のタイミングで何か面白いことができるのでは?という思いで入社を決めました。


楽天Edyの成長を長らく見守ってこられたのですね!ところで、”プロデューサー”って日々どんなお仕事をされているのでしょうか…?

簡単に言うと、楽天Edyをより使いやすいサービスにするために、機能の改善や新機能の拡充などを企画しています。立ち位置的には、事業部と開発の間ですね。事業部から「こんなことしたい!」という要望を受け、どうしたら実現できるのか、どのような機能を実装する必要があるのか、ディスカッションを重ねます。要件定義や開発は開発メンバーが行っているので、その前段階の現状の課題を整理・調整し、システム化のための要件事項を洗い出し、機能検討を行うというところまでを担当しています。


両者の要望や状況を調整しつつプロジェクトを進めるのは大変ではないですか…?((((;´・ω・`)))

マーケットの動きが速いので、時には驚くほど短納期で動くこともありますが、日頃から密にコミュニケーションは取っていますし、事業部と開発とで一致団結して乗り越えています。
また、リクエストを受けるだけではなく、私たちプロデューサー側から新しい機能を提案することもあるんですよ!実際にそれがサービス化された事例もたくさんありますし、今後もそういった動きをより強めていきたいと思っています。単に要望をそのまま受けるのではなく、サービスの将来像を考えながら現状の課題を整理・調整し、自分から新しい提案をするぞ!という気持ちが大事ですね。


なるほど!Azuさんが手掛けた企画は何かありますか?

代表的なものは、楽天Edyマイページです!楽天会員IDとEdy番号を紐づけることで、残高や支払い履歴が確認できたり、楽天ポイントからのポイントチャージ※履歴が確認できたりするサービスです!将来的にはクレジットカード会社が提供しているような会員ページになるよう機能を拡充していきたいとも思っています。

※ポイントチャージ=楽天グループのサービスを利用して貯まった楽天スーパーポイントを楽天Edyにチャージして、電子マネーとしてご利用いただけるサービスです。



自分が提案したものを実際にサービス化してお客様に提供するという経験は、なかなかできるものではないので、とてもやりがいを感じています。特に、実際に使ってくださっている方を目にしたときの感動は言葉にしがたいものがありますよ。

私もつい街中で楽天Edyや楽天ポイントカードを使っている人がいないかチェックしてしまいますが、発見すると嬉しいです笑。自分が作ったものが形になる、これはこのポジションならではの魅力ですね!

前職ではERPシステム(基幹系業務システム)の導入に携わっていたとのことですが、BtoB向けのシステムと、BtoC向けの楽天Edyとでは結構違いがあるのでしょうか。前職の経験はどのように生きていますか?

前職で開発におけるフェーズを一通り経験できていたことが結構大きいですね。今は直接開発には関わっていませんが、各フェーズの流れやポイントを把握していることで、開発メンバーとのコミュニケーションもスムーズになりますし、プロジェクトもスムーズに進行できていると感じています。また、コミュニケーションという点では、相手がお客様なのか社内の事業部なのかという違いがあるだけで、基本的なプロジェクトの進め方に大きな違いはないですね。
前職では、プロジェクトの参画時期により担当フェーズが変わってしまっていたので、「自分の専門領域を持ちたい」という思いがなかなかかなわず、もどかしさを感じていました。楽天に入社してからのこの6年は、より上流の工程にフォーカスして関わっているので、自分の得意分野を伸ばせていると感じています!


サービスの性格は違っても基本的な開発のプロセスは似ているのですね!ちなみに6年たってもなお面白い!とAzuさんに思わせるものって何なのでしょうか?

一言で言うと、"インターネットの世界だけですべて終わらない” というところでしょうか。楽天のサービスはインターネットが基軸のものがほとんどですが、楽天Edyにはインターネットとリアルの両面があります。中にはインターネットにあまり馴染みのないユーザーもいらっしゃるため、そういった方々には楽天Edyの仕組みを理解していただくのが難しいこともありますが、利用シーンもユーザーも幅広く、大変ながら面白いなと思っています。
また、電子マネーは最近出てきたスマホ決済などと比べると、ある程度歴史があるサービスですが、その中でここからどう進化させていくか、というところに関われるのも面白いなと感じています。


楽天にいるとインターネットが当たり前に感じてしまいますが、世の中全体でみると実はまだまだ…なんですよね。

まさに、インターネットにあまり馴染みのない方々にも楽天Edyや楽天のサービスを利用していただけるようにすることが今後の課題のひとつです。最近は地方のスーパー様に楽天Edyを導入していただくケースが増えていますが、お客様の年齢層が高く、普段メールもインターネットも使わない!という方々も少なくないので、どうしたら気軽に使っていただけるようになるのか、試行錯誤しています。
また一方で、楽天は70を超えるサービスを展開していますので、他サービスとより密接に連携し、楽天にしかできない新しいサービスを作り出していきたいとも思っています。今までのやり方を続けていくというより、これからの時代の「決済」のスタンダードになるようなものを作っていきたいです。チャージの方法ももっと便利にできないか…と考えていますよ。



現在(※2018年6月時点)、楽天Edyに限らず、「楽天ポイントカードや「楽天ペイなどFinTechサービスではプロデューサーを大募集中ですが、応募を考えられている方、また選考を受ける方にメッセージをいただけますか?

楽天は、何かを作ろう!と決まったときに、一斉に皆が集まりすぐに動き出す組織です。開発も基本的に自社で行っているので、スピードもすごく速いですし、限られた時間の中でどうしたら実現できるだろうと、皆が自然に考えています。
決済、FinTechの領域は特に速いスピードで進化しているので、次世代のサービスを作り出したい!関わりたい!という方にはぴったりのポジションです。類似のサービスに携わった経験がなくても、開発者やSE、ITコンサルタントなどで、システム開発に一部でも関わっていた方であれば、活躍できる仕事だと思っています。まずは中小規模の案件からスタートし、1年程度で自ら提案を行えるようになっていただきたいですし、そのための環境は整っていると思います。
人と話すことが好き、色々な立場の人とコミュニケーションを取ることが好き、自分の意見をしっかりと持ちながらも柔軟に考えることができる、そんな人と一緒に働きたいです!

Azuさん、お忙しい中ありがとうございました!

本インタビューをご覧になり、楽天Edy、また楽天のFinTechサービスのプロデューサー(プロダクトマネージャー)職にご興味を持たれた方は、是非下記ページよりお気軽にご応募ください!まずはカジュアルに話を聞いてみたい、楽天のオフィスに遊びに行ってみたい、くらいのお気持ちでも大歓迎です★

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